12  シュヴァーツ銀鉱

シュヴァーツ銀鉱
 この日、どこに行くかかなり迷い、結局、シュヴァーツの銀鉱跡に行くことにした。

 朝食後、イェンバッハ行きのローカル電車に乗車。
 
 30分弱でシュヴァーツ着。駅舎は古い駅舎を改装して使っているが、ホームなどは最新のものだ。
 
 駅前のバス停から1系統のバスに15分ほど乗車。

 1 .4€でキャッシュオンリーだった。
 
 バス停から銀鉱のチケット売場まで1分。

 11時40分出発の見学ツアーに入れた。
 
 ガイドに引率されるツアー形式の見学。ドイツ語のみだが、ガイドアプリで日本語の説明も聞けた。

 ここから銀鉱に入る。
 ヘルメットとレインコートを着用しての見学。

 最初に10分ほどトロッコに乗って、坑道の奥に向かう。
 
 トロッコは、つい先日、ハルシュタット岩塩坑で乗ったのと同じ形の、またいで座るタイプのもの。
 数ヶ所で説明があり、その都度、アプリで日本語の説明を聞いた。

 15、16世紀には、ここがヨーロッパ最大の銀鉱として栄えたのだという。しかし、17世紀になり、新大陸からの銀が流入して衰退したという。
 一番びっくりしたのは、坑道の中に巨大な水車が作られていたこと。

 流れ出る地下水を排水するためのものだという。
 坑道の壁には、銀で光る部分もあった。
 最後はトロッコで外に出る。再び10分ほど乗車。

 1時間40分ほどの見学ツアーだった。
 
 駅に戻るバスを、街の中心部で下車。小さな市街地を歩いた。突き当りが教区教会。
 
 教会は閉まっていたが、庭には入ることでできた。きれいな庭で一休み。
 
 イン川とその向こうのチロルの山々。
 
 ローカル電車でインスブルックに戻る。
カイザーシュマーレン
 昼食夕食兼用の食事をして宿に戻ろうと歩行者天国へ。

 塔はアンナの塔。
 
 レストランを探していたが、今回の旅で一度は食べようと思っていたカイザーシュマーレンを出しているカフェがあったので、「マンナ」というカフェに入店。
 店内。
 
 ホットケーキを細かく刻んだようなもの。

 量が多く、これで、昼食夕食兼用の食事になった。最後のほうは、飽きてきて、食べきるのに苦労した。
 カイザーシュマーレンには甘みはついていなく、リンゴとブルーベリーのジャムをつけていただく。
 カプチーノ。

 飲物はこれだけじゃ足りず、さらにダブルエスプレッソも飲んだ。

 カイザーシュマーレン19.9、飲物2つ10、計29.9€(約4800円)。
 

 

 

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