15  再びミュンヘン

ミュンヘンへ
 雪のため、ドイツ最南部のバス移動をあきらめ、旅程変更し。再びミュンヘンへ。

 朝食後、チェックアウトし、小雨の中、インスブルック駅へ。
 
 8時40分発の列車でミュンヘンに向かう。ドイツ鉄道のICEが乗り入れていて、なんとベルリンHbf行き。
 
 1等車の車内。
 
 自席。1人席を確保しておいた。座り心地は日本の新幹線のグリーン車におよばないけど、1人席というのはいいので。
 
 案内を見ていると、ベルリンHbf着はなんと18時40分だという。フランクフルトなどかなり遠回りをしてベルリンに向かう列車だ。通しで乗車する人はいないだろう。
 食堂車へ行ってみた。売店で買うのだが、専用のテーブルが設けられている。
 
 食堂車のテーブル。
 
 朝食をとったあとなので、朝ビールとつまみだけ。
 10時17分、ミュンヘンHbf着。くし形ホームのため、先頭までかなり歩いてから駅を出る。

 乗車してきた列車、29分も停車してからフランクフルト経由でベルリンに向かう。
動物園
 いったん宿に向かい、荷物を預けてからHbfに戻る。

 13日前にミュンヘンにやってきて、3日間滞在したが、着いた日に宿で寝てしまい、その余波で動物園に行けなかった。

 今回はまず動物園に向かう。1日券を買い、HbfからマリエンプラッツまでSバーンで移動。新市庁舎などがある広場の地下だ。
 Uバーンに乗り換え、動物園最寄りのタールキルヘンで下車。
 
 駅の通路の壁には動物園らしい絵があがかれている。日本でも札幌の円山公園駅などがそうだ。
 
 動物園到着。
 
 この動物園は、もともとの自然のままの森や草地をそのまま利用しているようだ。各動物のエリアは広くて、見つけにくい。

 冷たい雨が降る中で、多くの動物たちは獣舎の中に入っているのかな。
 
 寒さに弱いキリンは温室での展示。室内にいるキリンは初めて見た。首をまげなくてすむように、えさのかごがつるされている。ただ、臭いが気になった。
 
 猿山の猿たちも、雨をしのいで、軒の下に避難して固まっていた。
 
 この日、見た中で一番かわいかったのはリャマ。寒いアンデスやパタゴニアなどにいるので、冷たい雨に降られても平気なようだ。
 展示されているのではなく、園内の森に生息しているりすをよく見た。でも、すばしこくて、撮影は難しい。
 
 おめあてのレッサーパンダ。
 
 30分ほどねばったけれども、木の上でじっとしたまま。顔を撮影することはできなかった。
宿と夕食
 Hbfに戻り、宿へ。
Hbfからは1km弱、離れている。

 泊まるのは、マリオット系の「レジデンスイン」。日本にはないと思っていたら、ネット検索すると、京都で町家を利用したホテルを始めたらしい。それでも日本では珍しいと思う。
 チェックインのさい、朝食無料と追加ポイントがあると伝えられた。

 聞き取りを逃していなければ、UGについては何も言われず、また、キーカードの袋にUGした旨を書いたカードも入っていなかったので、UGはなしと思っていた。

 ところが、部屋に入ると、広い部屋でUGされたことを知った。あとで、避難経路図を見ると、狭い部屋の1.5倍の広さがある。予約は最低のランクを一番安い値段で予約しているので、UGに間違いない。写真の左には電子レンジもある。
 
 窓側から入口側を撮影。ソファーもあり、その向こうがキッチン。
 ミネラルウォーターの小瓶が2本。キャップが白いのが炭酸なし、緑が炭酸入り。

 ドイツ、オーストリアは、ほかのヨーロッパの国に比べて、炭酸入りが多く、買うときも炭酸なしを選ぶのは難しい。

 洋酒入りのチョコレートと、袋入りのポップコーン。これは電子レンジで温めるとポンするらしい。
 
 電子レンジでポンしてポップコーンをいただいた。
 
 夕食に出かける。宿から北上すると、Sバーンの、Hbfのつぎの駅があった。Sバーンはこの駅のすぐ東で地上にでてきていた。
 
 アウグスティーナ―・ケラー。

 1回目のミュンヘン滞在のさいに有名なビアホールを調べて、ここも知ったのだが、Hbfよりも西ということで、行けなかった。逆に、今回の宿からは、近くて行きやすい。
 
 中は大きなホールがあり、長テーブルが並んでいる。ホーフブロイハウスと同じ感じだ。
 
 自家製のアウグスティーナの一番一般的なもの500ml。
 
 スパンフェルケル・ブラーテン。

 宿に戻ってネット検索すると、この料理名はみつけられなかったが、一般的な料理で、ザウアーブラーテンがあり、その変化形のようだ。

 酢漬けした豚肉をブレ―ビーソースで煮込んだものらしい。とても柔らかかった。
 
 丸いのはクネーデル。じゃがいもと小麦粉で作った団子。ここのはかなり大きくて、じゃがいもに見える。

 前日までいたチロルでは、ほーれんそうやチーズを混ぜたものが多かったが、こちらではシンプルな感じ。
 
 つけあわせのザワークラウト。酢漬けキャベツだ。

 料理が22.8。ビール4.7、計27.5€(約4200円)。
 

 

 

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