18  ニュルンベルクへ

ニュルンベルクに移動し街歩き
 ミュンヘンからニュルンベルクに移動する。

 朝食後、宿をチェックアウト。9時51分発のエッセン行きICEに乗車。
 
 ドイツでは長距離列車の大半はICEになり、車両も見た目は同じなので面白みに欠ける。
 
 292km/hを出したところ。瞬間的に293も出ていたが、撮影はできなかった。

 ミュンヘン・ニュルンベルク間は150kmほどで、1時間少しで走る。日本の新幹線だと、大阪・名古屋間が150kmで1時間で走るのと同じ。
 
 ニュルンベルクHbfに到着。
 ニュルンベルクHbfの駅舎は重厚で、ドイツらしい雰囲気がある。

 宿は駅のすぐそばで、荷物だけ預けに行く。
 11時、街歩きスタート。旧市街の入口には塔がある。
 塔のそばに、職人広場という昔の雰囲気を伝える商店街がつくられている。
 
 聖ローレンツ教会。

 2つの塔がある大きな教会。第2次大戦で破壊されたの修復した写真があり、ここまでできるんだと思った。
 
 
 内部はゴシック様式。 
 
 店が多く出ている中央広場へ。

 広場に面した教会がフラウエン教会。
 
 ちょうど12時で、仕掛時計が動くのが見られた。
 
 
カイザーブルクと昼食
 少しずつ坂道を上がり丘の上にあるカイザーブルクへ。15世紀の神聖ローマ皇帝の城。
 
 城内の中庭。
 
 皇帝の礼拝室。
 
 礼拝室のあとは、博物館になっていた。かなり大きく、2つ上の写真で、左側の建物から入り、右側の建物から出てきた。
 塔とその手前にある"深い井戸"のある建物。井戸はガイドツアーでないとみられないようで、塔に上がる。110段ほど上がる。

 下   塔の上から市街地がよく見える。赤い屋根が並ぶのが印象的。緑の尖塔は聖ローレンス教会。
 
 城を出て、ニュルンベルクソーセージを食べようと、中央広場の手前にある「フラートヴルストホイスレ」に入店。

 14時をすぎて中途半端な時間であるのだが、混んでいた。
 
 店内に、周囲をテーブルに取り囲まれた調理場がある。
 
 ソーセージを焼いているところ。
 
 自家製ビール。
 
 ソーセージ10本を注文。
 
 つけあわせはザワークラウト。これ自体は何度も食べているのだが、このときは温かくしてあって、特によかった。
 パンはプレッツェル。ほとんどの客が、このパンを食べている感じだったので注文。

 ソーセージ18.4、ビール5.3、パン1.8、計25.5€(約3900円)。
 ゲルマン国立博物館へ。外観は斬新な建物で、玄関付近は透明なドームになっている。
 
 マルティン・べハイムによる世界最古の地球儀。
 
 デューラーの描いたほかの人物の肖像画。何度か見た気がする。

 ここは美術館のかと思うくらい絵画の展示が続く。
 
 もと修道院だった建物を館内にとりいれ、博物館の展示室の一部にしている。
宿と夕食
 宿は「ル・メディリアン」。駅前にあり、とても便利な位置だ。

 チェックインすると、朝食かポイントかと聞かれたので、朝食無料にしてもらった。
 
 部屋に入ると、広い部屋にUGされていてびっくり。チェックインの際には、何も告げられなかったし、キーカードの袋にはUGした旨を書いたカードも入っていなかったので、UGはないものと思っていたのだが。

 一番安い部屋を予約していたので、すぐにUGされたことがわかった。あとで、避難経路図を見ると、一般のタイプの部屋の1.5倍ほどの広さがある。
 
 部屋の真中にテレビがあるのが邪魔だが、その両側にベッドのスペ―スとソファーのスペースがある。

 冷蔵庫にミニバーが入っていて、自由に使いづらいのと、ミネラルウォーターに無料と有料のがあって、わかりにくかった。
 
 バスがあったのがよかった。別になくてもいいのだが、あとでリラックスすることができた。

 バスローブもあり、本来の使い方とは違うが、ナイトウェアとして使えた。スリッパや歯ブラシ、かみそりもあって、全室なのかUGされた部屋だけなのか不明だが、持参したものを使わず、宿のを使った。
 
 夕食は、午前に行った職人広場にある「フランキルシェ・ヴァイストゥーべ」へ。

 店頭の黒板にSpargel(アスパラガス)の料理が書かれていたので、通った際にここに来ようと思っていたのだ。
 
 店内。
 
 この店は、店名から自家製のワインがあると思い、ワインを探したのだが、ビールも自家製があることがわかり、結局、ビールにした。
 
 マヨネーズをかけたアスパラガスのじゃがいも添え。

 昼食を食べたことと、じゃがいもがあったことで満腹。バター炒めもあったが、こちらのほうが自分好みかな。

 アスパラガス19.9、ビール4.7、計24..6€(約3800円)。
 

 

 

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