19 引き続きニュルンベルク |
ニュルンベルク裁判 |
ル・メディリアンの朝食会場。立派で上品な会場で、この旅では一番豪華感があった。 下 卵料理人に目玉焼きを焼いてもらったり、パンにあたるもののひとつにホットケーキがあったりと、満足いく朝食だった。 |
デザートとコーヒー。コーヒーはポットで運ばれた。 |
Hbfで1日券を買い、Uバーンに乗車。 |
Uバーンを「ベーレンシャンツェ」で下車して、数分歩くと第2次大戦後、ナチスの幹部を裁いたニュルンベルク裁判の法廷に到着。 この建物の後に、監獄があり、被告人が収容されていた。 |
裁判の展示。 ドイツ語だが、事件名や人名などを見て、なんとなく歴史的なあの出来事なのかなとかわかる。 写真の人物は、左端が空軍司令官ゲーリング、その右が総統代理であったルドルフ・ヘス。ゲーリングは処刑前日に自殺した。 |
法廷が置かれた600号法廷。こんなに小さい部屋だったのかって感じた。 |
当時の写真はいろいろあり、報道陣として傍聴していた人物の中に、のちに西ドイツ首相になったブラントもいた。亡命先のノルウェーの記者としてやってきていたようだ。また、作家のヘミングウェイもいたのにもびっくりした。もともとは記者で、小説も書いていたのだと判明。 |
ナチス党大会と大集会の会場 |
HbfでUバーンを下り、路面電車に乗車。 |
路面電車の終点が「ドク・ツェントルム」で、下車すると目の前に、ナチスの党大会用の未完成の建物を利用した「ドク・ツェントルム」があった。でも、工事中で、いったんは見学できないのかって思った。 この施設だが、ナチス時代には未完成だったのだが、未完成のままの建物が老朽化してきたので、現状保存をしようというものらしい。 |
100mほど離れたところに臨時の展示場所があった。かなり離れているが、巨大な「ドク・ツェントルム」の一角である。 下 ナチス時代の写真の展示が中心だった。このあと行ったツェッペリンフェルトでの大集会の写真。 本来の展示はもっと量があるのだと思われる。 |
上 マスゲームも行われていたようだ。 左 有名なニュルンベルク交響楽団の事務所か練習施設も「ドク・ツェントルム」を使っていた。 下 池を挟んで遠くから見た巨大な「ドク・ツェントルム」。 |
ツェッペリンフェルトのスタンドの貴賓席部分。 ここは29年前にも行ったのだが、すいぶんと整備されてきれいになっている。スタンドの前の部分は、道路になっているが、以前は道路ではなかった。 ここは飛行船ツェッペリン号の発着地でもあり、ツェッペリンフェルトと呼ばれる。 |
上 ツェッペリンフェルトの来賓席の反対側。スタンドが一部残っている。金網で仕切られていて、サッカーの練習場のようになっていた。 左 来賓席にも上ってみた。 下 案内板の写真を拝借。スタンドの背後はギリシャ神殿風になっていたようだ。 |
動物園と夕食 |
「ツム・ツェントルム」電停に戻り、いったんHbfまで引き返し、別の系統に乗換て、終点の「ティアガルテン」(動物園)へ。 |
ニュルンベルク動物園へ。16時近くになっていて、レッサーパンダ舎へと急いだ。 |
この旅では動物園を6園、訪問したが、レッサーパンダとしっかり対面できたのは、唯一ここだけだった。 |
お家で休んでいたもう1頭もでてきて、1時間ほどじっくり見ることができた。それでも、すばしこくて撮影は難しかった。 |
森の中に獣舎が点在する動物園。工事で道が行き止まりになっていたりして、迷路に迷い込んでしまったみたいで、外に出るのに苦労した。 |
Hbfに戻り、駅に入っているスーパーで買物をして、夕食は部屋食にすることにした。 |
産地を見るとニュルンベルクだったので購入。ランドビアは地ビールということか。 |
エビ入り野菜サラダ。 |
ヘッセン州の白ワイン。250ml入りがあったので買った。 |
ハンバーグのようなのとシュニッツェル。スーパーでは、暖かいのを売っていたのだが、食べるときには冷めてしまっていたのが残念。 |
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