20  ニュルンベルク3日目

地下通路を見学し赤ビールを飲む
 朝食後、この日で3日目となるニュルンベルク観光に出発。でも、ぐだぐだしてしまい、宿出たのは10時になってしまった。

 中央広場へは2日前に行き、広場に面したフラウエン教会に入ったが、「美しの泉」を十分に見ずに通り過ぎたので、じっくり見学。
 
 泉と名がつくが、今は水はでていない。実質は、塔だといえる。高さ17m。数々の装飾が施されている。
 
 聖セバルセス教会。2つの高い尖塔がある。
 
 ゴシック様式だが、プロテスタントの教会で、かなり簡素な感じ。
 アルトシュタットホフ。

 ビアレストランだが、かつてビールを作っていた地下通路が公開されている。

 写真の右側がレストラン、左側が地下通路のチケット売り場。
 11時から地下通路のガイドツアーに参加しようと、行った。

 時間になるとガイドにつれられて、街中にある地下通路の入口へ。普段は閉まっていて、ガイドがカギを開けて、地下に下りる。
 地下通路の中。

 通路は複雑で、4階の構造になっている。ガイドについていくが、はぐれると外に出るのが難しそう。

 第2次大戦時には防空壕として使われたとのこと。
 
 昔、ビールをつくっていた当時の痕跡もあった。
 
 地上に出る。ウィスキーも作っていて、ウィスキーの製造所も見る。
 
 試飲はなく、1時間少々で解散したが、そのままビアレストランへ。
 ここは、ニュルンベルクで唯一、赤ビール作っているというので、赤ビールを飲むつもりだった。

 3種セットがあり、黒、赤、ゴールドと200mlづつ飲めるので、セットを注文。赤ビールは赤褐色で、ほかでは時々飲む種類だ。



 
 ソーセージ8本。一昨日の店もだが、ソーセージは8、10、12本から選ぶようになっている。

 パンは注文しなかったがでてきた。ややこしいのは、一昨日の店は、付け合わせがソーセージ代に含まれ、パンは別料金だったが、こちらでは付け合わせが別料金で、パンはソーセージ代に含まれていること。
 
 付け合わせは、ブラウクラウト。

 赤キャベツの酢漬け。ザワークラウトを赤キャベツでつくったものだが、ザワークラウトほど酢がきいていなくて、甘い感じがする。調理法がザワークラウトと少し違うのだろう。

 ソーセージ11.9、付け合せ3.8、ビール7.5、計23.2€(約3500円)。
 
午後も見学続行
 デューラーの家。
 
 デュ―ラーの作品のレプリカや当時の生活用品が展示されていた。
 
 ニュルンベルク市立博物館。
 
 博物館というより、昔の上流階層の部屋や調度品の展示をしている感じ。
 旧市街の真中を流れる川。屋根のある橋が2つかかっているが、右は通行可能、左は有料のミュージアムなのだが、この時は閉まっていた。
 屋根のある橋を歩く。
 
 おもちゃ博物館。
 
 各種のおもちゃがあったが、いまいち興味はもてなかった。
 
 DB博物館。
 
 模型の展示も多く、かつてのTEEであった"ラインゴールド"。展望車があったことを初めて知った。
 
 車両展示。29年前にきたときはナチス時代の電気機関車があったのだが、探しても見つからなかった。
 
 1930年代にすでに2階建て車両があったことも知った。

 17時に宿に戻り、休んだ後、夕食に出かけるつもりだったが、面倒になり、夕食代わりに持参した菓子を食べておいた。
 

 

 

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