21  レーゲンスブルク

ヴァルハラ
 
 上   この日はレーゲンスブルク日帰り。朝食後、8時31分発、ウィーン行きICEに乗車。

 左   ICEといえば赤のラインが定番だったが、今回の旅では、先頭車が緑のラインである編成もみかける。
 
 
 上   9時23分、レーゲンスブルク着。90qを52分で移動。

 29年前の旅行記を見ると、ニュルンベルク発8時37分のICで、レーゲンスブルク着9時44分、所要67分だった。

 左   レーゲンスブルクの駅舎。
 ヴァルハラへのドナウ川観光船に乗船しようと船乗り場へ。チケット売場が乗り場から少し離れていて、歩かされた。

 10時30分の船のチケットを購入。29年前も同じ船に乗船したが、今回より短時間のうちに、飛び入りで宿を確保して、荷物を預けて、チケットを買っている。今ではとても無理で、よくそんなことができていたとびっくり。
 乗船した観光船。
 ドナウ川を下る。

 3、4日前までとても寒かったのがうそのように暖かく、船上の屋外席で風にあたるのが気持ちよかった。
 45分ほどでヴァルハラに到着。神殿はかなり高い所にあるので、上るのが大変だ。
 
 山道と石段を上り、神殿の直下までやってきた。あと一息。
 
 19世紀前半にバイエルン王のルートヴィヒ1世が建設。壁にそって数多くのバイエルンだけでなくドイツ全体の偉人の胸像が並べられている。

 天井に明り取りがあり、内部は明るい。

 下   29年前には行かなかった裏手も行って、側面も見た。
 
 ドナウ川を見下ろす。乗船した船も写っている。
レーゲンスブルク散策
 帰りの船は12時30分発で、川をさかのぼるためか1時間少々かかった。

 下船すると、大聖堂がよく見えた。

 29年前は、旧市街の散策は少ししただけで、遊覧船のあとパッサウを往復したが、今回はじっくり旧市街を見て回る。
 
 上   ドイツ最古の石橋。

 船を下りたあと、中洲を歩いていけば石橋に上れるとばかり思っていたのは間違いだった。この先、かなり遠回りしてやっと石橋に上れた。

 左   石橋を渡って、シュタットアムホーフという地区へ。
 
 メインストリート沿いに歴史ありそうな建物が並んでいる。
 
 再び、石橋を渡って旧市街側へ。

 「ヒストリッシェ・ヴルストクッフル」。500年間、続いているという歴史的なソーセージ屋。時間がないので、席につかず、立食にする。
 
 ザワークラウトを大量に乗せたソーセージサンド。4.2€。
 半分食べたところ。
 旧市街を散策。
 
 旧市庁舎。帝国議会博物館として公開されている。

 見学はガイドツアー形式で、ドイツ語での説明だが、ガイド機の貸出しがあり、日本語も使えた。貸出しは無料だが、パスポートを預けなければならなかった。
 
 レーゲンスブルクは帝国自由都市で、皇帝直属で自治が行われていた。有力市民である参事が集まった会議室。

 神聖ローマ帝国は諸領邦の集った国家であったが、レーゲンスブルクではその代表者の集まった帝国議会が開催された;この部屋では、特に有力な領邦や大司教による代表者会議が開かれた。
 
 帝国議会が開催された部屋。
 
 こちらは帝国議会とは関係なく、市の施設であった拷問部屋。

 ほかに、容疑者の留置場や死刑囚の監獄なども見た。
 
 繁華街を歩き、大聖堂に向かった。

 下左   大聖堂は一部工事中だった。

 下右   祭壇。ステンドグラスが美しい。

 
 
 
 
 
ニュルンベルクに戻り夕食
 16時35分発(遅れで45分発)のICEでニュルンベルクに戻る。

 行先はハンブルクで、停車駅を見ると、ヴュルツブルクからあとは北上し、フランクフルトは通らない。
 
 やってきたICEは、今度も先頭車が緑のラインだった。

 17時35分、ニュルンベルク着。ハンブルクには、定刻では22時46分に着く。ICEとはいえ、まだ6時間走るんだ。
 
 ニュルンベルクに戻って、宿には立寄らず、夕食へ。比較的暖かかったので、屋外席で食べる。店名は不明。
 
 Russ。500ml。

 ヴァイスビールとレモネードを半々に混ぜたもの。

 甘かった。度数も半分になっているので、ジュースを飲んでいるみたいな感じだ。はじめてメニューで見つけて、試しにと思って飲んでみたけど、もう次はいいや。
 
 ロールキャベツ。

 ソースがかかっていて、見にくいが、大きなロールキャベツがどかんとおいてある。日本のロールキャベツを想像して注文したので、でてきたときにはびっくりした。

 白いのはマッシュポテト。

 
 切ったところ。

 Russ 5.9、ロールキャベツ 18.9、計24.8€(約3800円)。
 

 

 

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