22  シュトゥットガルトへ

シュトゥットガルト移動
 
 上   朝食後、チェックアウト。Hbfから9時42分発、カールスルーエ行きICに乗車。

 ニュルンベルクとシュトゥットガルト間はICEは走っていない。

 左   乗車した列車はオール2階建てだった。
 
 予約席は下の階だった。
 
 車内。がらがらで指定席をとるほどのことはなかった。
 11時53分、シュトゥットガルト着。160kmほどで、2時間18分なので、ICEに比べるとはるかに遅い。日本で新幹線と在来線特急の差のようなものだ。

 シュトゥットガルトHbfはくし形のターミナル駅。でも、通過型の駅に変える工事が行われていた。
 大規模な工事が行われていた。

 まず、宿に荷物を預けに行った。宿は駅の北側にあり、観光で回る施設が南側にあるので、いったん宿に行った後、再びここに戻ってきた。
 駅舎。古い駅舎は改修して、外観は残し、地下に通過型のホームをつくようだ。通過型に変えるということは、新しい路線を作らねばならないし、大事業だ。
街の中心部を観光
 
 上   観光の最初は、バーデン・ヴュルテンベルク州立美術館。最初、旧館から入ろうとしたら、閉鎖されていて、100mほど離れた新館から入るとのこと。旧館も展示は行われていて、内部通路で移動するようになっていた。

 左   新館。ここから入館。
 
 新館はピカソ以降、旧館は印象派までとわけて展示していた。そういえば、ミュンヘンのノイエピナコテークとモダンピナコテークもこの分類だったことを思い出した。

 新館は現代アートが中心だったが、一部屋がほぼピカソで埋め尽くされていた。あまりにたくさんあってびっくりした。
 ピカソは奇抜な独特の画風になる前は普通の絵を描いていて、前に南フランスのピカソ美術館などで見たのだが、ここでも、普通の絵を描いていた時代の作品も展示されていて興味深かった。
 
 旧館へ移動。

 モネも数点、展示されていた。ほかにも印象派やその後のゴーギャンあたりまでの絵画も数多かった。

 レンブラントなども見ていたが、飽きてきたし、興味もあまりないので、宗教画などはパスして退館した。それでも1時間30分ほど滞在した。
 上   新宮殿。19世紀初めにつくられたバーデン・ヴュルテンベルク王国の宮殿。バロック建築でヴェルサイユ宮殿を連想させる。現在は、州庁舎で非公開。

 左   新宮殿と向かいあっているのが、ケーニヒス・バウ。内部は商業施設らしいが、入る機会がなかった。新宮殿とケーニヒス・バウの間が宮殿広場。
 
 マルクト・ハレ。歴史ある屋内市場だが、この日は日曜日で閉鎖されていた。
 
 旧宮殿。州立博物館になっている。
 
 子供向けの展示コーナーがあり、魔女の展示をしていた。杖を使って写真を撮影したりできていた。
 
 展示は古代ローマ時代、中世キリスト教時代などが中心だった。

 建物は古い旧宮殿を利用しているが、内部は新しいものだった。
 
 
 上左   シュティフト教会。この街で最大で最古の教会だが、第2次大戦で焼失して再建したものだというのが展示されていた写真でわかる。プロテスタントの教会。

 上右   内部は音響の設備のようなのが天井にあり、現代的な感じがする。

 左   市庁舎。第2次大戦で焼け落ちたので、新たにつくったようだが、今となってはやや古いデザインに思える。
宿と夕食
 
 上   荷物を預けていた宿に戻る。宿は「アロフト シュトゥットガルト」。

 建物の1、2階(日本式で)がショッピングセンター、3階以上がホテル。

 左   チェックインし部屋へ。今回はUGされていなかった。避難経路図を見て、狭いタイプの部屋だったのでUGなしとわかった。ただ、最上階で、道路とは反対側が割り当てられたので、多少の配慮をしてくれたのだと思う。
 
 窓側から撮影。

 UGはなかったけれども、これだけでも自分には十分すぎる。
 
 2時間ほど休憩したあと夕食へ。Hbfの前のステーキハウス「ブロックハウス」に行った。
 
 ヴァイスビール。
 
 ランプステーキ250gを注文。野菜サラダが別皿でついてくる。ステーキが運ばれる前にちょうど食べ終えた。
 
 ステーキ。じゃがいもとトーストがついていた。肉は柔らかくて、もっと食べられそうだった。

 ステーキ32..5、ビール5.8、計38.3€(約5800円)。
 

 

 

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