24  自動車会社の博物館

ベンツ博物館
 朝にぐだぐだしてしまって、出発が10時ごろになってしまった。

 Hbfの地下にあるSバーンの駅へ。1日券を買って乗車。
 通勤時間帯も終わり、すいていた。この旅に出てから、通勤電車や地下鉄でもロングシートは見かけない。
 
 「ネッカーパーク」で下車し、10分ほど歩いてメルセデス・ベンツ博物館に到着。

 下   ベンツとポルシェ博物館はシニア割引があり半額だった。両社とも、日本語のあるガイド機を無料使用できた。

 まず、エレベータで最上階まで上り、うずまき形のスロープを下りながらの見学。
 
 1904年の車。こういうのを見ると、自動車は馬車が発展してできたんだとわかる。
 
1937年当時の最高級車。昭和天皇も乗ったという。
 
 第2次大戦後の一時期はトラック生産が中心だった。
 
 ベンツ=高級車、ポルシェ=スポーツカーというイメージがあったが、ベンツでもスポーツタイプの車もいろいろ生産していたようだ。

 日本語の解説を聞いていると見学には1時間30分ほどかかった。
ポルシェ博物館
 
 上   Hbfに戻り、「ノルトゼー」で昼食。

 左   海産物を使ったファーストフードがメインの店。ドイツ全土でよく見かけ、ドイツ旅行のさいにはいつも利用している。
 
 ビスマルクバゲット。

 にしんの酢漬けのサンドイッチ。
 
 Sバーンでポルシェ博物館最寄の駅へ。副駅名は「ポルシェプラッツ」なのでわかりやすい。

 ホームの横の白い建物がポルシェ博物館。
 ポルシェ博物館到着。遠くに見えているのはポルシェの工場。
 
 ポルシェはもとは、メルセデス社のデザイン設計を行っていたが、その後、独自の設計事務所を開設した。そこで、フォルクスワーゲンの設計もおこなったという。そして、車の生産もおこなう自動車会社になったという。

 写真は自動車会社として生産しはじめた車。
 
 トラクターの生産を行っていた時期もあってびっくり。
 
 100万台目の車はバーデン・ヴュルテンベルク州に寄贈され、パトカーとして使われた。この州では、アウトバーンのパトカーはポルシェだとのこと。
 
 最近のモデル。

 博物館では何も書かれていなかったが、近年、ポルシェはフォルクスワーゲンの子会社になった。
 Hbfに戻ったあと、16時過ぎに宿に入り、休憩。

 19時すぎに宿の階下と宿の奥にあるショッピングセンターへ。レストラン街で夕食にしようと思ったのが、センターの閉店が20時で、行ったときは個々の店も閉店準備をしはじめていた。それで、センター内のスーパーで買物して、部屋食にした。
 
 「ビットブルガー ピルス」。ラインラント・プファルツ州のビットブルクのビットブルガー社のビールだが、あちこちで見かける。
 ポテトサラダ、小魚の酢漬、ハム。

 泊まっている部屋には電子レンジがなく、冷たいおかずに限られる。
 
 「ロートケプヒェン」250ml。フライブルク産。

 食べているうちに眠くなり寝てしまった。部屋食だとそういうこともできる。
 

 

 

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