9 日 目  イ ラ ク リ オ ン へ

 

イラクリオンへ
 
 上   この日もパルテノン神殿を見ながらの朝食。

 野菜の多いメニューをしっかりいただいた。

 左   デザートとカプチーノ。
 この日はクレタ島へ空路、移動する。13時10分アテネ空港発なので、10時ごろの空港バスに乗れるように、9時30分に宿をチェックアウトし、歩いて、空港バスの始発であるシンダクマへ。

 バスにしたのは、シンダクマ発なので着席できることと、地下鉄の運賃が空港発着だけは高くて、バスの方が安いから。ただし、シンダクマへの徒歩移動ができない宿に泊っている場合は、シンダクマでの乗換が生じるので、後日には、地下鉄で空港に向かった。

 空港バスは、K95系統の連接車で、飛行機のマークも行先表示で使われ、わかりやすい。
 空港着。クレタ島行きの航空券はアテネからイラクリオン。ハニアからアテネを合わせてエーゲ航空のHPで購入しておいた。

 エーゲ航空のチェックインカウンターか長い列ができていたが、スタアラゴールドのおかげで、ガラガラのビジネスクラスのカウンターを利用できた。

 下   搭乗するのは13時10分発のA3 314。

 12時10分まで搭乗ゲートが表示されないようだ。
 
 保安検査を通過し、エーゲ航空ラウンジへ。
 
 ラウンジ内。
 左上は瓶入りのオレンジジュース。

 左下は瓶入りのカットフルーツ。

 料理はギリシャ風の串焼きなどをいただいた。
 "Φ"は"F"、"三"は"X"で、FIXというビール。

 しばらく休んで、表示されたゲートに向かう。
 
 A3 314、エーゲ航空イラクリオン行きに搭乗。

 ゲートから向かったのはボーディングブリッジではなく連絡バス。

 下   搭乗。
 
 
 機内。
 
 ビスケットと水が配られた。
 数日前に滞在したサントリーニ島が見えた。
 
 イラクリオン空港に到着。

 下   荷物を受け取り、空港ターミナルを出て、バス乗場に向かう。
 
 
 
 
 
 上左   バスの切符売場。

 上右   市内行きのバス。

 左   バスに乗車すると、切符が半分切り取られて、半分返された。
 
 旧市街にあるホテルに近そうなバス停で下車。

 4泊する「エル・グレコ ホテル」へ。

 エル・グレコは16世紀に、ヴェネツィア領だったクレタ島のイラクリオンで生まれた。その後、ヴェネツィアへ移り、さらにスペインのトレドに移って活躍した。それで、スペイン出身だと思っていたのだが、実は、クレタ出身だ。
 
 部屋へ。
 
 窓側から入口側を見る。
イラクリオンを歩く
 宿で1時間ほど休憩したあと、16時ごろ、イラクリオンの街歩きに出かけた。

 イラクリオンの旧市街には南北と東西に歩行者天国がある。メインは南北方向で、非常に人出が多い。東西の通りは人出は少ない。南北と東西の交差点近くに泊まった宿はある。写真は東西の通り。
 
 聖ミナス大聖堂。19世紀に建てられた大聖堂。
 
 ギリシャ正教では、礼拝室と祭壇の間が扉で仕切られているのだが、このときは開いていて、祭壇が少し見えた。
 祭壇の回りは、カトリックの場合よりも複雑な感じだ。開いていたのは、儀式の準備をしていたためのようだ。
 
 ドームの下の天井には、聖人が描かれている。
 
 南北の歩行者天国。
 
 影絵を見せて、その人形を売っているようだ。
 
 エル・グレコ公園。ここでしばらく休憩。
 
 聖マルコ大会堂。

 ヴェネツィア領時代の14世紀の建築。持参したガイドブックは2019-20年版なのだが、内部は市美術館であると記載されていて、何も考えずに中に入った。

 ところが、入場を制止された。そのあと、今は、市役所の分室になっていて、一般人は入れないことが判明。
 
 聖ティトス教会、10世紀のものだという。入口は閉ざされていた。
 
 歩行者天国の北端が近づいてきた。海に向かって、坂道を下るが、海がよく見える。
 
 海岸まで下りてきた。漁港になっている。

 ヴェネツィア時代の要塞が見え、行ってみる。
 
 海の中へ延びる突堤を少し歩いたところから、漁港と街を見る。
 
 突堤の北側の海は波しぶきが激しく、ときどき波がかかった。危ないので海岸には近づけないようにしてあった。
 
 要塞を通りすぎても突堤は延々と続いている。

 先端に向けて少し歩き出したが、きりがないので、取りやめて引きかえした。先端までは、まだ1kmくらいありそうだ。
 
 要塞に入る。
 
 要塞の屋上に上る。

 下   陸地からの突堤の左側は波のない穏やかな港だが、右側は外洋で波が打ち寄せている様子が見える。
 
 要塞の内部を歩く。昔の要塞の様子などの展示が少しあった。
 漁港と要塞の見えるレストランで夕食をとる。
 
 クレタ島のビールCandia。500ml。5.5ユーロ。
 
 料理はシーバスのグリルを勧められて、それに従ったのだが、時間がかかり、ピタを食べて待つ。

 ピタは、ふんわり、もっちりしている。1.1ユーロ。

 下   シーバスのグリル。焼いてすぐだということもあり、美味しかった。日本では、スズキと呼ばれる。16.4ユーロ。全部合わせて約4600円。
 
 
 サービスで出てきたデザートのチョコケーキ。
 
 何という酒かわからないが、食後酒もサービスで出された。
 
 19時に入店したが、魚が焼きあがるまでと、骨をとりながら食べるのに時間がかかり、店を出たのは20時30分で暗くなっていた。

 下   聖ティトス教会がライトアップされていて、ステンドグラスがきれいだった。

 宿に戻り、1日終了。
 

  8日目へ  ギリシャのトップへ  全体のトップへ  10日目へ