11 日 目  フ ェ ス ト ス

 

フェストス遺跡
 この日は7時すぎに朝食会場へ行き、朝食をとった。内容は前日とまったく同じなので、写真は省略。

 8時すぎに、バスターミナルへ。宿から25分。

 下   9時発のバスの2つ目のマターラ行きのバスに乗車する。"ΦAIΣTOΣ"はフェストス。20はバスの番号。
 
 乗車したバス。前面にバスの番号20が書かれている。この場合は、同じ番号のバスがあったので、ホームの行先表示にも気をつけた。
 レシートのような切符は、車掌が下半分を破った。ギリシャでは、中長距離のバスでは車掌が乗っている。

 下   途中、オリーブ畑が広がっているところ。
 
 あとで行くゴルティスの遺跡の前を通ったので、場所を覚えておいた。そこで下車する客がいないと思われたので。

 フェストスの数km手前のミレスでバスの乗換があった。ミレスで下車する客が多かったので、乗り換え客は多くない。
 
 10時30分ごろ、遺跡の駐車場にバス停に到着。そこから坂道を2、3分上っていくと入口。
 クノッソスと同じくらいの規模で、時期も同じ時期の遺跡だが、復元建物はほとんどない。

 大階段があったが、これはクノッソスにはなかった。
 大階段を上った。宮殿の柱の跡が残されていた。入れるのは大階段を上ったところまで。
 
 大階段上にあった宮殿の想像図が展示されていた。
 
 倉庫の跡だという。
 
 工房などの跡。屋根つきで保存されている。
 
 井戸の跡。

 下   フェストス遺跡の全景。
ゴルティス遺跡
 
 上   バス停に戻り、イラクリオン行きのバスに乗車。ドライバーから切符を買う。2.1ユーロ。

 途中、ミレスで乗換え、ゴルティス遺跡の前で下車。

 左   ゴルティス遺跡の前のバス停。
 
 バス停から道路を渡ると遺跡の入口がある。

 ここは有料エリアがわずかの範囲で、それ以外に無料エリアが道路を挟んで、バス停の側に広がる。無料エリアは未整備。

 ゴルティスはローマ帝国時代にはクレタの中心になっていた。紀元前後の遺構がメインのようだ。
 
 有料エリアに入る。

 聖ティトス聖堂。祭壇の付近が残されている。撮影しているあたりは礼拝堂の部分か。
 
 オデオン。クレタ島の中心であったという割には小さい感じ。
 
 有料エリアの見学は20分ほどで終わった。続いて、無料エリアを見る。

 建造物があるが、そばまで行くには草の中を歩かねばならないので、遠くから見ただけ。
 オリーブ畑の中に遺跡のがれきが残っているところもあった。案内板などはないので、ただ散歩しただけという感じ。
 
 イラクリオン行きのバスはなかなかやってこず、40分ほど遅れてようやくやってきた。4.9ユーロ。
 イラクリオンに戻ったのは17時。夕食には早い時間だが、昼食は抜いたので、前日入った店とは別の歩行者天国に面した店で食べる。
 Ambelicious ロゼ 500ml。変わった形のボトルに入っている。

 下   ギロ。

 肉を重ねて塊をつくり、焼けた外側からそいでいく、トルコのドネルケバブのギリシャ版。肉は豚肉か鶏肉が主である点がトルコと異なる。

 削ぎ落した肉を野菜とともにピタに挟んだものが、ギロピタ。今回注文したのは、ギロや野菜やピタが別々にプレートに乗せてだされるもの。

 宿に戻り、朝食代5ユーロを払い、鍵を受け取る。
 

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