17 日 目 間欠泉、熊の湯など |
朝食。前日に選ばなかったものを中心に選んだ。 |
ご飯は「あっぺ飯」という創作料理があったのでいただいた。鮭の炊き込みご飯に鮭やいくらをのせて、出汁をかけてお茶漬け風にいただく。カレーはルーだけいただいた。 |
デザートとコーヒー。 |
前日乗ったのと同じ9時20分発のラウス行きのバス。前日と同じく、自分以外の客は1人(前日は別の客)でラウスで下車。前日と違うのは、自分もラウスまで乗車するということ。 |
ウトロでは曇りだったのが、知床峠の展望台付近では雨だった。でも、峠を下り、ラウス側に行くと再び曇りになった。 下 ラウスバスターミナル。 |
10分ほど歩いて、この日の宿「栄屋」へ行き、荷物を預ける。 |
再びバスターミナルの横を通って、知床峠方面へ坂道を上る。 ここからが知床国立公園という標識だろうか。前日は霧でよくわからなかった羅臼湖の写真が描かれている。なるほど、晴れていれば羅臼岳もきれいに見えるんだ。 ビジターセンターまでの間に、約30年前に泊まった宿があったが、休業していた。コロナ禍と観光船沈没のダブルパンチを受けているのだろう。 |
知床羅臼ビジターセンターを見学。ウトロ側にある知床自然センターや知床世界遺産センターに比べるとかなり小さく、見学者も少ない。 |
ビジターセンターの裏手に間欠泉がある、しばらく待っていると、何の前触れもなく、突然、湯が吹き出た。 別府の地獄で見たものに比べると、湯の量は少なく、すぐに途絶えてしまったが、別府のように屋根がないので、高くまで湯がふきあがるのは圧巻だ。 |
ビジターセンターからさらに坂道を少し上がり、橋を渡り、熊の湯温泉をめざす。 |
熊の湯温泉は約40年ぶりだが、覚えていたのは温泉にきたことだけで、あとは忘れていた。 簡素な脱衣場があり、その横に囲いのない露天風呂があった。白濁した湯は熱く、2、3分が入浴の限度。 |
いい湯だった。湯につかったり、上がって休んだり。 |
いったん宿の前を通って「北の番屋」へ。 2002年に放映されたドラマ「北の国から」の特別編で、富良野とともに羅臼が舞台となり、相泊の近くに番屋のセットがつくられた。セットは廃墟になっているらしい。そして、訪問しやすい場所にセットと同じ建物が建てられ、食堂として利用されている。 |
店内。天井や壁には大漁旗がたくさん。 |
この旅行の最初に行った根室で、はも料理があったのでびっくりした。ここでも、はも定食があったので決定。くわえて、おすすめ品のつぶ刺。 |
はも蒲焼。このはもは、黒はもと呼ばれていて、普通のはもとは別のはものようだ。 |
追加注文のつぶ刺。 |
食後、海岸に沿って歩くと、羅臼の人気宿「知床サライ」があった。なかなか良さそうな宿なのだが、水曜定休で、この日は水曜なので泊まれなかった。羅臼に泊まることがまたあるか不明だが、もしあれば泊まってみたい。 再び、宿の前を通って、しおかぜ公園へ。 |
森繁久彌作詞作曲の知床旅情の歌碑がある。ウトロにも歌碑があるが、歌には国後がでていくるので、作詩されたのは羅臼だろう。そして「丘にのぼれば」とある丘は、ここなんだろうなと思った。 |
曇っていて国後は見えなかった。港を撮影しようとしたら、鹿がやってきた。 |
ヒカリゴケの洞窟。 40年前にきたときは、洞窟の入口までは行けて、中をのぞいた。今は崖の崩落の危険対策でそばまで行けない。 |
宿のそばにあるコンビニに立寄って、宿へ。 荷物は部屋まで運ばれていた。ここは人が乗るエレベータがないのだが、荷物を運ぶものはあるので、帰りには、チェックアウトの前にいえば、荷物はエレベータで下ろすとのこと。 部屋に入る。 |
窓側から入口側。 夕食まで2時間あり、風呂に入ってくつろぐ。早く宿に着いたときは温泉大浴場があるほうがいいが、ここは部屋のバスだけ。羅臼でも、温泉宿を探したが、バスターミナルとビジターセンターの間に温泉宿が何軒かあるのだが、休業中で、泊まりたかった「知床サライ」は定休日。今回は街中のビジネス旅館にした。 ここも2泊予定だったのを1泊にしたのは、すでに書いた通り、翌日計画していた観光船が客が集まらず、欠航の見込みだったので、キャンセルし、羅臼も1泊にしたのだ。この観光船は、船から熊を見るのが目的のもので、すでに陸上で熊を目にしたので、もう利用することはないだろう。 |
上左 食堂へ。この日、夕食付きで泊まったのは自分だけだった。朝食だけつけて泊まった客が2人いることは翌朝わかった。素泊りは不明。 上右 瓶ビール。 左 毛ガニ。4分の1 パイほど。足の身が全部とりだしてあったので、面倒じゃなかった。 |
刺身盛合せ。みな羅臼でとれものだということ、 |
タコの煮物。 下 赤魚の煮つけ。1匹まるごと出てくるとは思わなかった。時間をかけていただいた。 |
ぶりの照り焼き。このあたりになると、お腹も一杯になってきて、もうご飯を出してくれって思っていた。 |
マグロの唐揚げ。これが最後と言われ、また、量も多くなかったので、助かったと思った。 |
みそ汁はカニの甲羅入り。 ビジネス旅館なので夕食はまったく期待していなかったのだが、とてもよい夕食で満足した。 |
|