9 日 目   ば ん え い 競 馬
 朝風呂へ。まず混浴の露天風呂。
 
 前日にも入ったが、やはり1人だとのんびり入浴できる。
 
 前日とは別の内湯。夜のうちに男女の入れ替えがあったようだ。
 
 部屋に戻ると、バックに入れた牛乳が配達されていた。

 下  バックの中の牛乳と説明。
 
 
 朝食ばビュッフェだが、1点づつ、器に入れてラップをかけてある。コロナ対策で、きちんとしてくれていることに感謝。かなり大変だ。

 下  一通り、いただいてみた。ほとんどが地元の食材でつくってある。
 
 
 デザートとコーヒー。

 帯広行きのバスは10時過ぎにあり、それまで特にすることもなく、休憩。10時少し前にチェックアウト。
 
 
 上左   「ぬかびら温泉公園前」バス停。宿の斜め前で、宿から1分。

 上右   10時11分発の帯広方面行きに乗車。

 左   前日行った糠平ダム。
 
 帯広駅前には11時56分着。ターミナルに入る直前に、昼食をとろうとしていた、豚丼の「ぱんちょう」が定休日であることが見えたので、あきらめた。
 
 5泊する「コンフォートホテル」に荷物を預けて、出発。

  下左   駅ビルにある豚丼店「ぶたはげ」へ。

 「はげ天」という料理店があるが、そこが出店する豚丼店だ。行くと並ぶ人はいないが、待たされた。
 
 
 上右   ぎりぎりだが、店舗内のテーブルにはつけず、店舗の隣にある食事スペースに案内された。混雑時には、こちらも使うようだ。

 左   6枚入りの豚丼。みそ汁つき。美味しかった。
 
 前年の旅で帯広に泊まった際には、駅ビルの真ん前にある「JRイン」に泊まった。泊まった際、まもなく閉館との掲示があった。

 今は何に使っているのだろうかと思いそばへ。「BLAN JR」とあり、JRの経営するサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に変わっていた。
 
 帯広は北海道の中でも、夏は暑くなることが多いので、少し心配していた。駅前の温度計では21度。帯広の滞在中、毎日この程度の気温で、暑くなくて天国だった。

 下左   循環線のバスに乗車。

 下右   10数分乗車して「帯広競馬場前」で下車。

 帯広競馬場は「ばんえい十勝」とよばれることが多いようだ。

 前年も、帯広へはばんえい競馬の開催日にあわせて訪問した。ところが、前日にとんでもないことが判明。無観客開催だったのだ。それで、今回はそのリベンジ訪問。
 
 
 
 上左   競馬場正門。地方競馬場は地元自治体の設置が多いが、ここは農協連の設置のようで珍しい。

 上右   まず「馬の資料館」へ。ばんえい競馬がどんなものかや歴史的なことを知れた。

 左   農産物の即売場。  
 
 スタンドなどがある建物に入場。

 下   スタンドを出て、競走コースのうほうへ。スタンドの全景。
 
 
 地面に描かれたこの絵で、ばんえい競馬がどんものか大体わかる。

 鉄製の重いそりを引いて競走するのだ。

 途中に、障害が2つあり、特に2つ目の障害付近がみもの。

 順位は馬の顔ではなく、そりの最後部で判定。
 
 上   地面に描かれていた、第2障害の説明。

 左   第1レースの出走馬がスタート地点に向かう。
 
 スタンド内に戻る。応援する馬がいたほうが面白いと思い、馬券を購入。
 掲示されているスポーツ新聞の記事で有力とされ、すでに発券された馬券の発売状況を見ても一番人気の5番を購入。

 「複勝」を1000円購入。「複勝」は5番が1位から3位までに入れが当たりになるもの。
 出走。普通の競馬のように、猛烈ダッシュはなく、いたってゆっくりと走る。

 見ものの第2障害。越えるのは大変なようで、障害の手前でいったん停止する馬も多い。障害の途中であがるのに苦労している間に追い抜かれるケースもある。
 
 5番は1位。

 払戻金が表示された。「複勝 5番「は100円。これは100円あたり。1000円買ったので、1000円払戻し。すぐに1000円払い戻した。損をしなかっただけでもよかった。
 
 つぎに第2レースの馬券を購入。今度も、スポーツ新聞の掲示や発券状況を見て、人気のものを選んだが、少しリスクもとってリターンを増やすことを考えて選んだ。

 「普通馬複」で5番と9番を購入。これは、5番と9番で1位、2位を占めればあたりという馬券。
 
 
 上   第2レーススタート。

 左   5番は最初から1位だったが、9番は第2障害にかかるあたりまで後の方だった。あきらめていたのだが、第2障害を一気に越えて、2位になってびっくり。
 
 1位5番、2位9番。さて払戻はいくらになるのかな。
 
 「馬複 5-9」は550円。1000円買ったので、払戻は5500円。

 4500円の利益で、夕食代がでた。

 夕食代をかせげたし、来場の目的はばんえい競馬がどんなものかを知ることだったので、ここで退場する。このあとレースは11レースまである。
 
 帯広競馬場前からバスで帯広バスターミナルへ戻った。

 宿に行き、荷物を受け取り、部屋へ。
 
 窓側から撮影。

 1時間ほど休憩。
 
 窓からはJR線がみえる。右手に帯広駅がある。左手は釧路方面。
 
 夕食に向かったのは、ラーメン屋の「三楽」(さんごう)。
 
 店内。

 下左   ブロッコリー麺というのがあり、最初はメニューの1つだと思った。聞けば、ラーメンの麺を普通の麺に代えてブロッコリー麺にできて、値段は普通の麺の同じだということ。

 下右   生ビール。
 
 
 餃子。
 
 特製肉味噌ラーメン。

 これが一番人気のようだったので。麺はブロッコリー麺にしてもらった。

 久しぶりの味噌ラーメンだ。肉味噌を溶かしつついただくと味がかわるのがわかり面白い。
 
 ブロッコリー麺は緑っぽい色をしている。味や食感は特に普通の麺と違わないように思った。

 

 

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