11 日 目   え り も 岬
 この日は、えりも岬を往復する。帯広から広尾まで80km、広尾からえりも岬まで50km、計130kmを往復。

 6時32分発のバスで出かける。朝食は6時からなので、急いで食べて、そのまま部屋に戻らずにバス乗場に行けばいけるだろう。でも、余裕を持っていきたいので、前日にコンビニで買ったパンなどを6時前に食べて出発。
 
 6時32分発の広尾行きのバス。

 約40年前にえりも岬は行ったのだが、それ以来になる再訪問だ。
 
 
 上   8時51分、広尾着。トカチビジットパスは前日に然別湖に行っただけで、すでに元をとっているが、この日はさらに長い路線に乗車。

 乗車時に、この車両が「創立90周年記念 復刻塗装車両」とわかったので、下車後撮影。

 左   前面。
 
 かつて広尾駅があった場所にある広尾バスターミナル。
 
 ターミナル内には十勝バスの案内所がかつてあったようだが、今は閉鎖されている。

 また鉄道関係の展示コーナーがあったようだが、今は別の町営のミュージアム内に移転したとのこと。
 
 旧広尾駅構内だたっところには鉄道関係のものが屋外で保存されていた。
 
 ターミナル前にあるバス停の標柱。十勝バスのものとJRバスのものがある。
 
 9時10分発のJRバス、様似営業所行き。

 JRバスでは全国各地の鉄道系ICカードが使えるのはよかった。

 
 
 
 上   広尾・えりも岬間は黄金道路と呼ばれる。シェルターつきの道路が続き、建設費用が膨大だった関係でついた名のようだ。

 シェルターの区間が連続する様子。

 左   シェルター区間の内部。
 
 海岸に沿ってシェルターのない区間も多い。
 
 40年前と大きく変わったのはトンネルの区間が増えたこと。かつてはトンネルはそう多くなかったが、今はトンネルがとても多くなっている。

 写真は、海岸沿いの旧道とトンネルに入る今の道の分岐点。
 
 10時7分、「えりも岬」バス停に到着。
 
 岬の方へ歩いていくと、以前はなかった「風の館」という施設ができていて入館。
 
 展望室から岬を見る。室内なのでガラスに背景がうつりこんでいる。
 
 強風の体験室。一番前のほうでは25m/秒の風を体験した。
 
 えりも岬灯台。

 1889年につくられ、1950年にコンクリート製になり、2005年に無人化。
 
 灯台近くの展望台から見た遊歩道と岬の先端。
 
 遊歩道を歩いて先端の展望台へ向かう。強風のため、歩いている人は少ない。

 風のために身体が動いて斜めの写真になった。
 
 遊歩道の先端からの眺め。
 
 歩いてきた側を撮影。灯台と「風の館」が見える。
 岬の先端付近で昆布をとっている人たちがいた。
 
 遊歩道の先端の少し手前に昆布小屋などがあるところへ下りる道があったので、下りてみた。

 岬の方向に進んでみた。ロープが張られ、これ以上いけないところまで行ってみた。遊歩道の先端よりももっと岬の先端に近い場所だ。
 
 バス停近くに戻り、レストハウスに入る。
 「とろとろ丼」。

 すすめられたのだが、3600円で一瞬迷って、注文。マグロとろときんきの丼。

 下左   12時20分発のJRバス、広尾行き。えりも岬は2時間滞在して、きた道を引き返す。

 下右   広尾には13時20分に着き、13時37分発の帯広方面行きの十勝バスに乗車。
 
 
 上   幸福でいったん下車して、旧幸福駅へ。

 左   前年に続いての訪問。前年は車内に入れなかったので、入りたくてやってきた。
 また、前年は駅舎の中も入れなかったので、入りたくて。

 車内も駅舎内も入れてよかった。1時間後のバスに乗車。
 
 続いて、愛国でもバスを下車して、旧愛国駅へ。

 個々で保存されているSLは、広尾線のSLさよなら列車をけん引したという車両。
 
 前年の訪問時には駅舎の中に入れなかったが、今回は入れた。交通記念館になっていた。
 
 さよなら列車のヘッドマーク。その周囲には切符がたくさん。

 40分後のバスで帯広に戻った。
 
 帯広に戻ったのは17時40分。宿で1時間ほど休憩してから夕食へ。

 向かったのは、居酒屋「魚の一心」。

 下左   生ビール。

 下右   お通し。卵豆腐に似ていたが、何だったか忘れた。
 
 
 
 この店のウリは刺身盛合わせ。

 7種盛り、1種に3切れづつついているのだが、何と550円だという。

 激安なのだが、これだけ多いと飽きてくる。
 
 
 
 
 上左   店内。

 上右   レモンサワー。

 左   山芋の天ぷら。
 
  くらげのぽん酢あえ。

 

 

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