11 日 目 漁船クルーズと焼尻島移動 |
部屋の窓から、焼尻島から上る太陽が見えた。 この日は早朝から漁船クルーズ。泊まっている宿のウリは漁船クルーズで、天売の宿を決めるときの決めてになった。 |
6時30分出発の漁船クルーズ。漁船に乗船して天売島を一周し、海鳥を観察するというもの。 6時20分に宿を出発。途中で他の宿に泊まっている客をピックアップし、港に到着。 乗船した栄丸。 |
漁船に乗り込む。漁船ではあるが、現在では漁には使っていないようで、魚臭さはない。 客を乗船させて運航する許可もとってある。客は、他の宿の客2人を入れて8人。泊まっている宿の客は多くがやってきたようだ。 |
焼尻島に向かうかのように出港。 下 港の上のほうに天売灯台がある。前日はこの灯台へも行った。崖の上なので、ずいぶん遠回りしたけど。 |
上 島の北側に回り込む。崖が連続している。崖の上の一番高いところを、前日は歩いた。 左 崖の前ではウミネコの群れが飛んでいた。 |
崖の上に2つの峰があるが、右の峰の上に、前日行った海鳥観察舎がある。 崖の前ではウミネコがたくさん飛んでいるのだが、写真ではほとんどわからない。 |
海鳥観察舎を拡大。 |
海鳥観察舎と赤岩展望台の間あたり。写っているのはウミネコばかり。 でも、一瞬、ケイマフリが1羽、船の近くを飛んで行った。ケイマフリだという声で、脚の赤い鳥を確認した。写真をとるのは無理だった。 |
赤岩展望台の付近。ここも崖の上であることがわかる。 この付近から船が大揺れになった。違う方向からの波がぶつかり、大きな波になる三角波だという。 下 赤岩展望台と赤岩灯台を拡大。ここは前日、昼と夜の2回行ったんだと思いながら見る。 |
大揺れのまま、港へ戻っていった。 |
港に戻る。1時間の漁船クルーズ終了。天売での一番の思い出になった。 この日は、新型コロナウイルスワクチンが12歳以上の全島民に接種される日ということで、漁も休みで、港は閑散としていた。 |
宿に戻るとすぐに朝食。朝食会場は大広間。 |
朝食をとる。民宿の標準的な朝食。和食であるが、トーストが半枚ついているのが珍しい。 この日はあまりすることがない。10時のチェックアウトまで部屋でのんびり過ごし、荷物を預けて外出。15時50分のフェリーで焼尻に向かうが、その際に荷物は港へ運んでもらう段取り。 |
10時に宿を出て、2時間ほどフットパスと呼ばれる、島の中心部にある遊歩道を歩く。 |
前日歩いた島の一周コースでは低木や草原の中を歩いた。フットパスは対照的に森の中の道を歩くコースだ。 |
案内板で島の真中のオレンジ色の部分を歩く。 下左 橋もあった。この付近は野鳥が多いとのことだったが、声を聴くことはなかった。 下右 遊歩道の全面に草が覆っているところもあり、整備が行き届いていない。 |
案内板で”総合作業施設”と書いてあった建物。山小屋ではなく、営林の作業員が使うための施設のようだ。ただ、緊急時には一般人が利用できるようなことが書いてある。 下左 内部には入れるようになっていた。 下右 道は雑草で覆われ、草の中を歩いた。マムシがいる島なので歩きたくなかったのだが。 |
フットパス終了。島一周コースほど面白くはなくて残念。 |
昼食は前日もやってきた店へ。ここしか開いていないのでやむを得ない。 漬け丼。 ウニ丼は昨日食べたから、最初から食べるつもりはなかったが、この日はウニ丼がないとのこと。全島民の接種のため休漁で、ウニの在庫もないからだろう。 |
漬け丼は魚をタレに突けたものをご飯の上においているのだが、魚はその土地土地でさまざまだ。ここのはかんぱちとまぐろのようだ。 |
午後は特にすることがなく、ターミナルの待合室で待った。昼食を食べ終わったのが12時30分で、船が到着するのは15時30分。3時間、なかなか大変だった。 途中、40分ほどかけて、宿近くの商店へ、焼尻の宿での飲物を買いに行ったくらい。あとは、待合室でひたすら座り続けた。 |
上 宿の送迎車がやってきて荷物を受け取り、また来ますと言ってわかれる。代わりについたばかりの船から客が送迎車に乗り込んだ。 自分は船に乗船。 左 船の切符。 |
上 近づいてくる焼尻島。 左 遠ざかる天売島。 |
焼尻に到着すると送迎がきていなかった。電話をして迎えに来てもらった。 この日から2泊するのは「磯乃屋」。 |
泊まった部屋。布団は敷いてあった。 |
部屋の奥から入口側に向かって撮影。 |
風呂へ行くと先客があり、入浴中という札がかかっていて行き直した。 大きくはないが、家庭用ではなく2人入れる大きさ。でも、1人づつの利用なので気が休まる。 浴槽には新しい湯が入るようになっていて、同じ湯を繰り返し使うの よりいい。 天売の宿とここを比べると、全体的には天売の宿の方がよかった。ここの方がよかったのは風呂だ。天売より衛生的だし、のびのびできるし、入浴中の札があるので他人が入ってくる心配もない。 ついでだけれども、ここの宿で一番気になったのはトイレにウォシュレットがついてなかったこと。国内でウォシュレットのついてない宿だったのはホント久しぶりだ。今では必須の設備だと思うんだけど。 あと、共同トイレというのは時代遅れと思うが、天売の宿もそうだったし、料理の素晴らしかった豊富温泉の宿もそうだったように今でも民宿や田舎の旅館ではよくあるので仕方ないと感じている。、 |
風呂上がりに先ほど天売の商店で買ったビールを飲んだ。この宿も小さな冷蔵庫を共同利用できた。 この宿では(普通はどこもそうだが、前日の天売の宿は食事会場へのもちこみOKだったので)食事会場へ飲物を持ち込むことはできないからだ。 |
18時から夕食。夕食会場は大広間なのだが、テーブルと椅子が設置されている。この方が楽でいい。 |
えび塩焼き、なめ茸、キムチ、なまこ。 |
焼き鳥(塩味)、甘えび、たこ、ひらめの刺身、うに。 うにがわずかとはいえあったので、よかった。 |
コロッケ、キャベツ胡麻ドレッシングあえ、漬物。 |
にしん煮つけ、ごはん、吸い物。 家庭料理という感じだった。追加料理でウニ丼、サフォーク羊を注文できたのだが、量がそこsこあるので、なくてもじゅうぶんだった。 【11日目の歩行距離 フットパス 4km 港唐商店往復 2km 計6q】 |
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