13 日 目   札幌移動と「ウニ尽し」
 朝食。前日と比べて、卵が生卵になっていてより宿の朝食って感じがするが一向にかまわない。
 
 10時5分発の高速船で羽幌に向かうので、9時30分にチェックアウトし、すぐに港へ送ってもらう。写真はターミナルの待合室。

 この日はまん延防止重点措置が解除された後の初日だ。それで、この日がこの年で初めて高速船が運航される日だ。
 
 切符には高速船の表示がない。フェリーなら1600円なので、値段によって違いはわかるが。

 フェリーだと11時分発で羽幌着12時10分。羽幌発のバスは本社ターミナル発が12時30分発。港と本社ターミナル間には連絡バスがあるので、バスに乗れるが、昼食を食べる時間も、パンなどを回に行く時間もない。だから、この日から高速船が運航されて大助かりだ。
 
 上   高速船がやってきた。船体にはHABOROの文字が書いてある。船会社名が羽幌沿岸フェリーだからだろう。そして、目立たないもののまたもや萌えキャラが船体に描かれているのを発見。

 左   萌えキャラを拡大。

 羽幌に本社がある沿岸バス、羽幌町営のはぼろサンセットプラザに続いて羽幌沿岸フェリーも萌えキャラ満載だとはびっくり。
 
 船室内。客は十数人だった。見た感じでは地元客と観光客が数人ずつだった。
 
 羽幌港に到着後、すぐに本社ターミナル行きの連絡バスが出るので乗車した。有料で200円。

 予想はしていたが、またもや萌えキャラ満載のバス(笑)。
 
 本社ターミナル。
 
 ターミナル内。窓口と待合室。

 下   バスの予約は電話でしてあるが、切符を買う必要がある。それで窓口で購入。A4サイズの紙で渡された。
 
 ターミナルにはコインロッカーがなく荷物をもって昼食へ。甘えび丼を食べるつもりだった。
 
 調べていた甘えび丼を出している食堂はいずれも休業中。

 この際、甘えび丼はもういいから、食堂で昼食を食べたいと思ったが、ほかに見つけた店も全部が休業。ラーメン店やイタリアンを出すカフェも休業。

 結局、セイコーマートでパンを買い、本社ターミナル向かいの生協の前のベンチでパンを食べた。
 
 12時30分発の札幌行き高速バス。

 意外にも、萌えキャラが描かれていない普通のバスだった。
 
 やってきたバスは豊富発で乗車していた客は2人。本社ターミナルから10人ほど乗車。羽幌ターミナルから1人、その後はポツポツと乗車し、最終的には十数名の客になった。
 
 羽幌線の橋の跡があった。手前に水道管の橋があってわかりづらいが、その後にある。

 下  道路に沿って線路跡があった。斜面をコンクリートで固めてあるが、その手前側に細長い平地が続いている。
 
 
 
 上  砂川サービスエリア。

 日本最北のサ―ビスエリアと書かれていた。

 左  ソフトクリームを食べた。
 
 高速から下りてから時間がかかった箇所があったため、少し遅れて16時前に札幌バスターミナルに到着。

 このバスターミナルは初めての利用でターミナルから抜けるのに時間がかかった。
 
 1泊するのは東横イン札幌駅南口。南口の東横インは初めて。主要道路に面していないため、わかりにくかった。
 
 部屋で1時間30分ほど休憩した。

 夕食は海鮮料理店「むらかみ」へ行った。

 旅先ではブログで現地からの報告を書くのが日課になっている。この旅でも1日目の報告を書いたときに、ネット仲間のタヌキ猫さんから「むらかみ」が紹介された。この店は店名も知らなかったのだが、行きたくなり、帰路、札幌に立寄ったこの日、行くことにした。
 
 「むらかみ」の店舗は日本生命ビルの地下ということで地下街を歩いた。

 地下街を少し歩くと、日本生命ビルの地下は地下街のどの部分かすぐにわかった。

 札幌へいくたびにJR札幌駅から地下鉄さっぽろ駅への地下道は通っているが、その地下道に面していた。しかも、この旅の初日に札幌に着いたときにも通っている。

 日本生命ビルの地下はあっけなくわかった。そして、ビルの地下の案内図を見ると、そのビルの地下店舗の中でも、地下道に直近の場所に店があった。
 
 店はあっけなく見つかり、なぁんだって感じ。札幌の地下街でも頻繁に歩いているところに面しているとは思わなかった。

 中に入ると、人数を聞かれて1人と言うとカウンターに案内された。ここのカウンターだが、実質は壁に向かって食べているのと同じなのだ。料理を配膳するときやブザーで呼んだときだけ店員があらわれるからだ。
 
 この日は、札幌市の飲食店にとって、特別な日なのだ。

 高速船の説明で、この日はまん延防止重点措置が解除されて最初の日だと書いたが、札幌市の飲食店は、長く酒類の提供が19時までになっていたのだが、まさに、7月12日、この日から、久しぶりに酒類が19時過ぎても提供できるのだ。入店が18時30分だったので、2杯目は19時をすぎるだろうし、助かった。(その後、8月2日から再び重点措置で19時までになり、8月26日から緊急事態で提供が全面停止された。)

 まず、生ビールを注文。サッポロクラシックだった。

 
 料理は、HPを検討して「うに尽し」コースに決めていた。様々なうに料理を試したかったのと、今回の旅では4回うに丼を食べているが、それらと比較して、うに丼はかなり割高だったからだ。「うに尽し」は7700円。普段なら選ばないが、最後の晩餐でもあり決めた。

 うにの佃煮、うに豆腐。

 造りは、生うに、マグロ、ヒラメ。

 追加料金で生うには増量できたが、してもらわなかった。
 
 うに大福(百合根饅頭)。

 これは、うに入り出し巻玉子にすることもできた。
 
 これはメニューにはなく、サービスでということで出された。たこ焼きのように生地を丸く焼いた上に焼きうにがのっていた。
 
 
 上左  焼うに入りサラダ。

 上右  スパークリングワイン「ポールスター」。醸造元はサッポロビール。

 左  うにグラタン。

 これは追加料金で、うに焼きにすることもできた。
 
 天ぷら。うにの磯辺巻き、ずわい蟹の湯葉巻き、野菜。うに塩でいただく。
 
 うに茶漬。
 
 アイスクリーム。

 「うに尽し」コースは、うに料理をいろいろいただけてよかった。それぞれの料理に使われたうにはわずかだが、いづれも美味しかった。

 満腹になって宿に戻った。
 

 

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