9 日 目   ト ム ラ ウ シ 温 泉 へ
 この日は昼過ぎのJR特急で新得に向かい、そこから送迎車でトムラウシ温泉に向かう。午前中が特にどうしても行きたいところもなく、柳月の工場見学もできる店でお菓子をいただこうと思う。

 朝食の丼物は天津丼。ご飯は少ししか盛らなかったけど。卵焼きが小さくて1枚では足らなかった。あと、カレー小盛りとサラダと前日と同じ。
 駅前から拓殖バスに乗車。

 下左   帯広の北側の音更町の住宅地を抜け、原野の中のような緑陽台北区で下車。

 下右   原野の中の道を2km近く歩いた。
 
 
 柳月スイートピアガーデン。

 原野の中にぽつんと大きな建物が建っている。柳月の工場と販売店が合わさった建物だ。
 
 店舗内。
 
 店内には飲食スペースがあり、なめらか濃厚プリン、あんバタサン、無料のコーヒーをいただいた。
 
 工場見学もしたのだが、写真は不可なのでなし。

 最後に外のスイートピアガーデンを見たが、こちらは期待外れだった。
 
 
 上左   2km弱歩いて下車したバス停へ。帯広駅行きのバスに乗車。

 上右   駅の手前、かじのビルで下車。

 左   カラーのマンホールがあった。帯広らしい絵柄。
 
 
 上左   昼食を取りに出かけた「十勝豚肉工房ゆうたく」。

 上右   店内。

 左   トンテキ定食。
 
 トンテキを拡大。最初からある程度は切って、食べやすくしていた。
 
 宿で荷物を受け取ったあと帯広駅へ。12時57分発のおおぞら6号で新得に向かう。

 下左   エスカレータでホームに上がる。上がった部分が小さな部屋になっていて、寒さよけにしていた。

 下右   ホーム上。
 
 
 ホームに入ってきた、おおぞら6号。ユニークな顔つきをしている。

 写真では見にくいけれども、先頭の下部には、LEDによる文字で「おおぞら」と表示されている。

 下左   「FURICO283」の文字が書いてある。振子式気動車のキハ283系である。投入は1995年ですでに廃車もおこなわれ、いまは札幌・釧路間の「おおぞら」にだけ使われている。

 下右   客室部。窓枠が大きい。
 
 
 
 上左  ガラガラのように見えるが、帯広だけからでも自分と同じ車両に数名乗り込んで、そこそこ乗っている。

 上右  13時35分、新得着。

 左   新得から出発した「おおぞら6号」。

 下左   自由席特急券と乗車券。
 
 
 上右   新得駅では、石勝線開通40周年を記念して、簡単な展示コーナーが設けられていた。

 石勝線開通は昭和56(1981)年のことで、自分がその前後に何度か長期の北海道旅行をしている。石勝線開通でその旅行に大きな変化が生じた。当時は夜行列車を宿代わりによく使ったのだが、札幌と道東との行き来は石勝線開通前は滝川経由の普通「からまつ」を使ったが、石勝線開通で「からまつ」が廃止され、急行「まりも」に変わったのだ。

 旧狩勝線の鉄道遺構。1966年に廃止された新得・落合間の旧線沿いのループやトンネルが紹介されていた。

 下右   新得・落合間の根室本線の新線の大半は石勝線と重複していることがわかる。
 新得駅舎。
 
 14時にトムラウシ温泉「東大雪荘」の送迎がある。過去の旅行記でバスであることが書かれていたので、バスだと思っていたら、宿の自家用車だった。人数が自分を入れて3人だったので、バスは使わなかったのだろう。

 新得からトムラウシ温泉までは55qある。55qの送迎とはびっくり。ひょっとしたら、宿の送迎としては日本最長かも。
 
 1時間10分でトムラウシ温泉「東大雪荘」に到着。送迎利用は3人だったが、宿の駐車場には多くの乗用車が止っていて、宿泊者も多いことをうかがわせる。
 
 チェックイン後、部屋に向かう途中で浴衣をとっていくのだが、この宿では作務衣を選べるようになっていたので、作務衣にした。
 
 浴衣や作務衣の上に着る陣羽織にあたるもののかわりにとして、ダウンベスト風のものがあった。ほとんどダウンベストといってよいのだが、前を閉じるのがファスナーでなはく、紐で縛る点だけが陣羽織の雰囲気を出している。なかなかよいと思った。
 
 あとで見たら、モンベル製のものだった。宿で特注したのだろう。
 
 室内。予約のさい、洋室を希望しておいた。もと和室だった部屋を改造して洋室にして、ベッドを設置している。窓ぎわのテーブルとイスは和室時のままだろう。
 
 窓側から入口側をのぞむ。入口でスリッパをぬいで中に入る点は洋室になっても同じ。押入れは洋室になってもそにまま使われている。

 落ち着いた後、入浴。露天風呂からは入浴しながら紅葉を楽しめた。
 
 
 上左  18時より夕食。レストランは「カムイ」という名。

 上右  レストラン内。

 左  テーブルにセットされていた夕食。鍋物と刺身は紙がかぶせてある。

 
 
 刺身は山奥で食べられるのは悪くはないが、なくてもいいんじゃないか。かわりに山で取れる品にしたほうが雰囲気はいいと思う。
 
 鍋物はサフラン鍋。サフラン味の海鮮鍋で、ブイヤベースやパエリアに近い味がする。美味しかったのだが、これも山の品を使った鍋物のほうが。いいと思うのだが
 
 飲物は冷酒で「大雪の蔵」。醸造元は旭川市の蔵なのだが、その蔵を所有するのは千葉県松戸市の「合同酒精」ということだ。
 
 デザート。

 

 

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