7 日 目   積 丹 半 島
 朝食は前日に買っておいたパンで。
 
 この日は積丹半島に向かうが、まず倶知安から余市へ移動する。
 
 長万部からやってきた1両に、倶知安で1両を前に増結しているところ。
 
 増結車両に乗った。片側の1人席を確保できた。
 
 然別駅。
 
 余市駅。

 玄関の右側に丸いものが見えるが、ウィスキーの樽。
 
 15分ほど歩いたところにある「サンアート」で2泊するので、荷物を預ける。1軒おいた隣には余市郵便局がある。

 下左   エアコンは集中管理なのだろう。微妙な気温の日が続いているが、この日は冷房だそうだ。

 下右   余市出身の毛利衛さんも泊まったことがあるようだ。
 
 
 
 上左   「余市駅前十字路」から神威岬行きのバスに乗車する。写真で奥に見えているのはニッカの余市蒸留所。翌日訪問する。

 上右   11時13分発なのだが10分ほど遅れて到着したバスに乗車。

 左   途中、海が見える区間は少なかったが、時々見ることができた。
 
 上左   神威岬には本来12時48分着のはずが、遅れをほとんど取り戻せぬまま12時55分くらいに到着。帰りのバスは14時2分発なので、大急ぎで神威岬に向かう。

 上右   乗ってきたバス。

 左   出発地点は緩やかそうな丘陵だったが、このあとかなり起伏の多い道になる。
 
 かつては、この先は女人禁制であった。また、この先は、上ったり下がったり、かなりきつい道だった。ゆっくり歩いていたら、帰りのバスに間に合わないので急いだ。
 
 ようやく先端が見えたが、まだまだ距離があるので悲壮な気分になる。
 
 尾根の上を歩くので、両側に海がよく見える、とてもきれいだ。でも、風を遮るものがなく、とてもきつく、飛ばされないかと怖い。
 
 数は多くないのだが、高山植物も咲いている。
 
 崖下に穴が見えるが、念仏トンネルの出口。

 50年ほど前まで、尾根道が整備されておらず、海岸沿いに歩いて神威岬に向かった。

 この写真の岬の部分は絶壁になっていて、海岸沿いに進めず、トンネルがつくられた。近くの足場の悪いころで海中に落下して亡くなった人がいたことから、念仏トンネルとよばれる。

 下   歩いてきた尾根道を振り返る。女人禁制の門が見える。

 写真左端には念仏トンネルが見える。
 
 
 上   この先はまだ長いが、灯台がようやく見えた。

 左   最後の上り。
 
 神威岬灯台に到達。
 
 岬の先端までたどりついた。

 下   岬の先には岩の列が続く。
 
 
 
 上左   神威岬の先端では2、3分滞在して、あとは大急ぎで駐車場に戻った。バスの出発の10分前に戻れたが。食事は無理で、ソフトクリームだけ食べた。

 上右   バスに乗車。14時2分発。観光バスタイプなので快適。

 左   「島武意海岸入口」で下車。14時28分着。
 
 バス停から坂道を上がっていく。積丹岬にも通じている遊歩道は"熊出没"のため閉鎖されていた。
 
 
 
 
 上左   閉鎖された遊歩道入口のそばに島武意海岸に出るトンネルがある。

 上右   100mほどのトンネルを抜けると展望台があった。

 左   積丹岬に行けなかったので、時間があまり、展望台から海岸までおりてみた。とてもきれいな海岸だ。
 
 海岸から上るのに多少時間がかかったものの、積丹岬に行けなかったために時間をもてあます。

 やっとやってきたバスに乗車。今度は路線バスタイプの普通のバス。15時58分発。

 下左   余市十字路で下車。17時9分着。すると、目の前に、この日、夕食をとるつもりの「柿崎商店」があった。

 下右   このとき17時15分だったが、掲示をみてびっくり。オーダーストップは17時30分とのこと。ぎりぎりセーフでの入店だった。
 
 
 
 
 
 
 上左   入店したところで注文を伝え、先払いする。店内はかなり広いが、閉店が近いとあって閑散としている。

 上右   生ビール。

 左   ホッキ貝刺身。
 
 白ウニ(塩水)丼。

 ウニの量も多く、美味しかった。3150円。 
 
  時間のかかったアンコウ汁。
 
 アンコウ汁が時間がかかったということで、おわびに、ホタテとツブ貝の刺身も出された。

 美味しくいただけ、満腹になった。
 
 宿まで歩き、荷物をうけとり、部屋へ。
 
 右手が入口。入口を入ると横長の部屋になっている。夕食をとってからやってきたので、外出はせず、翌朝まで部屋から出なかった。 

 

 

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