8 日 目   余市蒸溜所とワイナリー
 7時から朝食で、朝食会場へ。
 和食か洋食か、前日に宿に戻ってきたときに聞かれて、和食の食券をもらっていた。

 定食であった。トレイにたくさんのせて運ばれてきた。内容は普通の朝食って感じ。

 最後に、飲物コーナーでコーヒーがなくて、探していたら、洋食にだけつくって聞いて残念だった。
 
 9時前にニッカ余市蒸溜所に向けて宿を出る。

 この日は9時30分からミュージアムでの解説とティスティングについた有料コース、12時から製造工程の見学(これは無料コースと同じ)と食事のついたコースを予約済。

 2つのコースの合間には、隣にある宇宙記念館を見学。午後はフゴッペ洞窟に行く計画をたてていたが、前日にNiki Hillsワイナリーの見学に変更することにした。でも予約はまだしていないので、宇宙記念館に行く前に電話予約するつもりだ。
 
 9時15分から受付開始。

 ミュージアムツアー向けの札とそれを返却した後に提示を求められたときの入場券を渡され、ミュージアムに向かった。

 下左   通路を抜けて中へ。

 下右   中庭に入った。
 
 
 上左   会場のニッカミュージアム。

 上右   ミュージアムの見学だが、ニッカの歴史などの展示はあとで見てくださいということで、これから試飲する4種のウィスキーの説明の部分にしぼって説明があった。

 左   さまざまな原酒をブレンドしてつくるブレンダーについての説明もあった。
 
 セミナールームでティスティング。

 下   ティスティングした4種のウィスキー。

 左から、「シングルモルト余市」、「竹鶴ピュアモルト」、「フロム・ザ・バレル」、「ブラックニッカ リッチブレンド」。「余市」と「竹鶴」が飲みやすいかなと思った。
 
 
 上左   ティスティング中に飲んだ水。

 上右   "マッサン"とリタの絵入りコースター。

 左   ティスティングの際に出された菓子。
 
 
 上左   ティスティングのあと、ミュージアムを自由に見学。

 竹鶴正孝は、もとは寿屋(今のサントリー)の技術者で、サントリーの山崎蒸溜所の初代工場長だったことはして知てっいたが、山崎蒸溜所の設計図がサントリーではなく、ここに保管されていたのでびっくりした。

 上右   第1号ウィスキー。減っているのは蒸発したらしい。

 左   朝ドラ「マッサン」で使われた衣装。

 ミュージアム見学後、Niki Hills ワイナリーに電話して、14時30分からの見学を予約。当初計画していたフゴッペ洞窟などはまたの機会にしよう。
 
 
 上   余市宇宙記念館へ。宇宙飛行士の毛利衛さんが余市出身であることから、余市に建設された。

 11時前から11時30分まで30分少々の見学。子供向け施設と思っていたので、予想外に充実していて、時間不足だった。

 左   毛利さんが宇宙で着ていた衣類。
 
 同じ敷地に、道の駅「スペースアップルよいち」があり、道の駅にしては簡素であった。ここと、宇宙記念缶の売店をあわせて道の駅のような感じだ。

 大急ぎで駆け抜けただけだが、すぐ近くに毛利さんが子供時代をすごした公衆浴場があることを知り、今日の最後に入浴することにした。
 
 12時からの食事つきのコースは、11時45分から受付。受付後は待合室で待つ。
 
 無料コースと同じところを見学。製造工程の中で余市蒸溜所の特徴は、蒸溜工程で、石炭を使って熱しているという点。

 今は世界中で、蒸気によって熱しているという。ニッカも宮城峡蒸溜所は蒸気だという。それで、味わいの違いが出るというとのこと。
 
 上左    工場創立時の事務所。当時は、まだウィスキーは製造できず、ジュースを製造していたので、社名は「大日本果汁」だった。その略称が「ニッカ」だそうだ。

 上右    竹鶴正孝の像。

 左   リタハウス。かつては研究施設で、最近までカフェで公開していたが、耐震性などの問題でいまは閉鎖されている。
 
 竹鶴邸。もともとは工場外にあったものを移設したとのこと。
 
 ロビーのみ見学できる。細かく見ると和洋折衷だとわかる。
 
 第1号の貯蔵庫。
 
 貯蔵庫内。もっとも古い樽は1948年製のものだという。

 下左   レストラン棟。

 下右   内部。

 食事つきコースのランチは「北海道の食とウイスキーを愉しむランチコース(夏)」。
 
 
 飲物は「スーパーニッカ」(無料コースの試飲で供せられるもの)、午前中のコースでもいただいた「竹鶴」、「余市」。
 
 前菜3種。
 
 丸ごとトマトのサラダ。
 
 グリーンピースのポタージュ。
 
 余市北島農場の麦豚ソテー。
 
 アイスクリーム。

 食事が終わると13時20分。次は、Niki Hillsワイナリーに向かうため、バス停へ。
 
 上左   余市駅前十字路から13時43分発のバスに乗車。

 上右   13時50分「仁木役場前」で下車。

 左   最初は平地、やがて坂道をあわせて30分ほど歩く。

 途中、サクランボを何か所で栽培していた。
 
 
 上   Niki Hillsワイナリーのぶどう畑の下に到着。

 左   坂道を上り、ワイナリーに到着。
 
 
 上左   14時30分にワイナリー到着。

 上右   坂道を上ってきたので暑くて、冷たい射水をいただいて天国のようだった。

 左   参加者は自分だけだったので、説明を聞いて質問したりしていく。

 最初に、ぶどう畑を見る。
 手前の階下の部分とその上の1階がワイン工場になっている。ガラスの部分はカフェと売店。
 
 庭園もつくられている。
 この中にぶどう果汁を入れる。
 
 ワインセラー。
 
 次に、カウンターでティスティング。
 
 3種の飲み比べ。

 左から、「HATSUYUKI Estate 2020」、「NEURO 2019」、「HATSUYUKI Late Harvest 2018」。

 下左   同じ順に3種。

 下右   ラベルは何も書いてないように見えるが、エンボスで模様が入っている。フルーティーな辛口。
 
 
 上左   NEIRO。こちらもフルーティーで辛口。

 上右   はつゆき。とても甘口。収穫時期が遅いので、甘くなるとのこと。

 左   玄関を出る。とてもラッキーなことに、余市まで送迎してもらえることになった。1時間近く早く余市に戻れた。
 
 夕食をすませたあと毛利さんゆかりの温泉に行くつもりだったが、余市に早く戻ったので、先に温泉に入ることにした。

 屋根にスペースシャトルがある。毛利さんは子供の時、ここで育ったということだ。
 
(余市川温泉のHPより拝借)

 屋内の温泉。一番左側は、紫色のラベンダー湯でびっくりした。
 
(余市川温泉のHPより拝借)

 露天風呂。ここは緑色の湯だった。

 紫や緑の湯は餘好みではなかったのが残念。
 
 
 
 
 上左   前日と同じく17時15分ごろに「柿崎商店」へ。
 

 生ビール。

 上右   海藻サラダ。

 左   中トロ丼。

 しっかりいただいて、宿に戻った。

 

 

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