1 日 目  ベ ン ガ ル ー ル 到 着  

 

SQ619(関西→シンガポール)搭乗記
 19年ぶりのインド旅行。南インドを周遊する。数年前に南インドに行く予定をしていて、ビザも取得していたが、直前に中止せざるを得なくなったので、リベンジ旅だ。

 南インドへのアプローチは様々な方法があるが、シンガポール航空利用でベンガルール入国だ。

 関西空港発のシンガポール航空便で、まずシンガポールに向かう。シンガポール航空はスターアライアンス所属で、搭乗する便はANAがコードシェアしているが、カウンター業務はJALに委託されていて、係員もJALの制服を着ている。
搭乗券はシンガポールまでと、シンガポールからベンガルールまでの2枚。それに、関西空港のファストレーンのチケット、ラウンジなどのインビテーションカードと案内図が渡された。

 制限エリア内のがんこ寿司など3店舗で2000円以内の食事に使うこともできるが、JALサクララウンジを利用する。
  上左  保安検査場は混雑していたが、ファストレーンが利用できて、2、3人待つだけだった。

 上右  出国審査場は顔認証ですぐに通過し、シャトルでサクララウンジに向かった。入口横の案内を見ると、ワンワールド以外でも多くの会社が指定ラウンジにしていることがわかる。

 左  JAL利用時は、サクラに入るのには搭乗券を見せればいいだけだが、この日は、インビテーションカードを渡した。以前、シンガポール航空のエコノミークラスを利用した際には、インビテーションカードがなかったので、ANAのSFCカードを見せて入場した。このときはとても違和感とアウェイ感があった。入場後は席を確保して、すぐにビュッフェへ。
 
 
上左  朝食はサクラでとるつもりだったので、何も食べずにやってきた。やはり、カレーははずせない。同じサクラでも、関西のカレーは、成田や羽田のカレーと違うのだ。ただ、この日は機内食を食ベられなくなれば困るので、これだけでかまん。

 上右  飲物はカバ。このあたりはJAL便を利用する時と同じだ。

 左  搭乗時刻になったのでゲートに向かった。搭乗機はB787。今回の旅では、あとのシンガポール航空の便はすべてA350なので、この機だけがB787。
 SQ619に搭乗。

 シンガポール航空を利用するのは2度目。前回はエコノミークラスだったが、今回は評判がいいビジネスクラス。

 ゲートに着くとビジネスクラスの搭乗はほぼ終わり、最後の搭乗客となったようだ。
 
 ビジネスクラスの室内。窓側は1席、中央部は2席。この2席は、互いに通路側に配置されている列と、2席が隣あうように配置されている列が交互に並んでいる。昨年、利用したアシアナ航空の場合と同じだ。

 下左  自席。窓に接する席がとれず、通路に面した席になった。

 下右  ウェルカムドリンクはシャンパンをいただいた。
 
 上左  自席から前方を見る。中央に写っているのは、2つの席が通路側へに離れている列、

 上右  オットマン。入口は広いが奥の方に行くと狭くなっている。下部は荷物を入れるには狭く、靴置き場のようだ。

 左  メニュー。3つ目から5つ目は選ぶのだろう。5つ目がラーメンで、珍しいので希望したが、数が限られていてかなわなかった。予約が多かったのか、前方で希望が多かったからか。牛肉にしたが、復路ではラーメンがあれば、ラーメンにしたいものだ。
 
 
  上左  最初に、おつまみ的な扱いで、サテがあった。マレーシア航空でも経験しているが、なかなかいいものだ。チキン2本とビーフ1本。

 上右  飲物は白ワインにした。

 左  いよいよメインの食事。前菜のハムと豚肉。飲物は赤ワイン。
 牛肉。かなりの大きさがあった。

 下左  デザートのオレンジタルト。

 下右  コーヒー。
 
 
 チーズとフルーツ。フルーツは丸ごとだったので、食べやすいバナナにした。
 
 食事中はビデオを見ていたが、日本語のものはあまり面白くなさそうなものが多く、食後はしばらくフルフラットにして眠ることにした。

 下左  目覚めたあと、シンガポールスリングを注文。以前、シンガポールでいただいたことがあるが、こんな色だったのかと忘れていた。
 
 
 上左  余ったのだろうか、バームクーヘンがいらないかと回ってきたので、いただいた。

 左  シンガポール・チャンギ空港着。
SQ504(シンガポール→ベンガルール)搭乗記
 チャンギ空港には17時に着き、22時に出発。搭乗時刻まで4時間半ほどの余裕がある。

 到着は第2ターミナル、出発は第3。第2と第3を結ぶシャトルもあるが、乗らずに歩いた。第1ターミナルの両側に第2と第3があるのだが、第2の中央部から第1を通って、第3の中央部まで1、5qほどある。ターミナル内を見ながらゆっくり歩いた。
 
  第3ターミナルの中央部に到着し、ラウンジへ。第2と第3には、それぞれ2つのラウンジがある。「シルバークリスラウンジ」と「クリスフライヤー・ゴールドラウンジ」だ。

 「シルバークリスラウンジ」はビジネスクラス以上の搭乗客用。「クリスフライヤー・ゴールドラウンジ」はエコノミークラスに搭乗するスターアライアンスと自社のゴールドメンバー用だ。

 「クリスフライヤ―」は以前、利用したことがあるが、「シルバークリス」より狭い上、シャワーがないなど、使いにくくて、プライオリティパスで入れる別のラウンジに移動したことがある。
 
  「クリスフライヤー」に入場した。

 下左  まずシャワーを利用した。トイレの一角にシャワーブースが並ぶ、自分の好まないタイプだ。また、トイレが室内にないので、いったん出て、そばのトイレを利用して、再び入った。荷物置場がないのも困った。

 下右  ヘッドシャワーとハンドシャワーがあり、利用はしやすかった。
 
 
 かなり広いラウンジだが、結構、混雑していて、隣席が空いている空席がなかなか見つからなかった。

 下左  麺類コーナーがあったので、ワンタンメンを注文。

 下右  タイガービールのサーバー。
 
 
 ワンタンメンとビール。麺は小麦麺のやや太めのものと米麺の細いのが混ぜてあった。

 下左  ビュッフェコーナーは料理の種類が多く、この点でも「クリスフライヤー」よりかなり良かった。

 下右  乗継便の機内食が食べられなくなるといけないので、フルーツだけいただいた。
 
 
 搭乗時刻が近付いてきたのでゲートに向かった。22時10分発のSQ504ベンガルール行きに搭乗するのだが、先発のSQ227メルボルン行きが遅れていて、ようやく出発するところだった。

 チャンギ空港はゲート別に保安検査があるので、少し早めにゲートにきたのだが、搭乗便も少し遅れての搭乗、出発だったので、急ぐ必要はなかった。

 下  搭乗便はA350。マレーシア航空、アシアナ航空に続いて、3社目の利用で、もう珍しくはなくなってきた。
 
 
 ビジネスクラスの室内。関西・シンガポールのB787と同じ席配置で、席も同じものだ。

 下左  自席。日本からの便とほぼ同じだったが、重要な点で違っていたことがあった。スリッパがなかったことだ。日本発着の場合、必ずスリッパが配られるのだが、この便ではなかった(復路のこの区間でもなかった)。スリッパは日本などに限定したサービスだと初めて知った。代わりのものとして靴下が置かれていたが、これは日本からの便でもあった。

 下右  ウェルカムドリンクはシャンパンをいただいた。
 
 
 機内食は supper となり、dinner でない。dinner よりもやや簡素な夜食的なイメージだ。実際、デザートに普通ならあるフルーツが省略されている。

 メニューを見ると、洋食とインド食があり、インド食の方は、ベジとノンベジがあった。メニューの2番目と3番目がメインで、2番目がノンベジ、3番目がベジのようだ。ベジの機内食がどんなものかと思い、ベジを注文した。
 
 おつまみと白ワイン。おつまみのナッツは温めて皿に入れてあったのがよかった。
 
 前菜のティッキとサラダ。パンは、インド風のものと普通のものを全部の客が選べるようになっていて、ナンとガーリックブレッドをいただいた。

 下左  ティッキ。コロッケのようなものだったが、北インドの料理らしく、南インド滞在中には見かけなかった。

 下右  ヨーグルトが最初からプレートにのせられていた。
 
 
 
 ベジのメインの皿。2種類のカレーとご飯、それにシチューのようなものがついていた。ご飯の量が多く、半分残した。

 下左  マスカルポーネ。クリームチーズのケーキだが、半液体でぷりんのような感じ。

 下右  コーヒー。
 
 
 食事後は2時間ほど、フルフラットにして休んだ。5時間ほど搭乗し、現地時間で日付が変わったころに到着。日本時間では出発翌日の朝5時半ごろ。

 南インドのトップページへ  全体のトップページへ  2日目へ