2020.1-2  南 イ ン ド  

 

 
1 ベンガルール到着 2 インド最南端へ 3 カニャークマリ
4 ティルヴァナンタプラム 5 アラップーラへ 6 バックウォーター
7 コーチへ 8 フォート・コーチン 9 エルナクラム
10 ゴアへ 11 オールドゴア 12 ハンピ(1日目)
13 ハンピ(2日目) 14 ハンピ(3日目) 15 マイソール
16 シュリーランガパトナ 17 ベンガルール 18 インド最終日
19 帰 国
     
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 初めての南インド。数年前にも計画をしていて、ビザまでとったのですが、急に行けなくなり、そのときのリベンジとなりました。

 インドは大きく、南インドだけでも限られた日数の中では、行きたいところをすべて回るのは難しいです。今回は、ケララ州、ゴア州、カルナータカ州を回ることにしましたが、それぞれ割愛した街があるし、タミルナドゥ州も行きたかったのですが、カニャークマリは別として、大部分はあきらめました。

 また、ケララ州とタミルナドゥ州だけを回るならバスと鉄道で比較的短い区間を乗り継げば回れましたが、ゴアやカルナータカ州のハンピへ行くとなるとそう簡単ではありません。どうしても、長距離移動が必要になり、体調面が心配でした。そのため、コーチ〜ゴアは空路利用にしたのですが、ゴア〜ハンピ〜ベンガルールはどうしても夜行バス利用になり、夜行というのがこの旅で最大の関門でした。

 実際に旅してみて、ハンピで炎天下を2日間歩いたことと夜行バスでの疲れが重なって、旅の終盤の4日間は軽い熱中症により体調を崩してしまいました。それでも、寝込むことはなく、体調が悪いなりに観光できました。

 インド料理、それも日本でたまに食べる機会がある「北」ではなく、ほとんど初めてのような「南」の料理は満足しました。ベジタリアン向けが多いので、単調じゃないかと心配だったのですが、意外とバライティに富んでいてよかったです。とくにパン類が豊富なのにびっくりしました。

 訪問先は、遺跡(ハンピ)、欧州人の進出地跡(フォート・コーチン、ゴア)、自然(バックウォーター)、巡礼地(カニャークマリ)、宮殿(マイソール)とどれも印象によく残っています。ただ、あちこちで見たヒンドゥー寺院にはあまり関心を持てませんでした。

 乗物は、国内線飛行機、国鉄、昼間のバス、夜行寝台バス、リキシャ、車チャーターと様々なものを少しづつ利用でき、インドらしさを感じられました。少しだけ乗れたコーチとベンガルールのメトロは、インドらしくないなと思いつつも、インドにも現代的な乗物があるんだって体験できました。

 反省点としては、心配が現実になって体調を崩したことでがあります。夜行バスは昔はとてもよく利用しましたが、今後はなるべく避けようと思いますし、炎天下での歩きも注意しないといけないと痛感しました。また、インドの宿は東南アジアと同程度の値段でも、エアコンや冷蔵庫がないことが多く、インドの旅では安い宿は避けた方がいいなと思いました。