5 日 目 ア ラ ッ プ ー ラ へ
鉄道でアラップーラへ |
朝食でレストランへ。9時30分発の列車に乗りたいのだが、切符売場が混雑しているかもしれないので8時30分には駅に着きたい。ということで、7時にレストランが開くと、一番乗りで入った。 水は瓶に入れてテーブルに置いてあった。生ぬるいので飲まなかった。インドに着いてからホテルの朝食は初めて。インドのホテルのビュッフェってこんな感じなのかっていうことがわかった。 パンとカレーの種類が多く、おかずはちょっと少ない感じ。 |
パンは、マサラウッタパム。ウッタパムは、前日もいただいたが、米粉でつくったお好み焼き状のもの。マサラ(各種の香辛料)が入っているっても、辛くはなかった。タマネギやトマト、ピーマンが混ざっているのは同じ。ひょっとしたら、前日の店では。マサラウッタパムを単にウッタパムと言っていたのかもしれない。 一番上の白いのはイドリー。イドリーは米粉で作った蒸しパン。これ単独では味がなく、美味しいとは言えない。カトリに入っているのはサンバル(野菜カレー)。イドリーやマサラウッタパムにつけていただいた。 |
キール。 粥のような感じで小さな器にとるようになっていた。食べてみると、牛乳で炊いてある粥で、とても甘い。そんなに多くは食べられないので小さな器に入れるよいうになっていたのだ。 |
マサラチャイの実演コーナーがあった。 ミルクチャイにごくわずかマサラを加えるようだった。高いところから、落としているのは、空気に触れると美味しいとかいう理由だろうなと思う。 下左 マサラチャイ。普通のミルクチャイとの違いはわからなかった。 下右 フルーツ。 |
朝食後、部屋にもどってすぐにチェックアウト。ホテルから駅まで歩いて10分ほどだが、リキシャがホテルの前に待機していたので、利用することにした。 駅まで1km弱だったので50ルピー払う。だいたい2kmまで50ルピー、4qまで100ルピーだとわかった。 |
切符を買うのに時間がかかる場合を考えて、出発1時間前に駅につくようにしたが、2、3人並ぶだけですぐに買えた。 アラップーラ(アレッピー)まで、スリーパーで125ルピー(約190円)だった。ティヴァナンタプラムから、アラップーラは150km、カニャークマリは100qほどだが、スリーパーだと同じ運賃だ。たぶん200qくらいまで同じ運賃なのだろう。2等運賃は違っていて、距離に応じて上がるようだが。 |
ホームで列車がくるのを待つ。乗車するのは9時30分発ムンバイ行き。この列車は当駅始発なので、遅れる心配は少ないので選んだ。 下 電光表示。行先がムンバイLTTになっているが、LTTとはロクマンヤティラク駅で、複数あるムンバイのターミナルのひとつ。 22両編成で、うちスリーパーが10両、3段式エアコン寝台が6両が多く、2等は1両だけ。 |
跨線橋に上るためのエスカレーター。エスカレーターがあって、しかも動いているのでびくりしたが、インドでももう驚くべき風景じゃなくなってきているのかな。 |
乗車する列車が入線してきた。 下 横サボは窓の上部に横に3枚が並んでいた。左(写真では一番上)が英語、真ん中がマラヤーラム語(ケララ州の公用語)、右(写真では一番下)がヒンディー語。 絵入りのサボで、ヒンディー語版のティルヴァナンタプラムは、自分も行ったパドマナーバスワーミ寺院が描かれていてすぐにわかった。ただ、ムンバイと書かずに、ロクマナンタティラクというのが慣れないとわかりにくい。 |
駅名標。 マラヤーラム語、ヒンディー語、英語で表示されている。 |
スリーパーに乗車。3人掛けの席。寝台として利用するときには、下段背の背もたれを上げて、留め具をぶら下がっている吊り輪のようなものに引っ掛けて中段をつくるようだ。 かつて日本にもあった3段式B寝台と同じような感じだが、カーテンがない点が異なる。 |
1人席の側。2段式の寝台で、上段が固定されている。 最初、ガラガラだと思って、1人用の席に座っていたら、指定券を持った客が現れて、別の1人席に移った。すると、そこもし指定券を持った客がやってきて、3人席のほうに移動した。指定券は1人席の方から売っていくのだろうか。 3人席のほうも、1人占めとはいかず、6人のボックスに常に3〜6人入っていた。ただ、3人席は出入りが激しく、短区間の客が多かった。 |
3人席ボックスの窓の上部に電源コンセントがあった。鏡には、たまたま中段寝台を吊るす吊り輪状のものが写っている。 |
上左 チャイを売りにきたので買った。チャイの入った容器を膝に置いて、紙コップに入れていた。この区間の車販は主にIRCTCという業者がやっていて、その業者では床に容器や紙コップをおかないようにしているのだろう。 上右 紙コップ。飲物や食事の値段が書かれている。 左 何かを売りに来たが、買いそびれてしまった。 このあと、昼食の注文をとりにやってきたが、アラップーラまで30分ほどになっていて、買うのは無理だった。 |
アラップーラの少し手前では、湖の横を走った。窓の横線は、窓の鉄柵。 |
アラップーラ着。本来は12時12分着なのだが、30分ほど遅れていた。ここまでで30分遅れだと、終着のムンバイまでにはどれだけ遅れることやら。 |
翌々日にはコーチに向かうので、出発時刻を調べたが、8時15分では早すぎ、11時30分では遅すぎるうえ、当駅始発ではないので遅れる可能性が大きく、バスで向かうことにした。 |
上 アラップーラの駅舎。駅名は3語の表示。 左 リキシャに乗ろうとしたら、窓口へ行くように言われた。プリペイドのリキシャかと思ったが、そうではなく、金額のレシートだけを渡された。手数料はワンコインといわれ、1ルピー渡した。 |
ホテルまでは15分ほどだった。ホテル名を言って渡されたレシートには87ルピーとあったが、100ルピー渡して、おつりはもらわなかった。 |
アラップーラ街歩き |
アラップーラで2泊したのは「オキシジェン・リゾート・アレッピー」。なんだか、以前行ったジャイプルの風の宮殿を連想させるような建物だ。 下左 チェックインしようとしたら、ソファーでのチェックインだった。 下右 ウェルカムドリンクで冷茶がでてきた。 |
部屋に行き、広いことにびっくり。前日の宿よりもやや安く6000円台。予約しておいたホテルの中では前日の宿に次ぐ値段なのだが、広さは2倍近く広い。コストパフォーマンスの良い宿だ。 下左 窓側から入口側を見る。 下右 窓の外にはプールとその周りに森。 |
1時間ほど部屋で涼んだあと、街歩きに出発。 ホテルの前の道路のすぐ横には運河がある。 ちょっと離れたところにガソリンスタンドがある。 |
ボートに給油するガソリンスタンドなので、運河の側に向けて設備が並んでいる。 |
内湖のほうに向かった。湖を見られると思っていたら、湖の手前に建物があり、湖の沿岸までは歩いて行けなかった。一番いけるところから撮影したが。湖だとはわからない。 |
ホテル前に引き返し、さらに少し歩くと、運河を渡る歩道橋がある。かなりの高さがあるが、そんなに高さのあるボートが通るのだろうか。 |
バススタンド。 翌々日にコーチヘバスで向かうので、バス乗場を調べておいた。 |
乗合ボートの乗場。さまざまなボートが運行ている。 下左 翌日、乗船するボートの時刻を調べておいた。9時35分発のコッタヤム行きに乗る。 10時30分にコーラム行きの観光ボートがあるが、この逆方向のコーラム発のボートに乗ろうかとプランニングのときに考えたが、限られた旅行日数の中では無理でとりやめた。 |
上左 ボート乗場の出入口。この建物の反対側が運河になっている。 左 冷たいものがないかと入ったパン屋。店ではパン、ケーキを売っているが、奥がカフェになっている。 |
上左 ミルクシェイクを飲んだ。 上右 倉庫のようなところにテーブルとイスを置いたようなカフェ。突き当りが調理場。 左 バナナチップの製造所。大袋に入れて売っている。3軒ほどバナナチップの製造所が並んでいた。 |
街のメインストリートに沿って歩いた。ヒンドゥー寺院があったが、どこちなく日本の神社のような感じの建物だ。 下左 中に入ったが、やはり日本の神社のような感じがする。 下右 本殿。入口は閉ざされている。 |
運河の支流。藻が水面を覆っていて、シャベルカ―で取り除く作業が行われていた。 下左 キリスト教会。 下右 聖堂内。履物を脱いで中に入る。 いったんホテルに戻り、一休み。 |
2時間ほど休んだあと、夕食をとりに外出。 「タフ」という店に入店。 |
ツナカレーを注文。辛いカレースープの中に、ツナの塊が入っている。 下左 アッパム。米粉にココナッツを混ぜで作ったクレープ状のもの。真っ白である。 下右 大きな角きりのツナが入っていた。 |
上左 ストロベリーシェイク。この店もなのだが、食事を一通り終わったあとで、チャイやデザートの注文をとりにくることが多かった。 上右 店内。 左 ス―パーで飲物のほかフルーツを買って帰った。部屋にていただいたが、半分は翌日回しに。買ったのはこの倍だったが、100円ほど。 |