14 日 目  ハ ン ピ (3日目)

 

 

 

軽い熱中症のためカフェで休み、再び夜行寝台バス乗車
 前日は17時にホテルに戻り、20時から1時間ほどバーにいっただけで、7時まで熟睡。何をする気にもならず、着替えもせずに、汗とほこりにまみれたままで。

 気持ち悪いので、シャワーを浴びたかったが、残念ながら、このホテルはほとんど湯がでないので、薄っぺらなよれよれのタオルを水に浸して体をふいた。

 軽い熱中症だろうと思った。それでも、めまい、頭痛、発熱などはないので、1日中ホテルで休息するほどでもなさそうだ。2日続けて、炎天下を10kmづつ歩いたためだろう。帽子と傘は使っていたものの、高温と強い日差しにやられたのでろう。

 加えて、もともとは体調を考えて、夜行寝台バスで到着したあと、午前中はホテルで休む予定だったが、それができなくて、到着後すぐに歩き回ったのもよくなかったのだろう。

 この日は、ハンピ村の川の北側を散策しようと、前日は思っていた。ガイドブックには掲載されていないが、前日、山の上に寺院があるのが見え、行ってみたく思ったのだ。朝起きて、散策は無理だと思ったが、ホテルに閉じこもるほどでもないので、川を渡って、カフェでのんびりしようと決めた。

 夕方までのんびりして、体調を整えて、ベンガルール行きの夜行寝台バスに乗車する。今度は、午前中から移動や観光の予定にしているので、体調が心配だった。
 ホテルの朝食は、食欲がないので、食べる気にならずに、出かける。ホテル近くの店では、飲物を仕入れたが、食べ物は食べたいと思うものがなかった。

 9時30分ごろのバスで、ハンピに向かった。
 10時ごろ、ハンピに到着し、15分ほど歩いてハンピ村の北側にある川へ。
 
 路上の露店がいくつか出ていた。
 モンキーバナナを売っていたので10ルピー(約15円)渡したら、思ったよりもたくさんバナナが買えた。

 朝食代わりにバナナを食べながら、1時間あまり川を見ながら、座って休んだ。
 沐浴をする人たちもいた。
 
 洗濯をする人たちもいた。
 
 川向うに渡るボートに乗船する。
 
 乗場のあった付近では川幅は20mほどだが、最短距離を渡るのではなく、川を斜めに横断して100mほど移動。5分ほどの乗船。一番、狭いところでは川幅が10mもなかった。
 
 ボートを下りたところ。川の向こう側がハンピ村。
 
 15分ほど歩いてカフェ「マンゴー・ツリー」へ。
 
 川やハンピ村が見える。塔が見えるが、前々日に行ったヴィルーバークシャ寺院だ。
 
  座敷席。この一番前の景色がよく見えるところに陣取った。

 下左  飲物はコカ・コーラ。細長い瓶で300ml入り。

 下右  フルーツクレープ。カレー系など味の濃いものは食べる気にならなかったので。
 
 
 
 
 
 上左  クレープの上の皮だけ食べた状態。フルーツがたくさん入っていて美味しかった。

 上右  食事後に、マンゴーシェイクを注文。

 2時間ほど、ぼぉーっとしながらくつろぐことができた。

 左  そろそろホテルに戻る。途中の景色もよし。
 
 ボート乗場に戻ると、丸い手漕ぎボートがあった。一寸法師が乗ったお椀の船みたいだ。なかなか面白そうだが、この時は使われていなかったようだ。
 
 ボートがやってきて、乗船。3日間滞在したハンピもいよいよお別れだ。
 
 駐車場に戻り、バスに乗車。 

 結局、ハンピのカフェへ行っただけの1日になった。たまにはこういう日があってもいいかな。ホスペットでは、体調維持のために、時間を持てあますかもしれないという覚悟の上、2泊にしたが、良かったと思う。
 
 17時ごろホテルに戻り、荷物の整理をしたり、シャワーかわりに体をふいたり。

 19時ごろ、前々日も行ったレストランへ。ミニ・ミールスを注文。前々日のミールスは11品だが、ミニ・ミールスは8品。ミールスが100ルピーで、ミニだと70ルピー。カレー系は体が受け付けず、半分ほど残した。
 
 22時前に、チェックアウト。前々日に調べておいたSRSトラベルのオフィスに行き、予約確認書を見せて、しばらく待つ。
 
 22時30分発だが、10分ほど前にバスがやってきた。このバスで心配していたのはノンエアコンだということ。乗車直後などは暑いだろうし、蒸し風呂みたいだったら嫌だなと思っていた。

 下左  バスの真ん中の通路、どこか別の街からやってきたようで、すでにカーテンがしまっていた寝台が半分ほどある。
 
 
 
 上右  自席。1人席の下段の最前列を確保しておいた。
 
 ゴアから乗車したバスにはついてなかった荷物置き台がついていた。そのかわり、毛布がなかった。

 左  通路を挟んで1人ベッドと2人ベッドが並んでいるのは前に乗ったのと同じ。写真は2人ベッド。

 乗車してしばらくは、暑かったので窓を開けていた。そのためにカーテンが大きく動くためだろうか、車掌が窓を閉めにやってきた。仕方ないので、顔のある側の窓をこそっと少しだけ開けることにした。でも、夜中になると涼しくなってきて、窓を閉めてもがまんできるようになってきた。

 

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