17 日 目 ベ ン ガ ル ー ル
インド国鉄の2等車とベンガルールメトロに乗車 |
![]() 1時間前に駅に着くようにしようと、7時にホテルをチェックアウト。すぐにリキシャを見つけて乗車。 |
![]() 鉄道はケララ州で2回乗車しているが、2回ともスリーパー(簡易寝台車)を昼間の座席利用で乗車した。そのときに、スリーパーはそこそこ快適だが、2等はものすごく混雑しているのを見ているので、今回もスリーパーでベンガルールまでと申し出た。 ところが、スリーパーの切符を売ってくれないのだ。何を言っているのかも不明で、出された2等の切符を買った。 |
![]() ケララ州で2回乗ったスリーパーは、距離は今回より少し短いが、125ルピーだった。 |
![]() 下 長い編成で、ケララ州の時と同じく、22、3両つないでいる。でも、大きく異なる点があった。ケララ州で乗った2本は、2等が1両、スリーパーが十数両、エアコンつきの2段、3段寝台や個室寝台などが合わせて数両だったが、今回はオール2等車なのだ。 |
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![]() 駅名の看板を見ると、カンナダ語、ヒンディー語、英語が書いてある。それに、この駅も大駅なので、「ジャンクション」がついていることもわかった。 |
![]() この駅で見かける客車は、クリーム色にエビ茶色の帯が入っているものと、青と薄い水色のもので、この列車も、この2種類の車両が混じっていた。 |
![]() でも、すぐに違いがわかった。1人席の側は、スリーパーだと上段の寝台があるところが、荷物棚になっている。それに、1人席の幅がスリーパーよるも少し狭い。 |
![]() 窓の間にある白いのは電源コンセントで、2等でもついているのは驚き。よく見ると、コンセントの部分はあとで付け足したような感じだ。 |
![]() 下 先ほど、編成の最後尾についていた電気機関車が前方へ行った。先頭につけるのだろう。だが、この機関車だが、両側に運転席がついていることと、機関車にしては1両の長さが長いことにが珍しいと思う。 |
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![]() 青と薄い水色の車両は、薄い水色をクリーム色にすれば、日本の”スカ色”とほとんど同じだと思った。 左 いよいよ出発。×印は編成の一番後ろを表している。 |
![]() ホームが写っているが、このホームに駅舎があり、跨線橋がかなり離れたところにあった。それで、この駅では、線路から乗る客が多いのだろう。乗車した区間は複線なので、列車頻度も多く危険だ。 |
![]() ケララ州で乗ったときのように2等車が1両では大変なことになるだろう。 車内販売がやってきた。いろいろ売っていたが、細長いものがマサラドーサだというので、買ってみた。 |
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![]() クレープ状の皮の中には、じゃがいものカレーが入っていた。車内で食べることを考慮して、水分は少なく、カレー味のポテトサラダの感じだ。 |
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![]() 跨線橋は、駅舎の側とは反対側へ歩いていく。メトロの駅が駅舎の側と反対側にあるためだ。 |
![]() 駅舎の向こう側には、ベンガルールのメインのバス乗場であるケンペコウダ・バスステーションがある。(インドではバススタンドという言い方が多いが、ケンペコウダはバスステーションを名のっている。) |
![]() 跨線橋の新しい部分を200mほど歩く。 |
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![]() ベンガルールメトロは、2011年にパープルラインの郊外の高架区間の一部が完成、2016年に都心部の地下区間が完成して全通、グリーンラインは2017年に全通したもので、一部区間だけなら少し年数を経ているが、全通となると、コーチのトロよりわずかに早い完成だ。 |
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![]() どちらも初乗りが10は同じだが、コーチは10づつ増えていくが、こちらは細かく上がっていき、遠方ほど割安な感じ。 左 コーチと同じく窓口で買う。下車するカボンパークまで18ルピー。 |
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![]() 上右 トークン。 左 ホームはさらに1階分下がったところ。 |
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![]() 正午前なのに、かなり混雑している。コーチのメトロはいつ乗っても、すいていたのだが。しかも、コーチは4両編成なのに対し、ベンガルールは8両編成なのに。ベンガルールとコーチでは都市の規模がかなり違うので、そうなるのだろう。 |
![]() 駅名標は、カンナダ語と英語で、ヒンディー語はない。 下の方に、「高圧線があるので線路に入らないように」という注意書きがある。ここのメトロも第3軌条方式なのだとわかる。 |
![]() 東西線といえるパープルライン、南北線といえるグリーンラインともに、都心の4qほどが地下鉄だが、そのほかは高架鉄道で、高架部分の方がずっと長い。 |
トヨタ自動車の子会社運営のホテル「チャンセリー」 |
![]() この旅行で最後のホテル泊なので、体調がよくない中、エアコン、冷蔵庫、ホットシャワーなどが必ずある宿に泊まりたかったので予約しなおしたのだ。 このホテルは。トヨタ自動車の完全子会社「トヨタエンタプライズ」が運営している。「トヨタエンタプライズ」は、ビル清掃、人材派遣、保険代理店、社員食堂、警備などの事業を行っている。海外事業は、このホテルの運営のほかインドネシアでの駐在者・出張者向けサービスを行っているようだ。 トヨタはインドでも現地生産を行っているが、工場はベンガルールにある。数多くあるトヨタの現地生産国の中でもインドはホテル事情がよくないので、インハウスのホテルを運営しているのだろう。 この旅行で日本人と出会ったことはこの日まで皆無だったが、翌日の朝、レストランやロビーで見た客のほとんどは日本人だった。しかも服装などから、観光客ではなく、トヨタか他の日本企業の出張者だろうと思われた。 |
![]() この旅行で、最高の宿泊費9000円台のことだけあって、部屋は、この旅行では一番よく、日本で泊まっている感覚だ。日本で9000円台のホテルに泊まった場合に比べても、倍近い広さだ。 |
![]() 右側に写っている窓は、向こう側がバスルームで、スタイリッシュなホテルではよくある形だ。 この旅行に限らず、宿でテレビを見ることはあまりないのだが、このホテルは当然、NHKの海外放送が見られたので、久しぶりにテレビを見た。 |
![]() バスがあっても、トイレと隣り合う場合が多くてあまり気分はよくないのだが、ここはうまく離しているのもよかった。 窓の向こうは客室。 |
![]() この旅では、ほかの宿にも、ハンドシャワーはついていた。 |
![]() 下左 今回の旅では石鹸はあまりよくないものが多い印象があったが、ここはかなり良いものが置いてあった。 下右 スリッパは今回泊まった宿のうち2軒では置いてあったが、薄っぺらで使いづらく、ずっと関西・シンガポール間の飛行機のスリッパをずっと使い続けていた。ここはそこそこ分厚いスリッパが出てきたので利用した。 |
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![]() ホテルの玄関を入り、左手にフロントがあり、右手には「ジャパンデスク」がある。写真が「ジャパンデスク」。 日本人の様々なリクエストにこたえるコーナーのようだ。ここで、翌日の空港までの車を依頼しておいた。 |
![]() 海外では和食はほとんど食べないのだが、カレー系の食事がのどを通りにくいので、和食を食べてみたくなったのだ。 下左 生ビールが飲めるので注文。銘柄は何かわからなかった。 |
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![]() 左 ビーフステーキ定食を注文。 メニューを見ていたら、ビーフステーキ定食があったので、”インドで牛肉が食べられるとは!”と思い、これに決めた。 |
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ベンガルール街歩き |
![]() 翌日は、夕方から空港に向かうので、ホテルの徒歩圏内を中心にし、この日は、メトロを利用して出かけることにした。 カボンパークからパープルラインでケンペコウダ・インターチェンジへ。そして、グリーンラインに乗換え。 |
![]() 高架駅であるラールバーグで下車。 |
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![]() 牛も時々見かけ、ここでは、野良牛か飼牛かはわからないが、ごみ箱をあさっていた。 |
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![]() 下左 ブル寺院。 下右 本殿の中にはナンディーの像がある。 ナンディーはオス牛でシヴァ神の乗物とされているのだが、ここではナンディーが祀られていて、珍しい寺院だ。 |
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![]() マイソール王国のティプー(シュリーランガパトナで戦死した碑を前日に見たばかり)の夏の宮殿。17時30分までの開館なのだが、到着したのが17時35分で入れず、門の外側から撮影。 |
![]() メトロでケンペコウダ・インターチェンジへ移動。地上に出るとすぐにある。とても大きなバスステーションで、慣れないと利用しにくそうだ。 |
![]() 朝、マイソールからこの駅に到着したが、そのときは駅舎とは逆の方向に歩いて、メトロの「シティ・レイルウェイステーション」に向かったので、駅舎を見に行った。 |
![]() このあと、「ケンペコウダ・インターチェンジ」に戻り、メトロのパープルラインに乗車。 |
![]() カボンパークを出てすぐに、メトロは地上に出て、すぐに高架鉄道になり、MGロードに到着。 駅を出ると、すごい行列。保安検査に時間がかかるために、行列ができていたのだ。 |
![]() 写真で駅と高架のメトロが写っている。 だが、食べたくようなものが見当たらず、もう一度引き返して店を探す元気もなく、ホテルの方向へと歩いた。 |
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![]() たまたまスターバックスがあり、テイクアウトして、部屋食することにした。 上右 アイスティー。 左 サーモン・クロワッサンサンド。 |
![]() 間もなくバレンタインデーだったので売っていたのかな。 部屋でいただいて、久しぶりにエアコンのある部屋で気持ちよく快適に休むことができた。 |
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