18 日 目  イ ン ド 最 終 日

 

 

 

チャンセリーホテルの大浴場と和朝食
  チャンセリーホテルには大浴場がある。さすがに日本人向けホテルだ。浴場は1つなので、男女で利用時間を変えてある。

 朝は6時から男湯として利用で、行ってみた。

 下左  幸い、朝一番に行ったので、まだ利用者がなく、急いで撮影した。

 脱衣場。

 下右  浴室内の洗い場。
  大浴場。

 下左  ゆっくり浸かってみる。

 下右  サウナもあったたが、早朝なのでまだ利用できなかった。
 
 朝食時間になり、レストランへ。

 和食メニューもあるはずなのだが、見つからなかった。
 なるほど、和食は定食になっていて、注文制のようだ。さっそく注文。
 
 しばらく待つ。

 レストランの様子。
 
 和食。

 真ん中のが和風ハンバーグで、できればもっと和風っぽい方がよかったのだが。でも美味しくいただけた。
 
 あとで、ビュッフェのフルーツと卵料理コーナーのオムレツをいただいた。
 
 荷物の整理をして、10時ごろチェックアウト。荷物は預かってもらった。

 ベンガルールで行きたかったところは、前日に回っているので、この日はホテル近くの歩いて回れるところを歩く。17時に車を頼んであるので、それまで、この旅で最後の観光。

 残念なことに、このあと3時間分ほどの画像が撮影できていなかった。

 回ったのは、カボンパーク、高等裁判所、ヴィダ―ナ・サウダ(カルナータカ州政府ビル)。カボンパークでは、長くベンチで休憩したので、さほど撮影していなかった。
老舗食堂MTRのミールス
 昼食は、老舗のミールス有名店「MTR」へ。リキシャは、”MTR ミールス”で通じた。メトロで行くなら、前日に行ったラールバーグ植物園に近く、ラールバーグ下車。

 玄関のひさしの上部には、Mavalli Tiffin Rooms とあり、略してMTRという名が一般化しているよづだ。

 下左  玄関上の看板を拡大。ミールスのランチは12時30分から14時45分とある。着いたのは13時ごろ。
 
 
 上左  玄関を入ると左手にあるカウンターで料金270ルピー(約410円)を払う。

 上右  2階に上り、待合室で10分ほど待った。

 左  さらに8名が連れられて、食事中の人がいる大部屋を通り抜ける。その奥にある小部屋の前で待たされること10分。このような小部屋がいくつかあるようだ。待つ間に手を洗いに行っておく。
 
  部屋に通され、テーブルに着く。まず、プレートが配られる。金属製で年季が入っていそうだ。

 下左  最初に金属製のコップに入ったグレープジュースと水が置かれた。

 下右  次いでスプーンが置かれる。
 
 
  最初に置かれた料理はプーリ(小麦でつくられた揚げパン)。まだカレー類は置かれていないので、プーリだけを食べる。揚げたてで美味しい。

 すぐにお代わりを置きにやってきたが、あとの料理が食べられなくなると困るので、手でプレートをふさいで断る。
 
 カレー類が、プレートのくぼみに入れられた。

 左からココナッツチャツネ、なすのカレー味の和え物、野菜カレー(サンバルではなく、じゃがいもやにんじんがたくさん入り、日本の”お子様カレー”のように辛くない)。

 下左  マサラドーサ。これはインドにやってきて複数回食べていたのだが、いずれも筒状でもっと大きいものだった。形ではわからなかったが、食べてみて、中にじゃがいものカレーが入っていてわかった。

 下右  コサンブリ(ゆで野菜)。ほとんど味付けしていない。
 
 
 家族向けの小部屋での食事だった。ウェーターが次々にやってきて、料理をどんどん置くので、食べるに忙しい。

 下左  トマトチャツネ。

 下右  ターメリックの色をしていてカレーだと思ったが、違っていて、キール(牛乳粥)の一種だった。食事の途中で出てくることもあるのか。
 
 
 上は、パパダム(せんべいだが米ではなく小麦で作ってある感じ)。

 下左は、ビーツケリー。ビーツで色付けした寒天みたいなもの。

 下右は、マサラワダ(普通のワダはドーナツ状で味はあまりないのだが、これはやや硬くでビスケットみたいな食感で、香辛料が入っている)。
 カードライス(野菜入りヨーグルトに混ぜたご飯)とベジタブルビリヤニ(野菜炊き込みご飯)。

 ビリヤニの右上は、小さなパパダム(せんべいだがこちらは米で作ってある感じで小さいもの)が3枚。

 下左  ラッサムライス(ラッサム(トマトやタマリンドをつかった辛いカレー)で炊いた”おじや”。

 下右  サンバーライス(サンバル(野菜カレー)をご飯にかけたもの)。

 ご飯系が4種類あり、それぞれ盛られた量はさほど多くないのだが、お腹がいっぱいになった。どれもお代わりできるのだが、不可能。それどころか入れられたものを食べるの精一杯。
 
 
 料理はバケツに入っていて、次々にプレートに盛っていく。

 下左  最後に小さな紙包みが配られた。開けると葉っぱがでてきて、日本の草団子を思い出した。後日調べると、バーンという噛みタバコらしい。

 下右  葉っぱを開けると、豆を炒ったようなものが入っていた。これも後日調べて、フェンネルの種だとわかった。葉っぱも種も何だかわからなくて、試さなかったのが今になって残念。
 
 
 食事を終えて退出。写真の大部屋の中を通って戻るのだが、複雑な経路なので1階に下りるのに苦労した。

 
 
  外に出る。1時間少々入店していたが、待ち時間もあったので、食事時間は30分少々。短時間でよくあれだけ食べられたものだと思う。

 後日調べてわかったのだが、ベンガルールの店は本店で、日本でもMTRがレトルトカレーを販売しているとのこと。また、シンガポールとクアラルンプルに出店しているとのこと。これらも試してみよう。
 
  流しのリキシャをつかまえて乗車。まだまだ時間があるので、州立博物館へ向かった。
 
 建物は英国風の建築。一通りみたのだが、雑然と展示物を並べてあるだけの感じで、あまり面白くなかった。

 見たあと、時間があるので中庭のベンチでしばらく休憩。
ベンガルール空港BLRラウンジ
 17時に車を依頼していた。スムーズにいけば50分ほどで空港に行けるが、渋滞で時間がかかることも考えた。シンガポール航空の搭乗手続は19時からなので、早くに行っても待たねばならないが、念のため早めに行きことにした。

 車はホテルの車で、ドアにはホテル名が書いてある。ドライバーもホテルの従業員だった。車ではミネラルウォーターのサービスもあった。
 
 
 上左  空港への自動車専用道があり、順調に走ったが、空港の手前数kmで一般道に入り、そこからほとんど動かなくなった。30分ほどロス。

 上右  空港ターミナルが見えてきてほっとした。

 左  1時間20分ほどかかり、空港に到着。早めに車を頼んでおいてよかった。
 
 インドの空港では、ターミナルに入るのに、搭乗便の予約を示すものとIDを見せないといけない。10分ほどかかってターミナルに入った。

 それでも、遅れたとはいえ、搭乗手続開始時刻にはまだ30分ほど間があった。

  旅行開始時にベンガルールに到着してすぐに、国内線でティルヴァナンタプラムに向かった。そのときと同じフロアにやってきた。この空港は、国内線と国際線のカウンターが入り乱れているのだ。

 カウンターの案内も国内線と国際線が混じっているが、これは珍しい。
 
 
 上  19時からの手続きは一番にすませ、2階の保安検査場に向かう。2階に上がったところで、国内線と国際線の動線が分かれる。

 保安検査と出国審査を済ませ制限区域に入る。

 搭乗手続の際に渡された写真のインビテーションカードをもってBLRラウンジへ。

 左  ラウンジの受付。シャワーを使いたいと申し出ると、空いていたら自由に使ってよいとのこと。シャワールームはトイレの中にある。
 
 奥がシャワー。便器の上に、鉄棒がありそこにハンガーをぶら下げることができる。でも、ポケットの中の品物を便器の中に落とさないように注意が必要だ。便器の上ってのが、どうもイマイチ。
 
 最大の欠点は荷物や脱いだ衣類の置き場がないこと。荷物や着替えは洗面台の周囲に置き、衣類は便器の上にかけた。もちろん便器の蓋を閉めて。

  一番困ったのは、足ふきマットがないこと。シャワーの横で体をふいたタオルを床に置き、足をふいて、そのうえで着替えをした。
 
 ラウンジ内。
 
 食べ物のカウンター。インド式の朝食のために、パン類がたくさんあった。

 機内食がひかえているので、食べ物はいただかなかった。
 
 アルコール類は、専用カウンターで申し出る。冷蔵庫などは、カウンターの中に入っている。
 
 キングフィッシャー・プレミアム。

 搭乗時刻までBLRラウンジで過ごした。

 

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