1 日 目 パ レ ル モ へ
チューリヒ立ち寄り |
旅行計画をたてるさい、一番悩んだのは、フランクフルト到着後、1時間40分後に出発するルフトハンザのパレルモ直行便を利用するか、4時間半後にルフトハンザとスイス航空をチューリヒで乗り継いでパレルモに向かうかだった。直行便を使えば、初日の午後はパレルモの街歩きができる。乗継便だと、初日は移動でほぼ終わる。結局、乗継便を利用した。 実際は、ANAが遅れることもなく、入国審査場、ルフトハンザのチェックインカウンター、乗継便の保安検査場はすいていたし、直行便が利用できたのだが、いつもそうとは限らないので、やむを得ない判断だった。 直行便を利用する場合なら搭乗開始時刻くらいに、ルフトハンザのビジネスラウンジに入室した。スタアラゴールドなので、もうワンランク上のセネターラウンジにも入室できるのだが、手ごろな位置にあったのがビジネスラウンジだった。 |
利用したのは、シェンゲン圏内むけのビジネスラウンジだが、旅行者の立場からは国内線ラウンジのようなものだ。それでも食べ物もいろいろ提供されていて、日本の国内線ラウンジとは全然違う。 下左 飲物は、フランチスカナー。ジョッキを持った親父さんが印象的なラベルだ。以前にも飲んだことがある。、、、と半分ほど飲んでから、瓶の下のほうに ALKOHOL FREI とある。ノンアルコールだったのだ(笑)。 下右 食べ物はどこでもありそうなものだが、ソーセージを加えるとドイツっぽくなる。 |
上左 2時間ほどラウンジにいたあとゲートへ。搭乗するのはLH1186、チューリヒ行き。 上右 搭乗機。機種はA320 。 左 機内。 |
機内に入るときに、ウェハース菓子を渡された。機内食かわりのようだ。飛行中には飲物サービスのみがあり、コーヒーをいただいた。 フランクフルト・チューリヒ間は176マイルで、東京・名古屋よりも短い。飛行時間は40分ほどで、飲物サービスが終わると、続いてゴミ回収があり、それがおわるとすぐに着陸態勢に入った。そんな中でも、飲食サービスをしようというのはさすがだ。 あっという間にチューリヒに着き、機外へ。手荷物はパレルモまでスルーである。 |
チューリヒ着後、すぐに地下へ向かった。チューリヒ空港駅は地下にある。乗車券は荷物のターンテーブルのところに券売機があったので、そこで購入。スイスフランが必要なので、有無を言わさずクレジットカード払いになる。 地下へ降りて、ちょっと失敗。写真は、3、4番ホームへ下りるところだが、最初は間違えて、1、2番ホームに下りてしまったのだ。すぐに間違いに気づいたが、スイスの地名を知らない人はすぐには間違いに気づかないかもしれない。 11時18分発のIC1、ジュネーブ空港行きに乗車。(IC1といううのは列車番号じゃなく、系統で、毎時IC1が運転されている。) |
上左 乗車した列車は食堂車つきだった。 上右 全車2階建てだったので、2階席に座った。15分ほどでチューリヒHBFに到着。(HBFは、ハオプトバーンホフの略でドイツ語圏で中央駅の意味) 左 中央駅も地下ホームに着いたのだが、地上にあがってみて、地上には大きな駅があることがわかった。空港に戻るときは、地上の駅から乗ろう。 街歩きしはじめると、路面電車とともにトロリーバスを目撃。トロリーバスが走っているとは思わなかった。 |
上左 繁華街を歩くと、その一角にペスタロッチ公園があった。そしてペスタロッチの像。著名な教育思想家のペスタロッチはチューリヒで生まれ、活動の拠点にしていたことは旅行後に調べてみてはじめてわかった。 上右 さらに繁華街を歩き、急な坂道の路地を上がるとリンデンホフの丘があった。丘の端に人が集まっていたので行ってみると、リマト川を隔てた川向いの古い建物がよく見えた。この川沿いの道は、あとで駅に戻るときに歩いた。 左 リンデンホフの丘からセント・ペーター教会に向かった。急な坂道の向こうに、教会の大きな時計塔が見える。これを目印に狭い道を歩いた。 |
上左 続いてフラウ・ミュンスターという名の教会に向かった。チューリヒを代表する教会だが、行ったときは入れなかった。その中庭に入れたのだが、結婚式の立食パーティーが行われていた。 上右 さらに歩くと、チューリヒ湖岸に出た。ここまでリマト川の西側を歩いてきたが、今度は川の東側を歩いて駅に戻る。その道が、先ほどリンデンホフの丘から見えた道だ。 その途中、ツヴィングリの像があった。宗教改革でルターなどととにも有名な人物だが、帰国後調べてみて、チューリヒを拠点に宗教改革を行ったことがわかった。 左 リマト川を渡り、駅のほうに戻る際、人だけ通れる橋を使った。面白いことに橋の両側の金網に無数の鍵がかけれれていた。ここに鍵をかけると何かいいことがあると言われているのだろう。 |
中央駅の地上駅舎。空港へはここから乗車しよう。駅前には路面電車とトロリーバスが行きかっている。 駅舎の中に入ると、商店街のようになっていて、突き抜けるとホームがある。 下左 櫛形のホームがたくさん並ぶターミナルだ。 下右 コンスタンツ行きのIR(インターレギオ、ICより停車駅の多い列車)に乗車し、空港駅に戻った。 |
パレルモ到着 |
出発2時間前に空港に戻って、保安検査のあと、スイス航空のラウンジへ。チューリヒを拠点とするスイス航空の本拠のラウンジを利用できてよかった。 下左 昼食はラウンジ飯。 下右 ビールはヒューリマン。チューリヒの有名なビールのようだ。 |
上左 LX2512、パレルモ行きに搭乗。14度とは予想よりかなり寒そうだ。 上右 撮影しにくかったが、搭乗したスイス航空機。 左 機内。ほぼ満席。 |
飲物はビールを頼んだら、スイス産のアッペンツェラーだった。スイスらしい絵柄の缶だ。 下左 チーズサンド。チーズというのも、これまたスイスらしい。 下右 ゴミ回収のあとで、チョコレートが配られた。 |
パレルモ空港に到着。乗ってきた飛行機の背後には、石灰岩質の尖った山がそびえている。シチリアには、このような急崖のある山が多かったのだが、到着時にいきなり知った。 下左 空港ターミナル。 下右 もともと空港バスを利用する予定だったが、空港ではじめて鉄道も利用できることがわかった。でも、待ち時間の関係でやはりバスでパレルモに向かうことにした。 |
上左 しばらく海岸を走った。海岸に空港があるとは思わなかった。いきなり地中海ブルーを見ることができてよかった。 上右 30分ほどでパレルモ市内に入り、新市街の中心であるポリテアーマ広場に到着。客の4分の3くらいは、ここで下車した。 左 ここから中央駅へは3kmもないのだが、この広場の南側は歩行者天国になっていて、迂回。しかも、予想外の遠回りで港の横を通って、しかも渋滞があって、中央駅には、さらに30分かかった。そして、ガイドブックには書いてない新しいターミナルに到着。でも、すぐ横が中央駅だったので迷うことはなかった。 |
パレルモの宿へ行き夕食へ |
中央駅の中を通り抜け、駅前広場へ。広場の駅から向って右側の建物がめざす宿の入る建物。写真で右側は駅前広場だ。バスを下りてから10分、駅正面を出て2分でたどりついたのだが、、、(このときはまだ明るかったのだが、写真はあとで夕食に外出したときに撮影) 建物の右側面の真ん中に入口があるのだが、このあと手間取った。 めざす宿は、B&Bの「ラ・カーサ・ディ・リモーニ」。 |
ドアは当然ながら開かない。ドア横のインターホンで、4階がめざす宿だとわかり、4階を呼び出すが、まったく出ない。あとでわかったのだが、管理人は4階におらず、近くに住んでいるのだった。 |
ドアに張り紙があり、電話番号が書いてある。日本でSIMを仕入れ、すでにドイツ、スイス、イタリアと使ったが、通話のできないSIMなのだ。日本のSIMを使えば、通話可能なので、使おうかと思っていたら、入口の前で露店を出していた人が、自分の携帯で電話してくれ、話をすることができた。大感謝だ。それから10分ほど待って、管理人がやってきた。 |
建物内に入り、4階まで上がった。天井が高いので、日本なら5階くらいだ。エレベータがないのが残念。 4階につき、説明を受ける。鍵は部屋、トイレ、4階フロア、1階玄関の4種類渡された。予約のとき、1室ごとにトイレとシャワーがあるということだったので、少し違和感があったのだが、行ってみてわかった。トイレ、シャワーは専用のものがあるが、寝室とは別のところにあって、その途中に朝食をとる公共エリアがあるのだ。これはちょっと使いにくい。 |
ベッド側から部屋の入口を撮影。向こう側が朝食会場。 朝食は8時からだという。翌朝はゆっくり休みたいので、8時でよいのだが、翌々日からはもっと早く食べたいので、可能なものだけ前日に部屋へ運んでおいてほしいと頼んだ。ここには6泊するのだが、3泊は朝6時に駅やバスターミナルから出発しようと計画していたのだ。 そして6泊分、216ユーロを支払い。1泊あたり36ユーロ(約4680円)。パレルモではB&Bだと、この程度の値段のところが多かった。(宿泊費210ユーロと別に税6ユーロだった) ここを選んだのは、駅とバスターミナルに直近だったからだ。最初はB&Bは避けて、ホテルで探したのだが、ホテルは駅から少し離れた、新市街と旧市街に多く、駅近くにはまったくなかったのだ。多少値段が高くてもサービスのことを考えるとホテルがあればよかったのだが、駅近くになく、このB&Bを選んだ。 |
窓からは中央駅が目の前に見える。駅までは、建物の玄関まで3分、そこから2分で計5分。バスターミナルは写真で左のほうにすすみ計10分。空港バスを下りた新しいバスターミナルは駅舎の向こう側にある。 パレルモでは中央駅付近は治安があまりよくないことも気になった。夕食に出歩くときはいつも注意していた。朝6時に出発するときのことを考えると、駅やバスターミナルまで近いことが、犯罪対策の面でもいいかなと思った。 お勧めできるかだが、駅とバスターミナルに近いのを重視する場合だけ勧められる。そうじゃない場合は、トイレが別室だということ、4階でエレベータなしで夜は階段が真っ暗、チェックインのために電話が必要、周辺の治安がイマイチ、食事をとれる店が少ない等の理由で勧めにくい宿だ。 |
上左 1時間ほど部屋で休んで、夕食のために外出した。 宿の近くにはこれといった店はなかったし、あっても治安の悪い地域なのでなるべく避けようと思っていた。 駅の正面から北上するローマ通りを歩き、旧市街の中心といえるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世通りの近くまで、1kmほど歩いて、10ユーロの定食があるというレストランの看板をみつけ、そこにいってみることにした。 上右 入店したトラットリア。(レストランよりもやや庶民的な大衆食堂的な店をトラットリアというようだ) 左 店内。にぎやかな店で雰囲気はよかった。 |
20ユーロの定食をすすめfられたが、10ユーロの定食にした。 違いは、2皿目が肉料理か魚料理かということと、20ユーロのほうは前菜とコーヒーがつくという点だ。 1皿目は同じで、3種のパスタから選ぶようになっていた。3種の中で Carrrettiera(カレッティーラ)というのが食べた覚えがあったので、選んでみた。 5cmほどの2本がつながったようなパスタでオリーブオイルと唐辛子のきいたパスタだった。以前に食べたのは、確かトマトソースのスパゲティだったので、地方によって違うのかもしれない。 |
上左 パンは温めてくれて、柔らかくて美味しかった。 上右 飲物はビールにしたが、まわりのテーブルで飲んでいたのが一番メジャーだろうと思い注文。モレッティという銘柄だが、実際、このあとも一番よく見かけた銘柄だった。 左 肉料理はチキンフィレットにした。味があまりついてなくて、レモンで食べるようだが、ちょっと美味しいとまではいえなかった。 あわせて14.5ユーロ(約1890円)。レシートを見ると、コペルトが加算されていた。そうだ。イタリアでは、コペルトというサービス料があることを思い出した、 このあと、宿に戻ったが、階段の上のほうは真っ暗なので、スマートフォンで照らして上がったり、4階の鍵をあけたりした。面倒だけれども部屋とは別のところでシャワーをあびて、長い1日を終えた。 |