7 日 目 ア グ リ ジ ェ ン ト
流線型の気動車でアグリジェントへ |
![]() 早朝のため窓口は閉まっていて、券売機で切符を購入。5時42分発のアグリジェント行きに乗車する。アグリジェントでは、遺跡の見学のほか旧市街の街歩きもしたいので、始発に乗車することにしたのだ。9時ごろには宿に荷物を預けられるので、アグリジェントに泊まった場合なみの行動ができる。 |
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![]() 驚いたことに、ホームから出口に向かうには、階段を、普通の建物なら1階から3階に上がるくらい上がらねばならない。重い荷物をもって上がるのは大変だった。エレベータはあったのか不明。 |
![]() 翌日はカターニアへ移動するが、バスを利用する。 |
![]() 翌日はバス移動なので、この宿を予約した。 |
![]() やがて、宿の人が下りてきて、一緒に4階に上がる。部屋に入れるのは14時からだが、チェックインの手続きだけはして、荷物を預かってもらった。 |
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![]() 上右 近くのバールで朝食。 右 バールでの朝食。 |
![]() 遺跡に向かう道は下りなので歩いた。遺跡の入口にある博物館までは1時間ほどかかった。 |
アグリジェント考古学地区 |
![]() すると、この地区から遺跡内を通って神殿の谷(遺跡の中心部)に行けるので、まず考古学博物館に行き、博物館を見てから、この地区に戻るようにとアドバイスを受けた。 ガイドブックの地図を見ているとヘレニズム期・ローマ期地区は神殿の谷とは全く違う場所(1qほど離れている)にあるので、有料エリアが内部でつながっているとは思わなかった。 |
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![]() ゼウス神殿にあった人像柱「テラモーネ」。人柱とすると別の意味になるので、人の形をした柱と書くのがいいか。これが実物で、遺跡にはレプリカがあるという。 下左 水浴するヴィーナス。 下右 アグリジェントの青年像。 |
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![]() アグリジェントは古代ギリシャの植民都市で、主な遺跡はギリシャ時代のものだが、のちにカルタゴ、そしてローマの支配を経験した。 |
![]() もっともローマ時代の遺跡でよく見かける闘技場の跡や浴場の跡などの巨大建築がなく、物足らない感じはする。 |
![]() このエリアの見学後は入口から外に出て、車道を通って神殿の谷に向かうこともできるが、有料エリア内の小道を歩いて神殿の谷に向かった。 |
![]() 小道はコンコルディア神殿の近くに出たが、ここは後回しにして、神殿の谷の中の大通りを東に向かい、ヘラ神殿をめざした。 |
![]() 神殿の谷の東端で丘の上に建つ。ここからスタートして西へと歩くことにした。 紀元前5世紀の神殿だが、カルタゴの侵攻で焼け落ちた。 |
![]() 内部の柱には、焼け落ちたときの炎で、赤くなっている部分もあった。 |
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![]() 柱は、前面が6本、側面が13本で、ヘラ神殿と同じだ。ここも紀元前5世紀に造られた。 |
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![]() 紀元前6世紀の建造で、その後、地震で倒壊したが、20世紀になってから柱が復元された。 |
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![]() 上右 遺跡地区の南側に見える「テローネの墓」。紀元前1世紀にカルタゴと戦ったローマ兵の記念碑らしい。 左 ゼウス(ジョーヴェ・オリンピコ)神殿。ここは、ほとんど倒壊したままで、ガレキの山のようだ。 |
![]() ゼウス神殿は、紀元前5世紀に造られ、この遺跡の神殿群の中でも最大の規模だったが、紀元前5世紀末に未完成のままカルタゴに破壊され、さらに地震で倒壊した。 |
![]() 柱が4本だけが残っている。 |
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![]() 出口を出たところのバールで、バスの切符とビールを購入。 |
![]() 飲み終えて、バス停に向かうとすぐにバスがやってきたので、ラッキーだった。 |
旧市街街歩きと復活祭前日の行列 |
![]() 預かってもらっていた荷物を受け取って、部屋に向かった。 |
![]() このあと、30分ほどの休憩をして街歩きに出かけ、戻ってきたのは深夜で、翌朝は早朝のバスに乗車したので、この宿は寝ただけというのが惜しい。 |
![]() 望遠を最大にしてカメラをのぞくと、コンコルデォア神殿がきれいに見えた。 |
![]() 駅舎の写真の反対側が正面で、そこから遺跡が見える。 ホームを1階とすれば、3階の位置に駅前広場があることがわかる。ホームと出入口の間に高度差があるのだ。 |
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![]() 左 旧市街のメインストリートであるアテネア通り。 この通りを歩いて、夕食をとる店を決めたのだが、、、。この通りは同じ高さのところを通るので、歩きやすい。 |
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![]() 上右 販売しているお菓子の看板。 左 中に入って、しばらく待った。 |
![]() 下 ほかに数種類のお菓子を見せてもらい、買った者。教会の前の広場のベンチでいただいた。 |
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![]() クスクスとピスタチオを混ぜて蜂蜜で甘くしたもので、お菓子の材料になるのだが、これ単独でも売っていたので買った。こちらは、旅行中、少しづついただいた。 |
![]() ガイドブックでは修復中と書いてあり、入場できないだろうけど、外観だけでも見ようと思ってやってきた。入ることができた。 |
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![]() 聖体拝領が行われるミサに参列したのは初めてで、列に並んでパン(薄いせんべいのような感じ)を口に入れてもらった。 |
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![]() やがて、光っている棺が祭壇から入口の方に運ばれてきた。この棺の中にはキリスト像が入っている。この時点で21時だった。 |
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![]() やむを得ず、ローカルなファストフード店へ。 下左 アグリジェントバーガー。生野菜が多くはいっているのが特徴かな。 下右 飲物は、なぜかドイツのビール、ベックス。 |
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![]() 行列はこのあと、ドゥオーモに戻るのだろうが、もういいかと思い、駅の広場で遺跡のライトアップを見てから。宿に戻った。ちょうど日付が変わるころだった。 復活祭の前々日にたまたまドゥオーモに行ったら、ミサと行列を見ることができ、とてもよかった。 |