4 日 目   厳  原 

厳原散策
 7時すぎに朝食。

 前日はひじきご飯だったが、この日は炊き込みご飯。また前日はみそ汁だったのが、この日はコンソメスープ。飽きないように工夫している。

 食後はすぐに帰る支度をする。
 
 チェックアウトし、8時15分の送迎車で国際ターミナルへ。

 8時31分発の厳原行きのバスに乗車。この日もかなり古いタイプのバスだった。
 座席はクッションが弱く座り心地はよくなかった。

 途中、前々日に行った仁位でトイレ休憩。この日も1日券を購入。

 
 
 
 対馬空港には10時36分着。2時間5分のバス旅は疲れた。厳原まで乗り通すと2時間35分なので、まだ少しマシだった。

 空港バス停から5分ほど来た道を戻ると、石屋根の倉庫があった。

 下左   石の屋根を近くから撮影。石の重みで屋根が抜けないのだろうか。

 下右   11時20分発の空港始発厳原行きのバスに乗車。
 
 
 厳原に11時47分着。着いたところは、「ふれあい処つしま」の前。

 対馬藩家老の古川家を再現したもの。
 
 観光案内所なのだが、簡単な展示室もあったので見学。

 下左   入居している土産物店で対馬銘菓「かすまき」を購入。カステラ生地で餡を巻いたもの。

 下右   さっそく1個食べてみた。これは白餡だったが、黒餡もあった。
 
 「ふれあい処つしま」と道路を隔てて、対馬市交流センターがある。2階以上は図書館やホールがあり、1階がショピングセンター「ティアラ」とスーパー「マックスバリュ」になっている。

 「ティアラ」で昼食をとることにした。
 
 
 上左   うどん・そば店「対州庵」に入店。

 上右   店内。

 左   対州いりやきそば。

 対州そばが、他のそばとどう違うかはわからなかった。「いりやき」は郷土料理で、鶏、魚、野菜の鍋。「いりやき」の雰囲気を少し感じることはできた。
 
 
 上左   厳原の観光開始。まずは、金石城跡に向かった。その手前で対馬博物館が建設中だった。もとは歴史民俗資料館があったが、改築して博物館にするようだ。

 上右   金石城の櫓門。天守の代用だたっという。1990年に復元。

 左   金石城の庭園。2004年に発掘されて、その後復元された。
 
 対馬藩主宗氏の菩提寺の万松院。金石城庭園の裏口を出たところから撮影。門の後が本堂。

 この門からは入れず、写真よりも左の入口から入る。

 下左   門の後にある本堂。

 下右   室内には入れないが、壁の上部の棚に徳川歴代将軍の位牌が並んでいる。国境の大名、宗氏が徳川氏と特別な関係にあったことをうかがわせる。
 
 
 朝鮮国王から贈られた三具足(みつぐそく)は香炉、燭台、花立。鶴の頭にろうそくを立てられる。

 下左   歴代藩主などの墓地へは階段を上がる。

 下右   上がった上には大きな墓地があった。初代藩主の墓が小さいのが意外であった。
 
 
 
 上左   博物館の建設現場の横の急な坂道を上がる。めざすは清水山城跡。秀吉が朝鮮出兵の際に築かせた城。

 上右   5分ほどで登山口へ。右の三の丸へ進んだ。下山の際は、左の遊歩道から下山したのだが、上がるときに遊歩道を使った方が楽だったとあとで気づいた。

 左   三の丸まで110mというのは起伏を無視した距離で、なかなか大変だった。石垣が残るだけで、下界の街並みを見て休憩。,
 
 一の丸の城壁。二の丸、一の丸へ上るのも、滑りやすいところがあったり、傾斜もあってなかなか大変だった。二の丸の手前に遊歩道からの道が合流していた。

 
 一の丸の石垣の内側。特に何もなかった。ここまで上がるのはなかなか大変。登山口からここを往復する間、誰とも出会わなかった。観光客もほとんど来ないのだろう。

 下   一の丸から見た厳原の街。下の真ん中の大きな建物がショッピングセンターなどが入る対馬市交流センター。右上に厳原港ターミナルが見える。
 
 
 
 上   下山して「ふれあい処つしま」の前から山の方を見てみた。清水山城が見えた。右が三の丸、左は二の丸。一の丸が左端にかすかに見える。

 左   厳原八幡宮。ちょっと立ち寄って参拝。
 
 「対馬バーガーKIYO」へ。

 下左   店内。

 下右   アイスコーヒー。
 
 
 上のパンを外した状態。肉にはひじきが混じっているのと、いかがのっているのが特徴。
 
 厳原観光の最後は対馬藩お船江。ここは街の中心からかなり離れている。港のターミナルがある側と反対の側を30分ほど歩く。

 すでに16時30分で、うす暗くなってきている。反対側の海岸には港のターミナルが見える。翌朝はターミナルに行くので、場所がわかりよかった。
 
 
 上左   歩いた道路。

 上右   お船江に行く時は単なる海岸沿いの道と思っていた。戻るときに、海岸沿いではなく、海上に造られた橋であったとわかった。海岸から10mほど離れているだけだが、確かに橋だ。

 左   お船江に到着。
 
 突堤が5つあり、船が係留されていた。江戸に向かう船など、藩の公用のための船が置かれた。ここから海に出ていった。
 
 
  上左   1泊する東横インに着いたときにはすでに真っ暗。

 上右、左   室内。東横インではどこもこのような部屋なのだが、2泊した比田勝の東横インは幅30pほど広いことに気づいた。

 30分ほど休憩して、夕食に外出。
 
 ホテルのおすすめ飲食店の地図からGOTO共通クーポンが使える店を検討して、「八丁」へ。
 
 感染症対策で、カウンター席より個室の座敷席を推奨しているようだったので、座敷に入った。

 下左   生ビール。

 下右   お通し。しいたけのしょうゆバター炒め。
 
 
 あなごの天ぷら。

 前日の居酒屋であなごの白焼きか天ぷらか迷って白焼きにしたので天ぷらにした。長崎旅行だけで、煮あなご、フライ、刺身、白焼き、天ぷらを食べることができ満足。
 
 上左   芋焼酎「伊藤」。これも河内酒造製。

 上右   米焼酎「こっぽうもん」。これも河内酒造製。「こっぽうもん」とは頑固者という意味。

 河内酒造は対馬唯一の醸造メーカーのようだ。4日間で清酒「つしま」「生酒」焼酎「やまねこ」「伊藤」「こっぽうもん」といただけた。

 左   さざえのつぼ焼き。
 
 ろくべい。

 前日食べたのよりも具は少なかったが、同じような具が入っている。
 
 ろくべいの麺は、黒くてブツブツと切れやすいもので、前日と同じ。

 うどんやそばの方が味がしていいのだが、珍しいものをいただくことができて満足。暗い道をホテルに戻った。

 

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