11 日 目 古賀政男記念館、昇開橋、三重津海軍所、吉野ケ里遺跡
いたって簡素な朝食。客が少ないため、臨時の対応なのか、朝食の配膳をフロント係がやっていた。なかなか大変だ。 朝食後、すぐにチェックアウト。バスでいったん佐賀へ向かった。佐賀の宿に荷物を預けるつもりだったが、バスターミナルとJR駅が少し離れていて、JR駅前のこの日の宿まで往復する時間がなく、コインロッカーに荷物を入れた。 |
上左 柳川行きバスに乗って、来た道を引き返す。 上右 大川市の「兼木」バス停で下車。小さい文字で「古賀政男記念館前」と書いてある。 左 古賀政男記念館。記念館内は気になる展示がたくさんあったが撮影禁止 |
生家。右に小さく写っている白い建物は記念館。 下左 生家内。 下右 短い距離だが佐賀行きバスに乗って、前日、下車した「大川橋」で再び下車。 |
筑後川に沿って歩き、昇開橋が見えてきた。この日は橋が下がっていて、歩いている人の姿も見えてよかった。 |
昇開橋はかつて国鉄佐賀線が通っていた橋。列車が通るときに、橋が下がったという。 橋の南側(大川市側)には駅があった。それで南側には駅を模した公園がつくられている。またレールの跡が書かれている。 |
前日は、橋の入口が閉ざされていたが、この日は開いていて、橋を歩き始めた。 |
昇開橋にさしかかった。デモンストレーションで上げてくれた。上下させる捜査は上下動する部分のすぐ南側の川の上にあった。 |
可動部が下りてきて、これから渡る。 |
可動部分を振り返える。この後、橋の残り部分を歩いて佐賀側へ渡った。 |
(案内板の写真を拝借) 昭和60年ごろの昇開橋を通る列車。自分が佐賀線に乗車したのはその5年ほど前。車両は写真のものと同じだった。 |
佐賀側の橋のたもとに道の駅「ドロンパ」があった。 「ドロンパ」で思い出すのは、オバQに出てきた、星のマークをつけたお化け。それで、名付けたのかなと思ったが、そうじゃなかった。有明海の干潟でムツゴロウが背びれを広げて跳ねている姿をあらわすことだという。 |
30分ほど歩いて「三重津海軍所跡」に到着。ここは世界遺産だ。 海軍所は、洋式海軍のドッグと海兵の訓練所をあわせもった施設だった。 |
ところどころに案内板がある。このあたりは「稽古場地区」。訓練所のあったところなんだろう。その痕跡はないので、事情を知らないと、ただの河川敷にしか見えない。 |
「佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館」の裏側。 海軍所跡へ先にやってくると、歴史館を裏側から見ることになるが、そうすると屋根が舟形になっていることがわかる。 |
ドライドッグ。洋船を修理するドッグとしては日本最古。有明海の満潮時に船を入れ、潮が引くと自然に水がひき、あとは水が入らないようにして、乾いた状態で修理できるようにした。 佐野常民は海軍所建設に功績があった人だが、明治になって、日本赤十字社をつくった人物でもあると知った。 |
上左 「佐野・三重津歴史館入口」バス停へ。 上右 佐賀市バスで佐賀駅前へ。35分ほど。 左 バスターミナル内のコンビニで買ったパンで遅い昼食。 |
13時45分発の鳥栖行き普通列車に飛び乗った。 |
上左 吉野ケ里公園駅はつい最近、無人駅になったようだ。 上右 遺跡直近の新駅だったが、遺跡公開直後に比べて訪問者も減ってきたのだろうか。 左 10分ほど歩いて吉野ケ里遺跡の入口に到着。 |
吉野ケ里遺跡は1986年からの調査で発見され、1991年に史跡になった。 遺跡の入口付近は”逆茂木”で防備されていたらしい。とがった木の枝や幹でつくられた。 |
南のムラと呼ばれる地区の竪穴住居の1つ。数家族か畑や田で農耕を行っていたという。 |
竪穴住居の内部。 |
高見櫓。 復元建物がたくさんあり、しかも中に晴れる場合が多いので見学に時間がかかかる。 |
櫓の上から見た集落。 |
ムラの長(おさ)の家の2階にあった時刻を知らせる太鼓。思いきりたたいたら、気持ちよかった。 |
主祭殿、神事が行われるともの、重要なことを決めた建物。 |
重要なこと決めるための会だろうか。 |
右上にあるのが北墳丘墓。手前の道は底に至る「墓道」と考えられている。何代にもわたる歴代の王の墓。丘は人工的につくられたピラミッド的なもの。 |
丘の中の墓の部分を見られるようにしてある。14の甕棺がある。 |
20分ごとに運行されている園内バス。北墳丘墓16時35分発の最終便で入口に向かった。 吉野ケ里遺跡は思っていたよりもずっと広く、2時間で主なコースだけを回った。復元建物が多く時間がかかったし、建物の数も多かった。 |
上左 吉野ヶ里公園17時11分発の長崎行きに乗車。 上右 佐賀着。 左 いったんバスターミナルのコインロッカーに預けてある荷物を取り出して。再び駅を通ってこの日泊まる「ルートイン 佐賀駅前」へ。 佐賀で泊まるのは初めて。これで、全都道府県で泊まったことになった。佐賀が最後まで残ったのは、さほど観光地がないと思っていたからかな。 |
泊まった部屋。 1時間ほど休憩して。夕食をとりに出かけた。 下左 「おさかな道場」へ。ここはチェーン店とは知らなかった。弘前で入店している。弘前では全個室だったし。ここも個室が基本だったりと印象はよい。チェーン店は避けるが、ここはいいかなって感じ。 |
上右 カウンターに案内されたが、このあと他の客はやってこなかった。 左 お通し。さつまいもとまぐろを和えたもの。 |
ごまさば。 下左 飲んだのは清酒「七田」。 下右 醸造所は、小城市の「天山酒造」。 |
海苔湯豆腐。 下左 めんたいこ天ぷら。 下右 カニ足。 |
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