13 日 目   金印見て、太宰府天満宮、九博、都府楼へ 

 

 朝食会場へ。
 事前にわかっていたのだが、簡素な朝食で、ちょっと期待外れ。パンかおにぎりということで、パンをいただく。おかずはパン向けのものは、ゆで卵とハッシュポテト。できたら生野菜があったらいいのにと思った。
 福岡への移動は特急バス。バスターミナルに行くと8時30分のに間に合わず、しばらく待つ。

 唐津〜福岡はJRと比べ、早いし、安いし、ノンストップだし、座席もいいし(バスとしては普通だが、JRはロングシート)、バスの圧勝だろう。
 
 唐津で2泊できたなら、森の中を歩いたであろう虹の松原を車窓から見る。
 
 唐津市、福岡市の間はノンストップだが、唐津市内でいくつか乗車専用バス停があり、福岡市内では天神が下車専用バス停になっている。

 今回は天神で下車。この日は福岡市博物館や太宰府に行くが、天神で下りて、荷物をコインロッカーに入れて身軽になるほうがいいと考えた。
 天神では荷物を地下鉄駅のコインロッカーに預けて、別にバス停から福岡市博物館に行けるバスに乗車する。初めてだと、ハードルの高い乗換えだった。

 なんとか博物館に行けるバスに乗車できた。
 
 最寄のバス停からも10分ほど歩いて福岡市博物館に到着。

 特別展は関心のないものだったので常設展だけ見る。ちなみに、つぎの特別展は、前年、京セラ美術館で見たエジプト展で、これならもう一度見たと思う。
 
 (福岡市博物館のHPより拝借)

 福岡市博物館へきたのは金印を見るため。常設展に入ると、まず金印が展示されていてびっくり。時間をかけて、いろいろな方向からしっかり見た。
 時代順に福岡市の歴史がすすむ。

 昭和初期の中洲の様子。
 上左   博物館から野方を経て橋本へ。

 上右   橋本のショッピングセンター。昼食を食べようと思ったが、ファーストフードがほとんどで入店したい店がなく、ここではパス。

 左   地下鉄七隈線を橋本から天神南まで乗車。橋本から乗りたくて、ここへやってきた。
 
 橋本の駅名標。

 天神南までは25分。
 天神南の駅名標。
 
 天神駅付近でラーメンを食べて行こうとやってきたのが、「元長」。”元祖長浜”の略のようだ。
 
 店内。狭い店内だ。
 
 カタで注文。豚骨と細長い麺が長浜ラーメンの特徴かな。

 500円ととても安いが、替玉100円と替肉100円も体験してみた。

 長浜ラーメンを名乗る店はいろいろあるようなので食べ比べしてみたいものだ。
 
 西鉄福岡(天神)駅へ。

 太宰府へ向かうが、二日市まで急行大牟田行きに乗車する。

 西鉄では、近年、平日昼間は特急が廃止され急行が最速列車になっている。
 
 急行だけど特急車かと期待していたけれども、やはり一般のロングシート車だった。
 
 二日市で太宰府行き普通に乗り換え。

 特別車両の「旅人(たびと)号」だった。
 
 クロスシート車だった。
 
 太宰府に到着。

 側面は太宰府らしいデザイン。
 
 赤い柱や柵で寺社の雰囲気を出している。京阪の伏見稲荷駅のような感じだ。
 
 太宰府天満宮に行く途中、いろいろな店で名物”梅が枝餅”を売っている。
 
 梅が枝餅。

 あんこ入り焼餅に梅の焼印がある。
 
 太鼓橋。
 
 九州国立博物館へ。

 エスカレータと動く歩道で運ばれる。
 
 天井は曲線で山並みのように緩やかな感じ。側面は全面ガラス。
 
 入場券を買い、中にはいる。展示室は上階にあり、長いエスカレータをあがる。

 展示は、大陸との関係を柱にした展示。文化財を種類別に展示するのではなく、歴史的な流れに沿って展示しているのが特徴。
 
 九博を見学したあと、天満宮の参道に戻る。

 途中「祓門」があり、通っていった。
 本殿。

 菅原道真を祭神とする。もともと道真の墓があった場所につくられた。

 屋根が出っ張っている部分があり、特に豪華な造りになっている。

 
 
 参拝を終えて、駅に戻ると、乗ろうと思っていたコミュニティバスが停車していたので、飛びのった。そのため、駅舎の写真を取り損なった。
 
 太宰府政庁跡で下車。

 バスを下りた目の前に柱の跡が復元してあった。政庁の建物だろう。

 天満宮は40年ぶりの訪問でそれも楽しみだったが、特に期待していたのは初めて訪問する九博とここ政庁跡だ。
 
 こちらはとても広い範囲に柱の位置だけ示してある。遊んでいる人たちの左側に、この写真と同様の柱の位置が示してあるが、あわせては撮影できなかった。この広い範囲が政庁の中心。

 太宰府政庁は九州全域の行政と外国との窓口の役割を果たした。
 
 西鉄都府楼前駅へ向かった。”都府楼”とは太宰府政庁の別名。

 今回、もう1ヶ所、行こうかと計画していた。大宰府政庁の北にある坂本八幡宮だ。ここで詠まれた和歌が令和の語源になっているのだ。

 でも、もう日没をすぎ真っ暗になりかけていたのであきらめた。
 
 都府楼前駅の駅名標。

 副駅名として (令和の里) と書かれている。

 出発して間もなく真っ暗になった。
 
 都府楼前は普通だけの停車駅で、普通に春日原まで乗って、急行に乗り換えた。

 これが特急車で、はじめて西鉄の特急車に乗車できた。クロスシート車。
 
 乗車してきた電車。折返しで、急行花畑行きになった。
 
 すでに19時近いので、天神駅の地下街で夕食を食べていくことにした。

 入店したのは「うみの食堂」。メインの定食または丼それにおかず1、2品を選ぶようだ。初めての客にはわかりにくい。
 
 
 上左   おかずは、「糸島野菜サラダ」にした。

 上右   生ビール。

 左   「長浜直送うみの丼」。増量可能だったので増量してもらった。

 選び方がややこしかったが、美味しい店だった。
 
 朝、コインロッカーに入れていた荷物を取り出し、地下鉄で博多駅へ向かう。
 
 博多駅の新幹線ホーム側から外に出たところにある「オリエンタルホテル 博多ステーション」で1泊する。

 飲物などを買ってから宿へ。

 
 
 部屋へ。
 
 窓側から入口側を見る。

 

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