4日目   宇都宮と富岡製糸場
宇都宮でライトラインと餃子
 朝食会場はかなり立派な感じ。
 その割に内容はかなりシンプル。
 ヨーグルトとコーヒー。
 宿はJR日光駅の真ん前にある。JR駅はかなり時代もの。
 
 玄関を入ったところ。
 2階はかつて上級等級の客向けの待合室だったところ。家具類はないが、シャンデリアが往時の華やかさを想像させる。
 
 日光線はオールロングシート3両。黄色と茶色の帯が日光線用かな。45分ほどで宇都宮着。

 下   宇都宮ライトラインは予想よりも利用者が多くて、順調だという報道を見たことがある。開業は、2023年8月26日と新しい。
 
 宇都宮駅東口で出発を待つライトライン。
 
 車内。

 現金乗車の場合は乗車時に整理券をとり、最前部で支払って下車するワンマン鉄道で多い形式。

 ICカード乗車の場合は、写真のドア横の黄緑のところをタッチして乗車し、黄色のところをタッチして下車。これがわからなくて、乗車時に黄色のところをタッチしたうまくいかず、運転手はそれがわかったらしく、黄緑をタッチしてくださいといわれた。初めての客にはわかりにくい。
 終点の「芳賀・高根沢工業団地」。工業団地の中で最大の企業は本田技研。本田の関連企業も多数ある。

 この間、専用軌道もしくは道路上でも自動車は原則として線路上には入れないのだが、やはり路面電車の一種であるので遅い。 
 計画時に、ミスをしてしまったことに気づいた。ライトラインは約15kmあり、45分かかったのだが、計画時にはそんな長い路線とは思わず、5kmほどで15分で終点に着くと考えていたのだ。事前の調査不足だ。だが、今回の旅は、発作的に行くことになった旅なので、あまり事前調査をしていない旅でやむを得ない。

 乗車して初めて間違いに気づいた。それで、折り返しの車内で計画を変更。もともと、両毛線で高崎に向かう予定だったのだが、予想外に時間がかかったため、新幹線で大宮経由に変更した。両毛線も約40年ぶりに乗りたかったのだが、あきらめた。そうしないと、この日、富岡製糸場に行けないので。
 宇都宮駅東口に戻ると、東口のショッピングビルの中にある宇都宮餃子の有名店「宇都宮みんみん」へ。
 
 店内はおしゃれな感じで、餃子屋のイメージにほど遠い。
 
 注文はタブレットでする仕組み。支払は35と書かれたカードでセルフ支払い。

 頼んだのは「ダブルスイ定食」。定食のご飯と漬物が写っている。ほかに別注文したビールは一番搾り。

 下   焼餃子2人前と水餃子1人前のセットなので「ダブルスイ」というようだ。
 
 
高崎へ、そして富岡製糸場
 
 上   13時35分発の「やまびこ」で大宮へ。ところが5分遅れで到着とのアナウンス。

 左   5分遅れの「やまびこ」。これは困った。大宮で「とき」に乗り継ぐが、乗継時間が5分しかないのだ。
 
 指定席はかなりうまっている。券売機でかなりうまっているのを見て、自由席は避けた。

 大宮まで25分なのだが、アナウンスによると大宮には3分遅れで到着するという。これで2分あるので、乗り継げるだろうって思った。
 
 大宮駅では、ドアが開くとすぐに「とき」の出発ホームへ急いだ。ホームにつくと、すでに「とき」は入線していて、ドアが開いたところだった。号車は無視して、開いたドアから乗り、乗ってから指定車両へ移動。席に着いたときには、動き出していた。
 
 22分で高崎に到着。ほんとうに乗り継げてよかった。乗り継げなかったら、「とき」は1時間1本なので、富岡製糸場へは行けず、なんのために新幹線にしたのかってことになる。

 下   宇都宮・高崎は、通常の所要時間53分のところ、何と48分で移動したことになった。
 
 
 
 上   高崎では荷物をコインロッカーに入れ、上信電鉄乗場へ。

 券売機で、富岡製糸場の入場券がついた割引券があったので購入。

 左   上信電鉄。
 
 上州富岡到着。

 富岡製糸場はここから10分ほど。
 
 富岡製糸場に到着。まず「東置繭所」へ。これは国宝になっている。国宝とは少し驚き。

 内部は展示や土産物店。
 
 「東置繭所」の内部の展示。
 昭和30〜40年ごろの社宅の内部。
 
 「西置繭所」も国宝で、内部には、価値の高い品々を展示するギャラリーがあった。ギャラリーは撮影不可。

 「西置繭所」の2階から、「繰糸所」を望む。「繰糸所」は非常に細長い。
 
 山崎製パンと富岡製糸場のコラボ事業で世界遺産登録10周年記念のランチパック「カスタードと群馬県産桑の実ジャム」が6月1日から7月31日の期間限定で販売されているという。そして、このパンの無料配布があった。6/1、25、7/3の3回で、たまたま3回目にあたり、「西置繭所」でパンをもらえた。
 
 「繰糸所」。ここが工場の本館だ。ここも国宝。
 
 「繰糸所」内部。

 工場は、1987年まで操業していたというから驚いた。また、最も生糸の生産が多かったのは1974年というのも驚き。そんな最近だとは思わなかったので。機械類は最後に使っていた機械。
 
夕食と宿
 17時の閉館時まで見学をしたが、1時間の見学ではじゅうぶんに説明を読めなかった箇所も多かった。

 高崎に戻り、宿に行く前に駅ビルで夕食をとっていく。入店したのは「高崎遊楽亭」。
 
 店内。
 
 サントリー生ビール。前日に続いて、でかでかと文字の書かれたジョッキで飲む。
 
 ローストビーフサラダ。

 富岡製糸場でいただいたパンを食べるうえ、この日、泊まる宿では夜にお茶漬けタイムがあり、お茶漬けをいただくつもりだったので。
 
 宿は「高崎駅前プラザホテル」。かなり安かったのだが、やってくると外観がかなりくたびれているビルで、なるほどと思った。
 
 チェックインし、部屋に入っても古さは感じるが、泊まるのには問題ない。
 
 21時から23時がお茶漬けタイムということで、いただいてみた。
 
 富岡製糸場でいただいたパンもいただく。

 外袋の上に、桑の実ジャムのほうのパンをわって置いて撮影。珍しいのを食べられてよかった。

 

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