9 日 目   下甑南端の手打

 

 

 朝食。右の小魚はきびなご。甑はきびなごの水揚げ日本一。
 ご飯は、辛子めんたいこと辛子高菜でいただいた。
 デザートとコーヒー。

  1時間ほど休憩して、チェックアウト。」
 
 この日も、里港発9時3分のこしき縦断バスに乗車。3日連続だ。

 この日は、甑大橋を渡る区間もほかの客が1人乗っていた。

 写真は甑大橋にさしかかったところ。この旅で大橋はまだ見るけれども。渡るのは最後。
 
 上左   縦断バスっても、鹿島港と長浜港でバスを乗り換えることが多い。鹿島港で乗換え、長浜港の少し手前の敬老園前で下車。

 上右   バス停から1分で「ampwrsand」に到着。2泊する。階段を上った2階に、外から出入りできる部屋がある。

 上右   荷物を預けてすぐに出かけるつもりだったが、部屋に入れた。
 
 奥から出入口(左の扉)側を撮影。(右の扉はバストイレ)

 かなり広いこともわかった。バスの時刻の関係ですぐに出発。

 ここは、ホテル的ではあるが、1室だけの民泊なので、前日の宿泊客はいなかったのでチェックインできたのだろう。
 
 左左   7、8分歩いて長浜港へ。

 先ほど敬老園前で下車したバスは長浜港に10時10分について10時35分に出発する。

 なんとか35分にまにあった。バスは先ほどとは変わっていたが。

 左右   10時54分「小泊」で下車。時刻表では「竜宮の郷」だが、改名したようだ。
 
 
 「小さなホテル下甑」と書かれた竜宮城のような玄関の建物があったが、営業はしていないようだった。バス停の名が改名されたのも、それでかな。

 この建物の建物の横から下甑島最南端の釣掛埼灯台に通じる林道が出ている。
 
 思っていたよりも遠かったが、案内の標識はあったので、安心して歩けた。、
 
 30分ほど歩いて釣掛埼灯台に到着。ここが甑列島の最南端だ。
 
 釣掛埼灯台から少し歩くとキリシタン殉教地があるというので行ってみた。

 ところが、殉教の慰霊碑に通じる階段は雑草で歩けない状態だ。観光パンフレットでは、慰霊碑の付近が公園のようなのだが、これは困ったことだ。
 
 今度は、上ってきた道ではなく、手打集落に下る林道を歩いて下りた。

 30分ほどで手打の海岸に出た。きれいなビーチだ。
 海岸から100mほど離れて武家屋敷通りがある。両側に石垣があるが、門や建物はほとんど残っていない。

 手打は麓集落の1つなのだ。

 「下甑郷土館」があったのだが、月火と連続での休館日。この日は火曜日で入れなかった。
 
 吉永酒造。前々日に飲んだ「甑州」の醸造元だ。甑では一番有名な焼酎なので、ここでつくってたのかって感じ。
 
 わずかに古い門のある家があったが、建物は新しい。

 
 
 「おふくろさん」の歌碑。

 歌碑の前にやってくると、森進一さんが「おふくろさん」をうたう。2、3回繰り返して流し、心の中でうたった。

 下   歌碑には川内康範さんの自筆の歌詞が彫られている。

 ここに歌碑があるのは、森進一さんの母が手打の出身だからだ。
 
 
 
 上   堤防上もう少し歩く。

 左   番所跡に復元された番所。
 
 
 上左   「てうちん浜屋」へ。この店の右手にこしき縦貫バスの終点がある。

 上右   店内。

 左   ちゃんぽんを注文。
 
 左左   時間があったので、「下甑支所前」まで歩いて、14時57分、縦貫バスに乗車。

 左右   15時11分、瀬尾で下車。
 
 瀬尾観音三滝へ。10分ほどで滝に到着。これは一番下の段で、3段になって流れ落ちる。

 
 一番上の滝も見えていて、望遠で撮影。

 下左   上の展望台へは行けなかった。

 上右   16時31分、瀬尾発のバスに乗車。敬老園着、16時46分。

 バス代だが、基本150円で、乗換のさいには乗換券もでもらえる。上甑から下甑など遠距離の場合は300円でお得感がある。
 
 宿に戻る。部屋の窓からは長浜港がよく見える。
 
 
 上   夕食。上の真中はタレ付きの唐揚げ。右端の刺身は珍しいもので、名前を聞いたのだが、忘れてしまった。

 甑島は泊る場合は2食付きが必須。食堂や居酒屋は見当たらないし、コンビの食べ物で部屋食にすることも、コンビニがないからできない。

 泊ったところは2食付きで、素泊まりの2000円増しだったが、この夕食だけで2000円分が十分にある。

 左   ビールはなぜかメキシコのコロナビールを置いているとのことで、コロナビールをいただいた。
 
 食事会場。昼間は欲日を決めてレストランもやっている。

 

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