17 日 目   熊 本 城

 

 

 朝食。このほか、カレーとコーヒーをいただいたが写真省略。

 食事後、チェックアウトし、駅へ。
 東口にでてみた。新幹線開業で東口がメインの入口になった。市の中心部へは、西口が便利だし、バスも大半が西口から出ているのだが。駅舎はツルをイメージしたものかな。

 下   8時26分発「さくら」に乗車。鹿児島中央から出水へやってきた列車だ。
 
 真中の大きな建物が3泊した「ウイングインターナショナル出水」。その手前のホームとの間の建物は、旧駅舎で今は肥薩オレンジ鉄道が事務所として使っている。肥薩オレンジの駅舎は右下の白い屋根の付近。
 入線してきた「さくら」。
 普通車指定席に乗車。
 8時58分、熊本着。32分の乗車。改札をでるところで、くまモンがお出迎え。

 下   熊本駅舎。左のバスが止まっているところが駅の玄関。右のバスの付近には出入口がなく、不便に思った。
 3泊する「ザ・ニューホテル熊本」へ。荷物を預けて、すぐに出た。
 
 路面電車で熊本城へ向かう。連接車なのだが、後の車両に車掌が乗るツーマン車だった。いまどき、珍しい。

 「熊本城・市役所前」電停で下車。2016年の熊本地震で大きな被害を受け、改修されて2021年から公開されている熊本城に行くためだ。
 電停の真ん前に熊本市役所があった。玄関まで行ってみると、1〜3階は中央区役所で、4〜13階が市役所だ。市役所に区役所を同居させているケースは初めて見た。
 
 電停に一番近い門は瀬戸口門で、行ってみると工事中。中を見ると、石垣の石が置かれていたりと、修復があまりすすんでいない印象を受けた。

 そして、現在は南口からだけ入場できること、南口から入場する前に桜馬場城彩苑に入ってから向かうルートもあることを知った。
 
 
 上   長塀。「熊本城・市役所前」電停から加藤清正像まで242mの長い壁。熊本地震で一部が崩壊したり傾いた。修復されたようだ。

 左   加藤清正像。

 下   桜馬場城彩苑。遠くに今まで見えなかった天守が初めて見えた。

 ここに来る場合、路面電車は1つ手前の「花畑通」で下車するのが最寄だ。電停の名前に熊本城が入っていたので、疑いもしなかったが、事前の調査不足だった。
 
 
 中に入り、写真右側が土産物店など。左側が「熊本城ミュージアムわくわく座」。

 熊本城、わくわく座、熊本博物館の共通券を購入。
 
 熊本地震で崩壊した石垣の中に、人の顔が描かれたものがあった。

 熊本城の歴史や見学の見どころなどを子供にもわかるように解説していた。ビデオや寸劇もあった。解説で完全な修復までまだ30年かかると聞いて驚いた。

 下   見学コースは白いルートで、修復工事をしている中を高架の特設通路を通るようだ。
 
 
 特設通路かたみた数寄屋丸二階御広間。

 能や茶会などが催されたところで、平成元年に復元されたもの。石垣が崩れ、建物は崩壊しかかっている。内部で崩れないようにしているのだろうが。
 
 天守のすぐ下の石垣も崩壊。崩壊に跡が崩れないように一時的な補修がされている。
 
 特設通路は高架になっている。下を本来の参観通路が通っている。熊本城は40年ほど前にきたのだが、そのときは歩いたのだろう。
 
 特設通路からあちこちで修復工事をしていることが見える。
 
 修復されきれいになった天守に到着。大天守と小天守がある。

 天守は西南の役で焼け落ち、1960年にRC造りで再建されたもの。熊本地震で崩壊箇所が多くでたが、修復された。
 
 館内の展示の中にあった西南の役で焼け落ちる前の天守。
 最上階からの展望。特設通路や市役所が見える。
 
 次に北口から城外に出て、熊本博物館に行こうとしたら、何と工事の関係で北口は閉鎖され、城の北の方へ抜けられなかった。

 いったん南口に戻り、遠回りしなければならずがっくし。
 
 昼どきだったので、博物館は後回しにして、先に昼食。飲食店街を抜け熊本名物、太平燕(タイピーエン)の有名店に向かう。
 
 「紅蘭亭」へ。20分ほど店内で待った。下通りと上通りの2店あるようだが、下通りのほう。
 
 案内された2階の店内。

 下   ランチメニューは数種類あったが、太平燕の入っている中華定食を注文。

 太平燕のほか酢豚などがついている。ご飯かお粥かを聞かれ、中華っぽいお粥にした。
 
 
 太平燕は、長崎のちゃんぽんで、麺を春雨にし、スープはあっさりめにしたようなもの。

 定食では太平燕はハーフサイズだったが、このようがよかったかな。フルサイズなら、麺が春雨でしかもあっさりしていて、飽きてしまいそうなので。
 
 つぎに、「くまモンスクエア」へ。思ったほどくまモングッズもなく、寂しい感じで期待外れだった。
 
 共通券に入っている熊本博物館に行くために熊本城エリアに戻った。

 東十八間櫓のあったところ。石垣の上に櫓があたったが、石垣が崩壊し、櫓も崩れ落ちた。下にあった神社もの上に崩落して、神社も崩壊。

 神社は少し離れて再建されたが、石垣と櫓はこれから工事のようだ。
 
 ここは不開門(あかずのもん)があり、石垣の上には平櫓があった。どちらも地震で損傷し、今はいったん取り壊してあり、再建するようだ。
 
 加藤神社。

 天守のすぐ北側なのだが、工事のために遠回りしてやってきた。
 
 石垣が崩落したところでは、金網の中で保存しているところもあった。
 
 熊本博物館。

 映画が登場する前に熊本に九州パノラマ館があたっという。パノラマ館は瀬戸芸の見学で行った屋島で知り、関心をもっていたので、興味深く見た。
 
 
 上左   歩ける距離だったが、時間がおしていて、博物館からバスで「熊本城・市役所前」へ。

 上右   路面電車で水前寺公園へ。

 左   水前寺成趣園。かなり広くて、一周するだけで30分ほどかかった。40年ぶりだが、完全にどんなところか忘れていた。
 
 路面電車で水前寺公園から熊本駅前へ。1両の場合はワンマン。
 
 駅前に戻り、宿へ。

 部屋でしばらく休憩。
 
 奥から入口側を撮影。部屋の中の配置が、デスクの位置など、余り見かけない配置だった。
 
 熊本駅前の出店のライトアップ。写真の右手に駅舎がある。

 向うに見えるのがアミュプラザで、どの店でも旅行支援クーポンが使えるので夕食はそこでとった。
 
 和食店「うまや」。
 
 
 上左   生ビール。

 上右   ごぼうのかりかり揚げ。

 左   ちくわサラダ。
 
 
 上左   串焼き。ねぎみとトマト巻き。

 上右   豚バラ。

 左   月見つくね。
 店内。
 
 旅行支援クーポンを利用。

 美味しくいただき、コンビニに立寄って宿へ。

 

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