23 日 目 王塚古墳など
この日は、福岡近辺の装飾古墳2ヶ所や大刀洗航空基地跡などに行く予定。 朝食。右下は、とんこつラーメン。 下左 カレー。 下右 デザートとコーヒー。 |
朝食後、博多駅へ。8時25分発、直方行きに乗車。 |
直方行きの車両は813系電車でワンマン。 |
転換クロスシートだった。 |
9時2分、桂川(けいせん)着。 王塚古墳の最寄駅で、王塚古墳で見られる三角形のデザインが駅舎にもとりいれられている。 下 10分ほどで王塚古墳に到着。前方後円墳だが、後円部分は残っているが、前方部分は失われたようで、最初は円墳と思った。 |
上 後円部分と前方部分(ほとんど残っていない)の境の付近へ上り、古墳上を歩いて、反対側に下りる遊歩道があった。 左 古墳上から反対側に王塚装飾古墳館が見える。下りると円墳部に入る入口があり、年2回の公開時には入れる。 |
石室のレプリカに入れた。 壁には三角形や円形の幾何学的模様などが描かれている。 |
古墳時代にこのような現代でも使われるデザインがあったことに驚いた。 |
展示を見る。出土品のレプリカやほかの装飾古墳の紹介があった。 装飾古墳としては奈良の高松塚古墳が有名だが、奈良には装飾古墳は少なく、装飾古墳の大半は福岡と熊本に集中しているという。 |
桂川駅に戻り、10時21分発の原田行きに乗車。 筑豊本線は、いまは若松〜折尾の若松線、折尾〜桂川と篠栗線をあわせた福北ゆたか線、桂川〜原田の原田線にわかれている。 原田線は閑散としたローカル線で本数も少ない。この列車に遅れると14時台までないので、駅へ急いだ。 |
キハ40系で、昔を思い出させる車両。 |
峠越えがあり、雪が積もっていた。 |
10時49分、原田(はるだ)着。 駅内で簡単な展示があった。筑豊本線と鹿児島本線の乗換でにぎやかだった時期もあったが、篠栗線の開通で福岡方面の客が減って寂れてしまったようだ。 |
10分ほど歩いて、丘のふもとに到着。この丘の上に五郎山古墳がある。左に少し見えている建物が五郎山古墳館。 写真には写っていないが、丘の周囲は住宅地で、自分の背後も住宅。 |
古墳への遊歩道沿いは、つばきが満開できれいだった。飛んだ花びらが遊歩道を埋めているのもきれい。 下 丘の頂上にある五郎山古墳。円墳である。一部に雪が積もっている。 年に2回。公開があり、内部に入るための入口が写真の向う側にあった。 |
五郎山古墳館へ。 |
石室のレプリカに入ってみる。 |
石室の壁の装飾。人ys動物、鳥などが描かれている。しかし、王塚古墳のような幾何学的模様はない。 |
原田駅に戻る。切符売場は7時30分から12時までで、すでに12時をすぎて閉まっていた。 12時13分発、基山着12時17分。 |
基山からは甘木鉄道。40年ほど前、まだ国鉄甘木線だった時代に甘木まで乗車したが、この日は大刀洗まで。 、車両はわりと新しいが、旧国鉄の気動車の塗色。 基山12時31分発。 |
車内。最近のJRの気動車と似た感じ。 切符は存在せず、下車時に現金で運賃を支払う。 |
大刀洗12時52分着。 下 旧大刀洗駅の駅舎はカフェ「レトロステーション」になっている。 飛行機はT-33A練習機で、1950年代から2000年まで航空自衛隊で使用。 店内には骨董品がいろいろあるらしい。ここで昼食の予定をしていたのだが、閉店だった。それも、長期間閉店の感じ。 |
キリンビール福岡工場がこの近くにあるようだ。この日は、大刀洗平和記念館を見たあと、太宰府の近くの坂本天満宮に行く予定だが、急きょ計画を変更して、ビール工場見学をしようと思いたった。 早速、見学できないか電話をしてみた。この週は見学を中止しているとのこと。予定通り。行動することにした。 後日わかったのだが、ビール工場は飛行場跡のかなり広い部分を利用しているということ。 |
上 大刀洗平和記念館は、大刀洗駅と幹線道路を隔てた位置にあり駅から5分ほど。 記念館の門のようにたっているのが、第5航空教育隊正門。 左 この門は移設されたようだ。 |
大刀洗平和記念館。 大刀洗は陸軍の飛行場で、飛行学校がおかれた。特攻のための訓練も行われた。特攻の出撃もあり、遺書や手記が展示されていた。 館内撮影は不可。 |
震電。 例外的に撮影可能だったのが震電のレプリカ。 震電は、戦争末期に試作され試験飛行も行われたが、量産の前に終戦。 特徴は、最後尾にプロペラがあり、主翼も後にあること。操縦席の横に補助翼がある。 試作機は1機が米国に持ち帰られ、スミソニアンに展示されているが、訪問時には気づかなかった。このレプリカは映画のために作られたものを買い取ったということ。 |
前方から撮影。プロペラのあるのが後。 |
大刀洗発、14時26分。 |
小郡着、14時39分。 小郡では、甘木鉄道と西鉄が立体交差している。下が西鉄。 |
甘木鉄道の小郡駅から西鉄の小郡駅へまで200mほど。 |
都府楼前まで普通電車で移動なのだが、やってきた普通電車は特急車でラッキー。 |
都府楼前に着いた特急車使用の普通。 |
太宰府市のコミュニティバスの「まほろば号」。コミュニティバスというと、たいていは便数がかなり少ないのが通例だが、太宰府市の場合は、30分または1時間に1便という系統が多く、便利だ。 |
当初の計画では、都府楼前から太宰府政庁まで行き、坂本天満宮だけ行くことにしていた。 大刀洗で食事予定だったカフェが休業で、昼食抜きにしたので、計画より早く移動できた。 そして都府楼前のバス停で水城や国分寺跡への系統があり、時間もありそうなので、急きょ、水城と国分寺跡も訪問することにした。 まず、「水城館」へ。ビジターセンター的な施設だ。 |
展望台から見た水城。このあと、水城の下の部分も歩いてみた。 下 まほろば号で筑前国分寺跡に移動。 礎石が残っている。 ここから坂本天満宮へは歩く。 |
坂本天満宮。 "令和"のもとになった万葉集の和歌が詠まれたのがここ。 前年、太宰府政庁までやってきたものの日没で訪問を断念したので、そのリベンジで訪問。 下 太宰府政庁跡。ここは前年もやってきた。まほろば号で都府楼前へ戻る。 |
都府楼前駅に戻ると日没。 |
天神へ普通電車で移動。天神に到着すると、この電車は特急・大牟田行きになった。普通車が特急になったり、特急車が普通になったりと面白い。 |
天神で夕食をとっていくことにする。向かったのは「KAKU
UCHI」。 めんたいこやめんべいで有名な福太郎の直営で1階が福太郎の土産物店で、3階がこの店になっていた。 |
おしゃれな感じの店内。 |
隅田川ブルーイング「ゴールデンエール」。隅田川ブルーイングは東京の地ビールのようだ。 |
博多ゴマサバのタルタル。 ゴマサバをフレンチ風にしたもの。 |
博多ウフマヨ。 半熟卵にめんたいマヨソース。 |
隅田川ブリューイング「チェリールージュ」。 ぶどうのような味がした。 |
柿と生ハムの天ぷら。 |
メロンと生ハムの組み合わせよくあるが、柿と生ハムにしてあげたもの。美味しかった。 |
里芋と帆立のアヒージョ。 お腹いっぱいになり、地下鉄で宿に戻った。 |
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