6 日 目   黒 川 温 泉

黒川温泉へ
 朝食会場は、夕食会場とは別の場所だった。
 
 特別変わったものはないが、美味しくいただけた。
 
 デザートとコーヒー。

 左下は大分名物「やせうま」。
 
 9時のバスに乗るので、8時40分にチェックアウトし、バス乗場へ向かう。

 由布岳の山頂がきれいに見えた。
 
 「バスのりば」でしばらく待つ。

 9時発、熊本行きの「九州横断バス」に乗車。予約制で前日に予約した。由布院・黒川温泉間はがらがらだった。
 
 出発して間もなく、道の駅・湯布院で10分の休憩停車。
 
 
 
 飯田(はんだ)高原の付近は一面、雪景色。

 九州にやってきて雪だとはびっくり。
 
 黒川温泉の5km手前の瀬の本で10分休憩。ここでも雪が残っていた。
 
 10時25分、黒川温泉着。

 下車したのは、自分のほかに1人だったが、乗車客がとても多い。多くがインバウンド。ここからは満席になるのだろう。
黒川温泉湯めぐり
 バス停に近い「夢龍胆」で1泊するので、荷物を預けにいき、チェックインの手続もした。

 そして、湯めぐりで使う手形を買いに観光案内所へ。
 
 入湯手形。1500円で3ヶ所で日帰り湯ができる。日帰り湯は600円なので、お得。1ヶ所分は食事や土産物に使うこともできる。

 3ヶ所で入浴したのだが、3ヶ所のスタンプが押してある。(湯めぐり終了後撮影)
 
 上   1ヶ所目の日帰り湯で「こうの湯」に向かう。途中、谷間に広がる温泉街がよく見えた。

 左   お地蔵さん。道も端のほうには雪が残っていた。
 20分ほど歩いて「こうの湯」に到着。右の方の明かりのついているところで手続をし、さらに奥に進む。
 奥にある「森の湯」が日帰り湯の風呂だ。
 
 とてもラッキーなことに、他の入浴者がなく、滞在中ずっと湯を独り占めできた。
 一番奥にある立湯。深いところは160cmの深さがあり、つま先立ちで顔を上向けにして入浴。

 今年4月行ったオーストリアのザルツカンマーグートの温泉と同じ深さなので思い出した。あちらは水着着用だけど。
 
 いきなり深くなるんじゃなく、浴槽の中の階段を下りて行って、下りきると160p。
 
 「こうの湯」を出て、2つ目の日帰り湯をめざす。温泉街のメインストリート歩く。
 
 新明館へ。川の対岸にあり、橋でアクセスする。橋を渡ったところで手続し、風呂へ。
 ここの名物風呂は洞窟風呂と岩戸風呂。まず洞窟風呂に向かう。写真の左手に貴重品用ロッカーがあり、利用した。

 下   (新明館のHPの写真を拝借)

 洞窟風呂の内部。左と右の風呂はつながっていた。
 
 
 上   (新明館のHPの写真を拝借)

 岩戸風呂だが、普通の露天風呂と違いは感じられなかった。

 左   2つの風呂は渓流沿いにあり、なかなかいい眺めだ。
 
 すでに14時近い。昼食をとろうと歩いていると、「すみよし」という店で「だご汁」という看板が目に入った。

 「だんご汁」のことをこの地方では「だご汁」というのか、あるいはまったく別の汁物なのか気になったので、食べて行くことにした。
 
 店内。「高菜めし・だご汁セット」を注文。

 下   「だご汁」は「だんご汁」と同じだった。

 ネット検索すると、大分では「だんご汁」だが、熊本や福岡でも同じ汁物があって、言い方は「だご汁」が一般的らしい。

 
 
宿の温泉と夕食
 15時前に1泊する「夢龍胆(ゆめりんどう)」へ。

 
 ロビーでは、サンタ姿のくまモンが出迎え。
 
 手続は朝すませてあり、荷物は部屋に運ばれていた。ただ、玄関が3階で部屋は1階というのがわかりにくかった。

 今回の旅では、唯一、この日だけが和室。布団はすでに敷いてあった。
 
 窓側から入口側を撮影。
 
 入浴前に、茶菓のゴーフレットをいただく。
 
 左が泊まった部屋で、温泉に一番近い部屋なのがよかった。
 
 温泉は15時からで、15時ジャストに行くと一番乗りだった。
 
 温泉独り占め。
 
 露天風呂。

 内湯に戻り、16時ごろまで滞在したが、誰もやってこなかった。
 
 18時から夕食。食事会場は、準個室。かつては客室だった部屋を、幕を使って仕切っている。

 入口に、〇〇様と札がかけてあって、3分の2がインバウンドだとわかる。
 
 クラフトビール「湯上り美人」。

 製造は、熊本市の「熊本クラフトビール」。確かにクラフトビールとはいえ、地ビールとはいえないな。
 
 会席方式で、まずは前菜と食前酒の「ゆず酒」が運ばれてきた。
 
 根菜の地鶏味噌添え。
 
 お造り。左上の鯛は塩で食べて下さいということだった。
 
 純米吟醸酒「もったいない最後の一滴」。

 製造は、小国町の「河津酒造」で、地酒だ。
 
 
 山女魚(やまめ)の塩焼き。

 鮎の塩焼きに似た感じで、食べ方も鮎と同じ。
 
 黒毛和牛陶板焼き。
 
 阿蘇美豚(あそびとん)の角煮。

 この宿の独自の力を入れている料理のようで、説明書きがあった。
 
 ご飯とみそ汁。
 デザート。
湯あかり横丁と湯めぐり1ヶ所
 「湯あかり横丁」というイベントが行われていて、かっぽ酒か甘酒の無料券をもらった。

 下   川沿いに灯りが灯されている。これが「湯あかり」なのか。
 
 
 ちょっとした光の祭典だ。
 
 「湯あかり横丁」として出店が数軒出ている。

 下左   無料券を持って甘酒をもらいに行った。

 下右   甘酒は売り切れということで、かっぽ酒をもらった。かっぽ酒っても、日本酒なのだが。
 
 
 
 いこい旅館で日帰り湯。
 
 (いこい旅館のHPより拝借)

 滝の湯。

 ここは「日本名湯秘湯百選」の宿らしい。初めて知った。以前から知っている「日本秘湯を守る会」の宿とは別。
 
 (いこい旅館のHPより拝借)

 うたせ湯。

 滝の湯を奥の方に行くとあった。
 
 (いこい旅館のHPより拝借)

 箱湯。

 13の湯があるというふれこみだったが、宿泊者専用が2、貸切が4、女湯が2、足湯が1、温泉たまごが1で10が入れず、3ヶ所だけ入った。宿泊者の場合は女湯は朝だけ男女が入れ替わって入れる。
 
 湯あかりを見ながら宿に戻った。

 

 5日目 九州北のトップ 全体のトップ 7日目