8 ペ ナ ン 街 歩 き そ の 2
飲茶で1日をスタート |
![]() それで、あたりをブラブラしてたら、「益和茶楼」という飲茶の店を発見した。ペナンでは初めての飲茶をいただいて、あとでナシレマにしようと思った。夜にkimcafeさんに聞いてみると、kimcafeさんも、自分が退店したあとで、この店にやってきて飲茶をしたそうだ。 |
![]() マレーシアではマラッカでも飲茶をしたが、ふらっと店に入れる構造なので、気軽に入店できるのがいい。 下左 店の奥にせいろが置いてあり、店員に蓋をあけて中を見せてもらいながら、料理を選ぶ仕組みのようだ。 下右 一番上のせいろ。この中から、食べたいものを選ぶ。 |
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![]() 下左 3番目のせいろ。 下右 4番目のせいろ。 それぞれのせいろからも選んだ。選んだものはまとめて席へ運んでもらえるので、何も持たずに席へ戻ればよい。 |
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![]() 下左 お茶はポーレイ茶(普洱茶、日本では北京語読みのプーアール茶といわれることが多い)にした。 下右 継ぎ足しの湯はセルフサービスで入れるようになっていた。 |
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![]() これは、ホタテ貝のみたいな2枚貝の上にコーンや角きりの野菜がのっている。 上右 えびぎょうざ。 右 しゅうまい。 下左 湯葉のようなものと豚肉、野菜を煮たもの。 下右 エッグタルト。 |
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![]() そこで、ミンチ豚肉を湯葉で巻いたようなものをおいてもらった。 下左 さらに別の店員が回ってきて、おこわを選んだ。これを食べると、フランス人のナシレマは食べられないだろうなとは思ったけれども、やはり食べたいって気持ちが勝った。 下右 おこわは皿に出してくれた。皿に出すと、底にハムが入っていたことがわかった。それに、量が結構多いということも。ナシレマは昼食に置いておくことになるかな。 さて、お代はというと、何と30リンギット(約840円)弱。香港などで食べる半額程度だ。安っ!こりゃ、毎日、飲茶をするのも金額的には問題ない。(実際はほかにも食べたいものがあるから無理だけれども。)それに、香港の場合は、1皿の量が多いから、今回のように7品は無理だ。4品か5品かな。おまけに店に入りやすいし、飲茶をするなら香港よりもマレーシアの激安飲茶のほうがいいかもしれない。 |
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ぶらぶら街歩き |
![]() 下左 1個3リンギット(約85円)。即、購入。でも、食べるのは昼かな。それに、食べる場所も必要だ。 下右 自分が買って、残りは4個。1日に何個売ってるのだろうか。果たしてどれだけ利益があるのか。 数歩離れたとき、西洋人の女性が別のカゴにナシレマを10個ほどのせて運んできた。近くに調理場があって、この女性やひょっとしたらさらに別の人がナシレマ作っているのだろうな。1日に作って売る量もそこそこあるのかもしれない。 |
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![]() せっかくなので市場の中もみていくことにした。 上右 奥行きのかなりある市場だ。食材を扱う店の集まる市場だ。 左 魚売り場。 市場を出たあとは、チェンドルの有名店のあるコムタ近くに向う。 |
![]() チェンドルは、緑色のものが印象的。小豆、ココヤシの実、黒蜜、その上にココナッツミルクがかけられている。一方、アイスカチャンは、小豆などの豆類やコーンの入ったかき氷。 |
![]() チェンドルを注文。2.9リンギット(約80円)。緑色のはゼリーというより、ところてんみたいな感じ。これ自体には味はついていない。感じるのはココナツミルクと黒蜜の味だ。 下左 チェンドル屋台のすぐそばのウォールアート。屋台食の調理人や客が描かれている。 下右 店の2階の壁に荷物を頭上に乗せて運ぶ人が描かれている。 |
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![]() 下左 消火栓の実物を利用したウォールアート。 下右 この黄色い建物は自動販売機が置いてあったりして商店のような感じがするが、実はモスクだ。このころから雨がパラパラと降り出した。 |
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![]() 上右 ショッピングセンターに退避。写真右上に写っているオールドタウン・ホワイトコーヒーの文字を見て、一度利用してみることにした。 左 通路に面してカウンターで商品を受け取り、写真の左の外側にあるテーブルで飲食するようになっていた。 下左 アイスミルクティーを注文。 下右 この店で、ナシレマも食べさせてもらうことにした。卵の下に小魚とサンパルがあって、その下にご飯。 |
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![]() 上右 ラマダンの表示幕。マレーシアにいると、都市部に滞在する限り、ラマダンのことは全然考えなくても旅行が可能だ。この幕をみて、あぁラマダンだったんだって感じ。 左 トライシクル。観光客相手のトライシクルはマラッカでもよく見かけるが、ペナンの場合は、マラッカのような派手さはなく、地味な感じだ。 下左 トライシクルを描いたウォールアート。トライシクルがたくさん待機している付近の壁に描かれている。 下右 正式なウォールアート以外に、便乗して描かれているものもある。これなど便乗組とはいえ、かなりよくできている。 |
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![]() 上右 入口から暗い通路を抜けると広場があり、広場の一番奥に宝福社がある。 左 邱公司(クーコンシー)の入口。通路を抜けると広場になっていて、その奥に寺院がある。 下左 邱氏が建立した寺院だが、ほかの公司と比べて特に豪華な造りになっている。ただし、ほかの公司と違って有料。 下右 大きな提灯が印象的。屋根の彫刻も細か立派。あと、1階部分が博物館になっている。 |
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![]() 1911年から12年にかけての辛亥革命で、清朝が倒され、中国古来の王朝制度にかあり共和制の中華民国が誕生するが、孫文はその第1代の臨時大総統になった。そのため、大陸中国と台湾の双方で革命の父として尊敬されている人物である。台北には国父紀念館があるが、国父とは孫文のことである。写真を見ると、中国の温家宝元首相がここを訪問していた。 孫文を支援する人たちは「同盟会」を組織するが、その本部がここであった。革命の資金集めに世界を回っていた孫文自身も1910年に4か月間、ここに滞在したという。 上右 入ってすぐの部屋。この記念館は入場のさいには、呼び鈴を押して開けてもらわねばならない。 左 中庭がある。ほかの民家の場合もものようになっているのだろうか。 下左 冷たい酸梅湯のサービスがあり、何杯かいただいた。 下右 内側から外に向って撮影。退場する際は、番人を呼びに行って開けてもらわないといけない。出入りが面倒だけれども、訪問してよかった。 |
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![]() 営業時間が11時から17時なので、昼食専門で、朝食時や夕食時には営業していないので行きにくい店だ。 下左 14時ごろだったが、まだかなり混雑している。kimcafeさんももう少し早い時間にこの店にやってきていたとのこと。 下右 飲物は、アイスコーヒー。あとで、わかったのだが、大衆食堂にしては珍しくビールが飲めるので、ビールにすればよかった。 |
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![]() 下左 鶏ガラのスープ。 下右 鶏ガラで炊いたライス。飲物もいれて約8リンギット(約220円)。 |
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![]() 下左 水上家屋は5年前にも訪問したのだが、近年大きく変化して観光地化しているらしいので、その状況を見ようとやってきた。水上家屋が並ぶ桟橋は6つあるのだが、南側から順に先端まで行ってみることにした。 最初にやってきたのは、楊氏の桟橋。ここは住居が並ぶだけだった。 下右 続いて、ニュージェッティ。ほかの同姓の桟橋の姓以外の人たちの桟橋のようだ。ここも住居が並ぶだけ。 |
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![]() 上右 陳氏の桟橋。ここも観光地化されていなかった。 先端部分は板が海上に渡してあるだけで、少し怖かった。 左 水上家屋を裏側から見た状態。周氏の桟橋の水上家屋を裏側から見たところ。水中に杭を立てて、その上に家屋がある。 |
![]() 観光バスでやってきた一団がいたので、そのあたりはすごい混雑だった。水上家屋が観光地かするとはびっくりだった。 下左 周氏の桟橋の入口。 下右 林氏の桟橋の先端。ここは観光地化されていなかった。 桟橋の入口から先端まではそこそこ距離があり、6本ある桟橋全部で入口から先端まで歩いたので、疲れてしまった。無料バスでホテルに戻った。 |
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カピタン・クリン・モスクでイフタール |
![]() カピタン・クリン・モスクは、ペナンで最大のモスクで、ペナン観光の目玉のひとつ。19世紀のはじめ、ペナンに進出していたインド人商人によってつくられたモスクである。 |
![]() イフタールは、ラマダーンのとき、その日の日没後の最初の食事である。日中は飲食をしていなかったイスラム教徒だが、日没後は食べ、飲むことができるが、その食事だ。 今回は、現地のイスラム教徒とともに、モスクが提供するイフタールをいただこうというものだ。 |
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![]() 下左 デーツ(なつめやしの実のお菓子)とスイカ。デーツは最初に食べるらしい。 下中 ターメリックライス。 下右 野菜カレー。 |
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![]() 上中 チキンカレー。 上右 お菓子2種類。カステラのようなものと春巻のようなもの。 左 ジュースと小さいペットボトルのミネラルウォーター。 |
![]() まわりの人たちの様子も見ながら食べる。 下左 イフタールを食べる人たち。石の床に座って食べるのは、痛いのが難だったが、あとでテーブル席も用意されていたことがわかった。 下右 本来はお祈りの前に手足を清めるための水だが、食事の前後に手を洗うのにもつかわれていた。 |
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![]() なるほど、イフタールとはこのようなものか、体験することができてよかった。イスラム教の理解にも役にたったと思う。 |
![]() 怪しげな雰囲気のある建物に入ると、バーがある。カウンターでタイガービールを購入。17リンギットだが、時間帯によって値段が違うようだ。 現地の華人が主な客層で好みの女性と遊んでいるという感じであった。 |
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