23    引 き 続 き 粟 国 島 

 朝、TVを見ていたら、ニュースが飛び込んできた。牧志公設市場の工事が延びて2022年末の完成になるのだということだ。

 もともとの予定は2月ごろの完成だったのだろうか。2日前に牧志公設市場の工事現場を見たばかりだが、更地が広がり、建物の建設は行われておらず、2月の完成は不可能な状況。年末さえどうかなという感じだった。
 朝食。かなり質素な感じだが、離島であることも考えると、これくらいかなって感じ。
 この日は、14時15分発の船で那覇に戻る。13時ごろまでは島を回ることができる。荷物を預けて、チェックアウトし、8時30分ごろ出発。

 宿の飼い猫だろうか。宿から歩きはじめると、しばらくついてきた。こちらが立ち止まると猫も立ち止まる。宿から5分ほどのところまでついてきた。
 運ん崎。映画「ナヴィの恋」のロケ地ということで遊歩道があったが、現在は行けない。
 
 手前で木道を草が覆い、入口も封鎖されていた。
 
 ウーグの浜への入口。
 
 ウーグの浜。島の東側の1kmに及ぶビーチ。本来の美しさが軽石によって台無しになっている。
 
 モンパの木。潮風に強く防潮林として生育した。
 
 島の中央部へ向かう。トラクターと鳥の組み合わせが面白い。
 
 ソテツの木が道路沿いに植えられていた。ソテツというと背の高い木を連想するが、この地のソテツは背が低い。
 
 ソテツの実。実や葉、幹にいたるまで毒がある。

 琉球王国時代に食糧難から、毒抜きをしてでんぷんをとって食用にするようになったが、死亡事故が多かった。現在、ソテツのでんぷんをh発酵させて味噌をつくり、土産物になっている。
 
 粟国空港の南端に到着。滑走路が見える。
 
 付近は山羊の放牧地のようだ。
 
 粟国空港のターミナル。原野の中の一軒家という感じ。
 
 建物の中に入ることができた。見えるところには人はいないが、中には待機している人がいるのだろう。

 下左   バス停の看板は建物の外壁に貼ってあった。

 下右   ちょうどコミュニティバスの「アニー号」が停車中。乗車は考えていなかったのだが、ちょうどいいので乗車していくことにした。
 
 
 前日にも行った西コミュニティで下車。
 洞寺(てら)公園へ。左の門を入り、坂を下ると洞窟に達する。その前に右の展望台へ行った。
 展望台。左は、むんじゅる節の歌碑。この先は島の北の海。
 
 真っ青な海。海岸に下る道もあったが、あまり時間をとれないのでやめておいた。
 
 門から50mほど坂道を下ると、洞窟の入口がある。
 
 入口から少し下りると、洞窟は左右2つに別れている。左に行き、その途中から別れたところへ向けて撮影。
 
 別れたところから右へ行くと、途中でさらに2つに別れていた。その一方の一番奥のあたり。天井からストローみたいな感じの鍾乳石が垂れ下がっている。
 
 西コミュニティまで戻り、村役場の方面へと歩いた。JAで昼食用の弁当を買った。

 ご飯の上におかずがのっているのが沖縄風の弁当だが、最近は、コンビニ弁当やほか弁の影響もあって減っている。それでも離島で弁当を買うと、おかずがご飯の上にのっていることが多い。
 
 弁当をいただいた場所はこちら。

 粟国小中学校の前の信号のところに、東屋があって、その下にテーブルと椅子があるのだ。
 
 観音堂。観音というと仏教なのだが、正面には神道をあらわす鳥居がある。仏教と神道が融合した神仏習合のようだ。

 下左   中には石碑がある。これが観音様として信仰の対象になっている。碑には梵字が書かれている。

 下右   観音堂の外にあった説明板より。
 
 
 
 荷物を受け取りに宿にやってくると、朝と同じ猫が出迎えてくれた。

 港へ向かうときも、しばらく追いかけてつきまとってきた。
 
 港へやってくると、もう船に乗れるようだった。乗船口に行くと、往復切符の場合、手続が必要だと言われ、いったん切符売場へ。

 下左   ターミナルビルの中へ。

 下右   切符売場で乗船名簿を記入。
 
 
 
 乗船の際、手荷物をコンテナに積み込むサービスを行っていたので、預かってもらった。今までの船でもあったっが、今回は相手から受け取ろうとされたので、初めて預かってもらった。

 船内へ。

 下   那覇に到着する直前に、鹿児島行きのフェリーが出発していった。
 
 
 コンテナの到着を待つ。
 この日の泊りは、前々日と同じくとまりん横の「スマイルホテル」。

 部屋に入ってからしばらく休む。
 
 夕食は「ルビー」へ行った。”軽食の店”とあるが、実際はボリューム満点と評判の店だ。

 下左   店内。カウンターに置いてあるヤカンには、甘いアイスティーが入っているものが3つ、普通のお茶が1つだった。

 下右   生ビール。
 
 
 
 この店で一番人気があるのがAランチということで、A ランチをいただいた。

 A、B、Cのランチがそろっているのが沖縄の大衆食堂の特徴。

 このとき夕食時間帯だったっが、ランチは1日中食べることができる。

 写真は、ご飯とスープ。スープは卵の入ったポタージュっぽい感じ。
 
 Aランチ本体。トンカツ、ハンバーグ。ハム、ポーク、卵焼き、キャベツ、マカロニ。

 トンカツがとても大きい。ただし薄いけれども。ハンバーグも大きくて薄い。

 これまでABCのランチは、カロリーが多そうで避けてきたのだが、一度食べてみようと思った。食べてみて、どんな感じかわかった。


 
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