5 日 目  バ ギ オ へ 移 動

 

バギオへ移動
 朝食。前日と同じメニューだった。違っていたのは、コーヒーがセルフで入れるようになっていたのと、バナナが1本だったことくらい。
  ホテルを8時30分にチェックアウト。前日にバスターミナルで得た情報では10時30分までないから、待ちぼうけを食らう覚悟。でも時刻が未定だというから9時30分にバスがあるかもしれないと期待してだった。

 結局、10時発だということで、1時間ほど待合室で待った。切符は窓口では売っておらず、写真の右端に机を出して座っている係から整理券を受け取り、切符は車内で買う。
  15と書いた整理券をもらった。席の番号かと思ったが、そうじゃなく単に人数把握のためだった。
 
 10時発だが、10分ほど前から乗車。
  車内。失敗したのは冷房が予想以上にきき、寒かったこと。5時間30分の乗車のうち、後半は耐えたという感じ。熱帯用の服装をしていて、半ズボン、サンダル姿では寒い。
 
   切符。販売方法が変わったものだった。まず車掌が行先を聞いて回る。次に、切符を渡しに回る。このとき、運賃がわかる。バギオまでは350ペソ(約740円)。そして最後に、運賃を集めて回るのだ。

  下左  途中、サンファンのパルタスのターミナルで20分の停車。ちょうど12時ごろだったが、説明はなかった。

 上右  肉まん。レチョン(豚肉)とアサード(焼肉)があり、どんな違いがあるのだろうと思いアサードを買った。焼豚を細かく刻んだのが入っていた。レチョンの方は普通の肉まんかな。 
  
 
 
 

 サンフェルナンドのターミナルで10分の停車。こちらはトイレ休憩。

 サンフェルナンドからバギオへはどんどん山を上っていく。サンフェルナンドは海岸にあるが、バギオは高度1500mなのだ。

 バギオ市に入り、バスはホテルの近くを通るので、そこで下りようかとも思ったが、終点も気になったので、最後まで乗った。路上での下車だった。
 
 
 上左  バギオは高原上にあるが、街の中心は盆地になっている。そのため、バスの下車地点からホテルへは、距離は2kmほどだが、いったん坂を下り、また上がるという面倒なルートになった。

 上右  坂を下りた付近でパレードに出くわした。

 左  華僑系の旧正月を祝う行事が開かれるようだった。

 下左  しばらくパレードを見ていたが、きりがないので、15分ほど見てホテルに向った。

 下右  街の中心の盆地にあるバーンハム公園の池。ここからホテルへは、今度は坂を上がっていく。
 
坂道だらけのバギオ
  16時30分ごろ3泊する「トラベライト・エクスプレス」に到着。写真でホテルの前の道路も坂道だとわかる。

 1階の右手に入口とフロントがある。入口には警備員がドアボーイを兼ねて配置されていて、エレベータは警備員が持つカードでタッチしないと上階にいけない仕組みになっている。客の部屋のカードではエレベーターが動かない。


 
 
 部屋に入ると、大きな窓から西日が差し込んでいて、暑かったが、カーテンを閉め、冷房を入れると少し涼しくなった。

 多少は街歩きをしたいので、30分ほど休んだあと、外出。このとき失敗したのは、半袖、半ズボン、サンダル姿で外出したこと。ホテルに向う途中も涼しかったのだが、寒いところまではいかなったので、着替えずに出たのだ。あとで、太陽が沈んだ後、急速に気温が低下して、寒かったのだ。

 
 
 ホテルから2、3分のところ。街中いたるところに坂があるとわかる。

 下左  翌日、翌々日とジプニーに乗車、その次の日はバスでバナウェに向うので、ジプニーやバスの乗場を確認しておいた。いずれもすぐにわかったが、大変だったのは坂道の上り下りが頻繁にあったこと。

 下右  乗場の確認をしたあとは市場の見学。

 
 
 
 バギオで最大の市場の中を歩く。東南アジア独特のうす暗い市場で、ゴミゴミとしている感じだ。ただ、ほかの東南アジアの市場と違うのは、涼しいということ。混沌としている一方、涼しいというのは、ほかでは考えられない。

 下左  肉売場。ロンガニーサがすだれのようにぶら下げれれているのが面白い。

 下右  野菜売場。キャベツや白菜は豊富にあるが、とても小さい。日本でよく見る大きさの半分くらいだ。
 
 
 バギオのメインストリーと言えるセッション通り。写真は西北端で市場の近くだが、ここから東南端の先ほどバスを下車したところの近くまで300mほどがバギオで最も賑やかな一角だ。この300mほどの区間も坂道になっていて、ここからは上り道になっている。このことは地図ではわからない。

 下左  バギオ大聖堂に上がる階段があったので、階段を上がった。かなり上らねばならなかった。

 下右  階段を上がりきると大聖堂の横に出た。 
 
 
 
 上左  側面の入口から中に入った。

 上右  2つの尖塔がたつ前面から撮影。

 左  展望台があり、市街を見る。盆地の底の向う側には、斜面に建物がぎっしり建っている。上り下りが大変そうだ。

 
 
  大聖堂からの帰りは西端にある正門から外に出た。こちらは、短い階段を下りたけでこの写真のところに出て、あとはわずかな距離でセッション通りに出られる。先ほど上った長い階段がうそのようだ。

 このころになると急激に気温が下がり、半袖、半ズボン、サンダル姿の人も自分くらいしかいなくなっていた。

 下左  19時ごろになり、見かけたレストランに入った。

 下右  レストランの中。

 
 
 パンシット・カントン(中華麺の焼きそば)を注文したが、先にライムと唐辛子が運ばれてきた。

 まわりの客の動きを見ていると、唐辛子を細かくする作業をしてタレを作っていた。自分も同じように唐辛子をスプーンで細かくして、そのあとライムをしぼって、テーブルにある魚醤も入れてタレを作った。
 
 パンシット・カントン。

  量はかなり多い。日本のインスタント焼きそばだと2食分ほどある。味が薄めで、さきほど作ったタレをかけて混ぜていただいた。日本の焼きそばとほぼ同じ。これは小麦麺だったが、ほかに米麺を使うパンシット・ビーフンもあった。80ペソ(約170円)で、量を考えるととても安い。

 下左  レストランではビールがなく、マウンテンデューを飲んだので、ホテルへの帰り道にビールを買って、部屋で飲んだ。

 下右  ホテルの部屋でよかったのは、壁に折り畳み式のテーブルがついていたこと。部屋で飲食したり、パソコンを使うときに便利だった。
 

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