11 日 目  ア ヒ ン 温 泉

 

棚田を歩いてアヒン温泉で入浴
 上左  朝食はピ−プルズでとった。6時30分のオープンすぐにやってきた。

 上右  前日の夕食を食べにきたときは夜だったのでわからなかったが、谷に面したテラスにもテーブルがある。テラス席に座った。

 左  谷を見下ろす。対岸からこちら側にくるときに渡ったつり橋がよく見える。崖上に建っていて、つり橋のところからは、6、7階の高さにテラスがある感じだ。
 
 朝食セットは値段の違うものが何種かあったが、一番高いものを選んだ。220ペソで、ウヤミズの値上がり後よりも高いのだが、卵を2個使っていることやバナナがついていることを考えると、ウヤミズの値上がり前の値段と同じ水準の感じ。

 オムレツ、ソーセージ、ガーリックライス、バナナ。これにコーヒーがつく。ソーセージがロンガニーサではなかったのがちょっと残念だが、量的には食べ応えがあってよかった。
 コーヒー。左側のカップにはざらざらした、少し茶色っぽい砂糖が入っている。

 下左  この日は、ハバオの棚田を見て、その棚田の中も歩いてアヒン温泉にまでトレッキングし、入浴を楽しむ予定だ。

 トライシクルで8時に出発する予定で、1時間ほど部屋で休む。8時にこのトライシクルで出発。
 

 
 
 
 上左  40分ほどでハバオの村の入口にある観光案内所に到着。ここで入域料とガイド料を払い、ガイドを雇う必要がある。ガイドはハバオ専門のガイドでないといけないようだ。入域料、ガイド料はあらかじめトライシクルのチャーター料とあわせてウヤミズで払ってある。

 左  案内所からはガイドがバイクの後ろに便乗して再出発。10分ほどで、バハオの棚田のビューポイントに到着。

 ここは、緩やかな傾斜のところに広がる棚田で、バタッドなどとは違った印象だ。
 
 さらに5分ほど走ったところからはトライシクルを下りて、歩いてアヒン温泉に向う。ここは川に沿ってつながるハバオの棚田の一番高い部分のようだ。ドライバーはここで3時間ほど待ってくれている。

 下左  荷物を棚田の下のほうの集落に運ぶためのケーブル。

 下右  耕作をしていない田んぼは子供の遊び場。
 
 
 
 上左  バタッドのトレッキングと違うのは、民家もあるところを歩いていくこと。現地民むけの店もある。

 上右  川に沿って棚田があるのだが、川の標高とともに高さが変化する棚田になっている。

 左  かなり山奥まで入ってきた。湯気があがっているところが温泉だろうか。
 
 
 上左  1時間ほど歩いて、ようやく温泉に到着。小屋の向う側がアヒン温泉。

 上右  管理人のいる小屋で記帳する。入湯料はいらなかった。入域料に含まれているのかな。自分がこの日、一番の入浴客だった。水着への着替えも周りを気にすることなくできた。

 左  岩風呂に入浴。水温はぬるいのだが、バギオのアシン温泉よりは温かくてよかった。底に湯が沸き出ている個所があった。硫黄などの臭いはまったくしなかったし、湯も透明だった。入浴していると、どんどん客がやってきた。全員が欧米人。
 
 
 上左  温泉には1時間弱の滞在。湯に入っていたのは30分ほど。

 上右  川の水を入れた浴槽もあり、ここも底から温泉が湧き出ているのだが、日本の感覚では水風呂で、入らなかった。

 左  入浴後は再び1時間ほど歩いて、トライシクルの待つ地点まで戻り、1時間弱でウヤミズに戻った。ウヤミズに戻ると13時前。バナウェ滞在の間、午前中に観光して、13時前後に宿に戻るという毎日だった。
夜行のオハヤミバスでマニラへ
 上左  ウヤミズに戻ったあとピープルズで昼食。

 マミ。具なしかと思っていたら、野菜ラーメンだった。

 上右  サンミゲル。

 左  食後は最後のバナウェ散策。
 
 オハヤミの切符売場に行ってネット予約したことを示すプリントと切符を引き換える。19時発で、この場所から出発するという。ぎりぎりにやってきても、席は確保できた。

 しかし、夜行バスは1年半前にインドネシアのランテパオからマカッサルまで乗って以来の久しぶりのうえ、フィリピンの夜行バスは日本の最低レベルの夜行バス以下の乗り心地のようなので、なんとなく心配だ。

 もう動き回る気もなくなったので、夕食まで、部屋で3時間ほど、シャワーと荷物の整理、休憩などですごした。

 この日は18時でチェックアウトするが、11時のチェックアウトタイム以降も部屋が使えるように、この日も予約を入れておいたのだ。
 
 上左  18時前にウヤミズをチェックアウト。ピープルズでバナウェで最後の食事をする。

 フライドライスにした。

 上右  サンミゲル。

 左  18時40分ごろに切符売場に向うと、少し離れた路上にオハヤミバスがすでに止まっていた。

 数人が荷物を積み込むために並んでいたので自分も積んでもらった。切符を見せるが、引換証などはないのが少し不安。
 
 
   上左  マニラ行きだが、行先表示はオハヤミのターミナルがあるサンパロック。

 上右  座席を確認するためにいったん乗車したときにはガラガラだった。トイレに行ったりしていると次第に客が増えてきて、最終的には満席になった。ほとんどが欧米人だった。

 左  22時ごろに給油を兼ねたトイレ休憩。このときは夜食タイムでもあったようで、スタンドの近くには屋台がたくさんでていたが、何も買わなかった。このあと、短時間のトイレ休憩が何度かあったが、下車しなかった。誰も下りずにすぐに出発したこともあった。

 このバスは寒いと予想し、長袖、セーター、長ズボン、靴で乗車して正解。バナウェではずっと長袖、長ズボン、靴ですごしていたので、迷うこともなかったが、マニラからじ乗車する場合は、服装を間違えるかもしれないので注意が必要だ。

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