2日目  サン・ジャン・ド・リュズ

 

 

ビアリッツ空港を経てサン・ジャン・ド・リュズへ
 
 上左  6時にホテルを出た。ビアリッツ行きのエールフランス便は2Gターミナルから出発。2G へは2Fから出ている連絡バスに乗車が必要。ホテルから2Fもそこそこ歩いたが、2Eから2Fまではかなり遠い。そこから連絡バスとは不便だ。

 15分くらい乗車した。これだけ離れているのだがら、第4ターミナルにすればいいのに。2Eや2Fからは、第1や第3より離れているのに、第2の一部の扱いだ。

 上右  LCCターミナルを連想するような簡素なターミナルだ。

 左  チェックインは機械で行い、カウンターで荷物を預ける。
 
 
  上左  カウンターがある1階フロアにたったひとつだけあったカフェ。

 上右  ここで朝食をとることにした。サンドイッチを買ってテーブルで食べた。

 左  待合室。天井は鉄骨丸出しで、LCCターミナルみたいな感じだ。
 
 
 上左  搭乗ゲートに向かう間もLCCターミナルの雰囲気が漂う。

 上右  AF7854 に搭乗する。

 左  ターミナルから飛行機までは歩き、タラップを上がって機内へ。
 
 上左  機内。片側2人がけの小型機だ。

 上右  コーヒーとふわふわな感じの菓子をいただいた。

 左  着陸前のビアリッツ市街。
 10時すぎに到着。ターンテーブルも1つの小さな空港だ。

 ターミナルから出て、バス乗り場へ。

 空港名はAeroport Biatritz Pays Basqueで、バスクという語がはいっていて、フレンチバスクの玄関空港という位置づけなのだろう。

 下左  バス乗り場。

 下右  40分ほど待ってやっとやってきたバスに乗車。なんと運賃は1ユーロと激安。
 ビアリッツ駅の駅舎。バスで10分ほど。ビアリッツの中心市街地からは離れている。

 下左  先の普通列車に乗れず、1時間近く列車がなかった。次の列車はTGV。

 フレンチバスクであるバイヨンヌ〜アンダイエ間はTGVの末端区間で、多くの駅に停車する。運賃は普通列車とほぼ同じで(わずかに高いが)、座席も指定される。もっともガラガラで、指定の意味はないが。

 下右  車内。天井が低いが、2階建て車両の1階のためだ。
 
  10分ほどの乗車で、サン・ジャン・ド・リュズに到着。

 TGVの最後尾。inOui(イヌイ) と書いてあるが、TGVの大部分を占めるフルサービスの列車の名称のようだ。案内ではTGVではなく、inOuiが使われている。
 サン・ジャン・ド・リュズの駅舎。

 予約しているホテルは道路をはさんだ向かい側にある。道路を渡ったら、きつく叱られてしまった。地下道を通らねばならないようだ。
 
 駅舎に向かいあっているホテル「コルベール」。

 駅舎もこのホテルも、窓枠や雨戸が赤い。これがバスクの特徴。赤のほか青や緑などもある。

 まだ12時20分で、部屋に入れないだろうと思っていたが、やはりその通りだった。荷物を預けて、街歩きに出かけた。
サン・ジャン・ド・リュズ街歩き
 街の中心まで歩いて10分ほど。さらに少し歩いた静かな横丁にある「ゾコ・モコ」へ。

 ネット情報では、予約していったというものが多くあり、心配もしていたが、何とか席があった。ただ、自分の食事中にやってきて断られていた客があったので、ホテルから直行して正解だった。
 
 店内の様子。

 Menu(ムニュ、定食)にすることを決めていた。

 下左  飲物は白ワイン。定食代金に含まれている。

 下右  パン。ボウルにいれて出すのが面白い。料理が出てくるのが遅く、パンでしのいでいて、パンがなくなると、また入れられた。サービスとはいえ、食べきれないr量を入れられるのは申し訳ない。全部食べてしまわないようにしよう。
 前菜は2種から選ぶようになっていて、パンナコッタにアスパラガス何とか書いてあったのを選んだ。パンナコッタってデザートじゃないのか?と思ったのだ。

 甘くないクリームがアスパラガスにかけてある料理だ。あっさりしていてよかった。
 
 メインは、魚料理と豚肉料理から選ぶようになっていた。メニューのフランス語はほとんど不明で。porc と poisson だけがわかったので、選んだだけだ。

 煮豚のようなものだった。とても柔らかく、味がしみこんでいた。量もそこそこある。
 
 デザートも2種から選ぶことになっていて、フロマージュなんとか書いてあったのにした。チーズケーキのようなものだろうって思ってだ。

 実際には、とても柔らかいクリーム状のレアチーズケーキだが、焼いてない。


 
 さらに、メニュー表にはなかったのだが、別のデザートがでてきた。ゼリー、クッキー、あと容器に入ったシロップ漬け。

 値段は26ユーロ(約3300円)。夕食のムニュは選べる料理が違っていて、もっと高くなる。

 各料理が出てくるのに時間がかかり、2時間以上かけていただいた。食べ終わると15時。
 
  「ゾコ・モコ」(手前の建物の1階)を出て、街歩き出発。「ゾコ・モコ」のある横丁も、窓枠や雨戸が赤い色のバスク風の建築だ。
 
 河口には港がある。

 左の真ん中に見える山が、ラ・リューヌのようだ。この山頂付近がスペインとの国境だ。
 
 風景画を売っているのかな。近くでは似顔絵かきもやっている。

 下左  サン・ジャン・パティスト教会。太陽王と呼ばれたルイ14世の結婚式が行われた教会。

 下右  教会の内部。両サイドに設けられている2階、3階の手すりや床、天井などが木製というのに目がいった。
 
 
   メゾン・アダム。結婚式の前にルイ14世は、ここに滞在したという。

 下左  入口の看板。

 下右  入場料は6.5ユーロで、ガイドにつれれての見学。時間まで少し待つ。館内は撮影禁止だった。
 
 
 海岸へ向かった。海岸に沿った道路を歩く。

 下左  ビーチには人がとても多い。

 下右  再び中心部のメインストリートに戻る。

 
 
 
 メゾン・アダン。

 ルイ14世の結婚式のときに献上されたマカロンはこの店のもの。この店では、ガトー・バスクを買ってその場で食べることにした。

 ガトー・バスクは、アーモンドの入ったクッキー風の生地の中にダークチェリーなどを入れて焼いたもの。
 
 
 ガトー・バスクには、大小さまざまなものがあった。写真は、一番小さなサイズを並べたショーケースだが、中身がいろいろなものがある。

 下左  カスタード入りのものを1個買った。

 下右  断面。
 
 
 パリエス。

 この店は、ムシューが有名。ムシューはマカロンに似ているが、マカロンも売っていたので別物だ。

 残念ながら、マカロンとムシューの違いがよくわからなかった。生地もクリームもマカロンのほうが分厚い感じはする。
 
  ムシューのショーケース。いろいろな味のものがあった。

 下左  2個買ったら店名入りの袋に入れてくれた。

 下右  その場で1個いただいた。
 
 
 
 
  街歩きを3時間ほどして、駅前のホテル「コルベール」に18時に戻った。荷物を受け取り部屋に入った。

 ベッドが部屋の大部分を占めている。

 下左  反対側を見る。

 下右  シャワーとトイレ。
 
 
 
 
 窓の外にはバスク風の建物が並んでいる。

 街歩きをしている間も眠気に襲われていたので、しばらく眠った。起きると22時で、お腹もさほどすいているわけじゃなかったので、夕食はパスした。