6日目 エ ス プ レ ッ ト
|
とうがらしの村、エスプレット |
この日は観光局が主催する観光バスでエスプレットを訪問。 観光局の主催する観光バスは、シーズン中、曜日代わりで運行されている。自分にとって利用価値が高かったのが、水曜のエスプレットと金曜のアイノア。この2か所は路線バスがないのだ。曜日の関係で、エスプレットに行くことにした。この2か所以外に、オンダリビアやサン・ジャン・ピエ・ド・ポーなど5か所あったが、いずれも鉄道や路線バスで行ける。 9時30分発に、ホテルの前を出発するので、朝はゆっくり起きて、朝食。朝食は毎日ほぼ同じなので写真は省略。 |
サン・ジャン・ド・リュズから乗車した客は5,6人だったが、すでに他のところから乗ってきた客もいて、乗客は10名少々。 観光バスといっても、ドライバーがエスプレットまで連れていって、時間になれば連れて帰るという路線バスに似た形態で、ガイドはいない。そのほうが気楽でよい。 |
10時少し過ぎにエスプレットに到着した。帰りの出発は14時30分であることを確認して、街歩きに出発。5時間ほど時間があるのだが、小さな村なので、時間を持て余すのではないかと思った。 バスの駐車場に面して土産物屋があるのだが、さっそく、壁面にとうがらしが飾れている建物を見ることができた。 |
5分ほど歩くと、村の中心に出た。やや大きな建物が並んでいる。窓枠が赤のバスク風の建築だ。土産物屋が数軒ある。 雨が降ってきたので傘をさして歩いた。 |
とうがらしを土産に買った店。 |
大きなとうがらしをひもでつないでつるしてある。装飾ではなく、販売品。 |
瓶入りの粉末とうがらしやとうがらしペースト。 土産にいくつか買って帰った。激辛ではないとうがらしだ。 |
村はずれまで歩いてみた。1戸建ての民家の場合も窓枠が赤のバスク風になっている。 ほかの街では、窓枠が赤だけじゃなく緑や青もあって統一感がないのだが、エスプレットはとうがらしの村だけあって、すべての家が赤で統一されている。 |
とうがらしミュージアム。 1時間ほどで村の端から端まで歩いたあと、レストランが開くまでまだ1時間近くあったので、時間つぶしにここで休んだ。 下左 とうがらしの展示。エスプレットはとうがらし生産の拠点ということもよくわかった。 下右 味見コーナー。 |
昼食をとったのは、オテル・エウスカディ。 12時からの営業なので時間にあわせて、店に向かった。帰りのバスは14時30分発なので、営業開始早々に食べ始めないと、バスに間に合わなくなるのではと心配していた。 壁面の白い部分には、とうがらしが吊り下げられている。 |
予約していなかったためだろうか。しばらくロビーで待たされた。 時代がかった古い造りの建築だが、美しく整備されている。 |
レストラン内。天井や柱が木で造られていて、落ち着いた雰囲気になっている。 |
定食が最低20ユーロから何種類かあり、29ユーロのコースを選んだ。 飲物はコースに含まれていない。グラスワインの赤ワインにした。3.、5ユーロで料理ともでオール込み約33ユーロ(約4200円)。 下左 赤ワインと水。 下右 パン。 |
エルセカリア。 野菜をたくさん煮込んだバスク独特のスープ。 |
トリポチュ。 豚の血でつくったソーセージ(ブーダン・ノワール)を煮込んだもの。 |
トリポチュを切って食べる。 |
アショア。 細かく刻んだ子牛肉を野菜と一緒に煮込んだ料理。 シチューという説明も見かけたが、このレストランでは汁気がほぼなくなっていてソテーのようだ。 |
デザートは、メニュー表のフランス語がよくわからず、ババ・オ・ラムというのを選んだら、やってきたのが、これ。 パンのような生地の真ん中にクリームが入り、酒入りのシロップをかけていただくようになっていた。ここで、ラムはラム酒のことだと「気づいた。 |
エスプレッソ。 全部を食べ終わると14時15分。2時間かけての食事だった。支払いを済ませて、バスの駐車場へ行くと14時25分。ちょうどいい時間であったが、一歩間違うと、食事を切り上ねばならなかったかもしれなかった。 |
30分でホテルの前に戻った、部屋で4時間ほど休憩。 |
19時ごろに夕食に出かける、川の西側のシボレー地区に向かった。 |
シボレー地区は住宅街のようで入ってみようと思うレストランは見かけなかった。 |
海岸まで出た。日の入り前でビーチでは誰も見かけなかった。 |
結局、ホテルの前を通って、2日前に買物をしたスーパーへ行って、食べ物を調達した。 パスタサラダ。 下左 ビール。 下右 フルーツ。 |
|