6日目   ア ン ド ラ

 

アンドラへ
 

 上   この日は、ミニ国家アンドラを日帰り。

 朝食後、サンツ駅の北西側のこじんまりとしたバスステーションへ。

 左   8時15分発のアンドラ行きバスに乗車。

 国際バスであり、ネット予約はしているのだが、それだけでは乗車できず、切符売場でパスポートのチェックを受けてからの乗り込みだった。
 
3時間ほどで、アンドラとの国境に到着。

 国境でバスは停車し、数人がバスを下りたが、何しているのかわからなかった。自分を含め大部分の客はバスに乗ったまま。

 そして国境通過後、また停車。アンドラの係員がバスに乗ってきて全員のパスポートを調べたが、何も言われなかった。
 
 15分遅れで、11時30分、アンドラのバスステーションに到着。

 下   アンドラ・バスステーション。
 
アンドラ散策
 アンドラの首都。アンドラ・ラ・ベリャは、ピレネー山中の小さな盆地にある街。アンドラ散策 滞在時間が短いので、繁華街だけ行ってみる。
 川沿いに繁華街へ向かう。 
 
 15分ほど歩いて、繁華街にあるロトンダ広場に到着。川を一部区間、暗渠にした上につくられた広場だ。

 繁華街の背後には山がそびえているのは、何だか奇妙な感じ。
 
 100mほど離れたところにかかるこの橋は、夜にはライトアップされて、きれいらしい。
 ダリの作品である「時間の貴族」。
 
 メルチェリ通り。歩行者天国になっている。
 
 メルチェル通りの歩行者天国が終わるあたり。繁華街の終点でもある。

 ほかのミニ国家と違ってミュージアムなどの観光スポットはない。古い教会などはあったが、時間の関係で行かなかった。
 
 ショッピングセンター内のファストフード店「ビエナ」へ。
 
 店内。
 
 青い飲物はトロピカルというジュース、パンはPiri Piri。
 
 Piri Piriの上のパンをとった状態。

 右のほうが半部写っているのがチキンを焼いたもの。その上にみじん切りのマッシュルームやたまねぎがのっている。ソースはピリ辛。Piriは日本語のピり辛からとったのだろう。

 飲物は2.75、パンは8.2、計10.95€(約2000円)。
 
 他の国では見たことがない歩行者用信号機。
 
 バスステーションから15時15分発のバスで帰る。行きと同じく、予約はしてあっても、パスポートを見せて手続。3時間30分ほどのアンドラ滞在だった。

 行きのバスでは、国境で数人がバスを下りたが、何しているのかわからなかった。そして国境通過後、アンドラの係員がバスに乗ってきて全員のパスポートを調べたが、何も言われなかった。

 帰りのバスでは、国境通過後、スペインの係員がバスに乗ってきてパスポートを調べて、バスを下ろされて、検問所へ。
 検問所ではスタンプが押された。行きも知っている人は、出国印を押してもらいに下りていたのだった。

 ここで初めて、シェンゲン圏外の旅行者は、行きもスタンプを押してもらう必要があったと知った。行きのスタンプを押していないことはとがめられなくてよかった。

 宿に戻ってネット検索して、事情がわかった。

 ミニ国家5つ(バチカン、サンマリノ、モナコ、リヒテンシュタイン、アンドラ)はEUには入っていないが、アンドラ以外の4つはシェンゲンには入っている。でも、アンドラはシェンゲンにも入っていないので、パスポートにスタンプが押されるのだ。

 これでミニ国家5つを全部訪問できた。

 
 
 18時30分、定刻より15分遅れて、バルセロナ・サンツ駅のバスステーションに戻ってきた。

 アンドラでは忙しすぎて、繁華街以外は行けなかったので、最終便の17時15分、アンドラ発のバスで帰ってもよかったかな
夕食
 いったん宿に戻り、20時30分ごろに夕食をとりに外出。宿の近くの路上レストランの1つへ。
 
 ビールは、瓶の「エストレージャ・ガリシア」。ガリシアのア・コルーニャが本拠地のビール。瓶ビールでは、今回の旅でも一番よく見かけた。

 このあと、もう1種、ビールを注文したら、ジョッキで出された。こちらは写真を取り忘れた。
 
 ベーコンコロッケ。
 
 マッシュルームのアヒージョ。

 エビのアヒージョが美味しかった記憶があり、メニューにはエビのほかマッシュルームがあったので注文した。でも、これは失敗。美味しくなかった。

 ビール2種とタパス2種。16.6€(約2750円)。