11日目   テ ル エ ル

 

テルエルへ
 この日はテルエル日帰り。当初の予定では、ハカ日帰りのつもりだったが、鉄道やバスの時刻を調べて検討すると、早朝発、夜遅く帰着になるので、別の機会に、ハカに2泊して、ゆっくり滞在することにして、かわりにテルエルに行くことにした。

 前日スーパーで買ったパン、フルーツの朝食。
 駅の中の宿だが、念のため8時に駅へ。

 8時15分発のテルエル、バレンシア行きMD(中距離列車)に乗車。

 下   ホームで待つ。左上の茶色の部分が宿。
 
 
 7分遅れの表示。実際は10分遅れ。
 
 車内。すいていた。

 下   風力発電用の風車がたくさん見えた。
 
 
 テルエル着。10時47分定刻のところ、20分ほど遅れ、11時15分ごろの到着。

 帰りは14時51分発なのだが、テルエルの観光地もシェスタがあるので、14時には観光を終えなければならない。
 
 テルエルの駅舎。
テルエル散策
 上   駅前から街のほうに進むと、街に上る階段があるが、写真左の黒い部分にあるエレベータも利用できる。

 左   エレベータで階段の上にある街の端まで行った。
 
 まずは、エル・サルバドルの塔へ。

 テルエルには、ムデハル様式のイスラム風の建築が多いのだが、この塔もだ。塔の表面の模様はイスラム風のものだ。
 
 塔の最上部へ上った。鐘は取り外されて展示されていた。

 下   塔を上っていく途中、展示があったのだが、その中にスペイン内戦後の写真もあった。左はエル・サルバドルの塔、右は丘の下から見たテルエルの街。

 テルエルは1937、8年のスペイン内戦でも有数の激戦があったところだという。

 

 
 
 
 街の中心のトリコ広場。
 
 サン・ペドロ教会。

 ここで見たいのは"恋人たちの霊廟"なのだが、聖堂、塔とセットでのガイドツアーでの見学になっていた。
 ”恋人たちの霊廟"。

 13世紀あった恋仲にあった2人の悲劇が由来。
 
 棺の中には遺骨が入っているのが、ガラス越しに見えた。写真に写っている人と同じようにしてのぞいた。

 霊廟では、何もわからないスペイン語による説明に時間をとられた。それで、聖堂と塔も見ることになっていたがパスして教会を出た。そうしないと14時までに、行きたいところを回れなさそうだったから。
 
 カテドラル。塔の側面や正門はイスラム風のムデハル様式。
 
 イスラム風の正門。入場は別のところから。
 
 聖堂内。
 
 県立博物館。

 最上階はイスラム風。

 考古部門と民俗部門の展示があったが、駆け足で回っただけ。
 
 最上階。
 
 カテドラルの上部がよく見えた。
 
 
 
 上左   水道橋のチケット売場についたのは13時40分。係に14時までだと念押しされて入場。

 水道橋は城壁とつながっていて、城壁を少し歩く。

 上右   水道橋のたもと。水の流れるところは15cmほどの幅。

 左   道路をまたぐ水道橋。
 
 
 
 
 上左   14時の寸前にチケット売場を出ると、すぐに入口が閉鎖された。

 駅に戻ると、列車の出発まで時間があり、駅前のバルへ。


 上右   ビールを飲む。「トゥリア」という銘柄で、生産地はバレンシアだった。ここはサラゴサよりもバレンシアのほうが近い街なので、なるほど。


 左   テルエル14時51分発のMDに乗車。10分ほど遅れ。

 
 
 17時1分、サラゴサ着なのだが、15分ほど遅れた。

 駅のカフェで、パンをテイクアウェーして夕食と翌朝食にして、部屋で食べた.。

 
 
 写真に写っているワインとフルーツとプリンは、前日、夕食用にスーパーで買った品の残り。パンは、翌日の朝食用も含めて約15€(約2500円)。