13日目   パンプローナ散策

 

パンプローナ散策
 朝食会場。 

 バルセロナ、サラゴサより気温が低く、前夜は半袖だと寒かったので、この日から長袖。気温は1日通じて、15〜20度。

 スペイン北岸は夏でも涼しいのは、経験済みだが、そのことを思い出した。
 パン類とデザートの簡単な朝食だったが、美味しかった。
 
 朝食後、部屋でグダグダしてしまい、散策に出発したのは11時。

 パンプローナといえば"牛追い祭り"(サン・フェルミン)。"牛追い祭り"の像。
 
 闘牛場。入場はできなかった。
 
 ヘミングウェイの像があった。

 興味深かったのは、ヘミングウェイがパンプローナにやってきて、牛追い祭を見たのが1924年だったということ。ちょうど100年前だ。そして、翌年も見に来て、彼の最初の長編小説「日はまた昇る」が出版された。読んだことはないが、彼がバスク地方を旅した旅行記でもあるというので、見てみたいものだ。
 
 牛追い祭のとき、牛が疾走する道路。かなり狭い道路で、牛が猛スピードで走ってきたら、怖いだろうなと思った。
 
 道路沿いに描かれていた牛追い祭のマンガ。
 
 2024年の牛追い祭のポスター。
 カテドラル。
 祭壇。
 中庭に面した回廊。
 
 市庁舎。
 
 市庁舎のバルコニーからの眺め。
 広場の一角にあった柵。牛追い祭の時、牛がコースをはずれないように設置されているものだろう。
 中央市場にて。青果コーナー。
 
 肉コーナー。
 
 市場の1階入口を入ったところから、地下の売場を見たところ。各売場がブースになっている。

 市場をでたあと、ナバラ美術館があるが、この日は月曜で、月曜休館なので、翌日回しにする。
 
 市庁舎横の坂道を下ったところが、牛追い祭のスタート地点。

 よって、祭の最初は、牛はかなり急な坂道を駆け上がる。市庁舎から先はほぼ平坦。

 牛追い祭の小さな博物館があった。
 
 牛追い祭のポスター。以前のものが多数展示されていた。祭のビデオ上映もあった。
 
 城塞公園。
 公園の案内図。

 城は5稜郭であるが、道路の建設によって一部分がなくなっている。
 
 バスステーション。

 地上部分は小さいが、城塞公園の地下にバスステーションがある。

 翌日、ここからバスに乗るので、下調べのためにやってきた。

 16時に宿に戻り、休憩。
バルめぐり
 21時前にバルめぐりに出発。夕方から雨が降っていたのだが、ちょうどやんでよかった。

 1軒目は、カステーリャ広場の手前にある「ガウチョ」。旅行記を見て知った店で、特に人気のある店のようだ。

 
 店内。

 21時はバルが一番にぎわう時間で、この店でも席を見つけるのに苦労した。
 
 赤ワイン。
 
 バカリャウ(干したら)の煮込み。パンが無料でついてきた。パンは無料の店と有料の店があり、ややこしい。

 タパス4、ワイン2.5、計6.5€。
 サン・ニコラス通りに移動し、2軒目の「ラ・エス・カレリサ」へ。
 
 店内。

 下左   カーニャ。ビールの小をカーニャというようだ。

 下右   パゲットの上にカニカマのマヨネーズあえをのせ、その上に、little eels(うなぎの稚魚の形をしたカニカマのようなもの)がのっている。
 
 タパス3.5、ビール2.3、計5.8€。
 
 
 
 
 
 3軒目は「ラ・マンダラ・デ・ラ・ラモス」。
 
 店内。

 写真ではわかりにくいが、カウンターに並ぶタパスは。客の側とはアクリル板で隔てられている。

 コロナ前の訪問時には、客が好みのタパスを選ぶことができた店もあったが、今はもうない。

 下左   白ワイン。

 下右   カウンターには並んでいないものをメニューから注文。トーストに生ハム、little eels、えびがのっている。

 タパス3.3、ワイン2.5、計5.8€。3軒の合計18.1€(約3000円)。

 店を出たころから雨がまた降ってきた。長袖シャツでも寒く、防寒用のウィンドブレーカーも着た。宿に戻ると22時30分。