15日目   サン・セバスティアンへ

 

ハビエルからサン・セバスティアン
 7時50分に宿をチェックアウト。夕食の支払いは食後すぐにすませていて、鍵を返すだけ。

 バス停に向かう前に、もう一度、ハビエル城を見る。朝方まで強い雨が降っていて、このときはなんとか傘なしで歩けるくらいになっていた。地面が濡れている。
 ハビエル発のバスは8時20分だが、旅行記の中には、バスが早発したという記述のものがあって、8時にバス停に着くようにした。

 8時10分に、バスがバス停そばを通りすぎていった。ハビエルの地元民を、バス停の標識のないところで乗せるためだろう。
 
 バスが戻ってきた。自分を含め3人の客の荷物を入れて出発したのは、定刻5分前。早発は常態化しているのだろう。

 バスは猛スピードで走り、定刻9時5分のところ、8時50分にパンプローナ到着。55qを35分だから、かなりのスピードを出しているはずだ。前日の行きのバスも本来50分のところ、45分で早いと思っていたのだが。
 
 パンプローナからは、9時45分発のサン・セバスティアン行きのバスに乗車。
 
 バス前面の行先表示。
 
 車内。
 
 定刻の11時に到着。サン・セバスティアンのバスステーションも地下にある。写真は、地上に出てきたところ。
 15分歩いて。2泊する「サラゴサホテル」へ。

 あとでわかったのだが、この建物のうち、日本式でいう1〜4階の半分ほどがホテルで、残り半分と上階全部は一般住居だった。入口はホテルとは別にある。
 ホテル入口。

 1つ星で、宿代の高いサン・セバスティアンでは、自分のようなバジェット派にとってはありがたい宿だった。
 
 まだ11時30分だったが、チェックインでき、部屋に行った。

 建物は「ロ」の字型になっているようで、窓の外は、ほかの部屋が見えるだけであり、カーテンは閉めたまま。
 
 窓側から入口側を見る。
街歩きと昼食
 
 上   1時間ほど休んで、街歩きに出発。

 宿からコンチャ海岸へは5分ほど。海岸から右手にはモンテ・ウルグルがある。左は、コンチャ湾で、島が写っている。さらに写真外にはモンテ・イゲルトがある。

 左   公園の向うに市庁舎が見え、その向うにモンテ・ウルグル。頂上にあるのはキリスト像。
 
 上   バル街。昼は営業していない店もそこそこあるが、昼食どきで混雑していた。

 左   2019年にも入ったバル「シリミリ」で昼食をとっていく。
 
 店内。

 下左   白ワイン。

 下右   ピンチョス3種を選ぶ。

 2019年のときは、自分で好きなピンチョスをつまむ方式だったが、コロナ禍を経て、ショーケース内のピンチョスを指さす方式に変わっていた。

 ピンチョス2つは3€、ピンチョス1つと白ワインが3.5€で計13€(約2200円)。
 
 
 
 
 食後は、バル街のすぐ北側にそびえるモンテ・ウルグルに上がる。歩いて上がらねばならない。

 写真はバル街から上りはじめたところ。
 
 歩いて上がらねばならないが、30分ほどで上がれた。コンチャ海岸を見る。街並みはサン・セバスティアン市街。
 
 頂上のキリスト像。

 その下には博物館があり、前回訪問時は中に入った。今回は9月7日から10月中の土日のみ開館との掲示があり、入れなかった。
 
 少し離れたところから、モンテ・イゲルド側をみる。

 写真の外になるが左にコンチャ湾がある。海鳥がやってきたので一緒に撮影。
 
 丘を下り、宿に戻る前に、チーズケーキで有名なバル「ラビーナ」へ。ここも2019年に続き、2回目の訪問。
 
 店内。チーズケーキで有名なのだが、一般のバルメニューもある。

 行ったとき、店内の掃除が行われていて、シェスタかなって思った。このとき、でも、16時を回っていたので、これからシェスタってのも変だし。

 チーズケーキは、プラスティック容器に入れて販売されていた。店内食べている客もプラ容器で食べていたから、やはり一時閉店なのかなぁ。それで、テイクアウェーして、宿で食べることにした。

 1人分2切れで6.5€(約1100円)。

 
 
 
 上   ショーケースの中に並ぶチーズケーキ。

 左   宿に帰ってからいただいたチーズケーキ。
 
 中には、どろっとしたクリ−ムが入っている。

 日本でも一時期"バスチー"が人気だったが、日本の"バスチー"より、かなり柔らかくて甘い。
 
 
 
 
 上左   カテドラル。

 上右   内部。天井がかなり高い。祭壇の後はステンドグラス。

 左   ステンドグラスが美しい。
 
 宿に戻る途中、かつては市場だったところが改装してできたショッピングセンター「fnac」へ。

 ここの地下にあるスーパーで飲物などを買った。
夜もバルめぐり
 
 上   21時に夕食のために外出。

 夜のコンチャ海岸。

 左   この日、3軒目のバル「カサ・ベルサカ」。

 下   店内。
 
 
 上   ウニがあったので、注文。

 左   ビール。
 
 ウニの上にクリームソースがかかっているが、その下は蒸しウニ。

 後はタコのピンチョス。

 ウニ7、タコ3.5、ビール2.5、計13€(約2200円)。
 
 4軒目のバル「カサ・アルカルド」。
 
 店内。
 
 サングリア。
 
 タコの足を焼いたもの、野菜のテンプラマリ合わせ(カリフラワー、赤ピーマン、ズッキーニなど)、バカリャウのコロッケ。

 タコ6.5、野菜テンプラ3.6、コロッケ2.9、サングリア4.5、計17.5€(約2900円)。

 昼、夜合わせて、4軒のバルをめぐり、9品試すことができた(チーズケーキを含む)。

 宿に戻ると22時30分。