18日目   ビ ル バ オ 滞 在

 

グッゲンハイム
 朝食会場へ。
 朝食は1000円しなかったので、つけたのだが、ごく簡単なものだった。当日の場合でも7€。
 
 9時30分に出発し、路面電車でグッゲンハイム美術館に向かった。10時すぎに到着。NYのグッゲンハイムの分館。

 入場前に、外観や屋外展示を見る。外観が特異で見ごたえがある。2013年のスペイン北部の旅で、ビルバオを訪問したときに入館して以来だ。
 チケット売場は数人並んだだけで入場。
 
 屋内からだけ行けるバルコニーの展示物を見る。
 
 企画展で、奈良美智の展示をしていた。現代アート作家として名前は知っていたが、作品は知らなかったので、見られてよかった。

 旅先からした発信のコメントで、弘前出身で、青森県立美術館には、彼の作品が多く展示されているとの情報をもらったので、行ってみようと思う。
 
 目つきの鋭い少女の作品が多いが、笑っていたり、泣いたりしているのもある。

 戦争反対などのメッセージ性のある作品もある。彫刻や小屋もある。どのような作家なのかある程度わかってよかった。
 楕円曲線の鉄板でできた構造物の中を歩く作品。

 米国のリチャード・セラの作品で、鉄板を使った彫刻で知られているらしいが、自分は知らなかった。
 草間彌生の作品のコーナーは20分待ち。行列をつくるんじゃなく、QRコードを読み込んで、予約をすると、別のQRコードが送られてきて、20分ほどしたら、それを見せて入場する仕組みだった。

 4人づつ部屋に入って、全面が鏡の部屋で、光る球がぶら下げてあるのを見る作品だった。
 真っ暗な部屋の中で映画の映写のように光が出ている作品。

 英国のアントニー・マッコールの作品。部屋に入ってすぐは何も見えず、困った。
 館内のバルで昼食をとっていく。店の名前はついていなくて、単にBARと書いてある。
 店内。

 下左   「18/70」という銘柄のビール。ネット検索してみたが、バスク地方の地ビールらしいけど、詳しいことは不明。

 下右   左、ウニクリームのタルト。右、生ハムとボケローネスの酢づけののったピンチョス。

 ピンチョス2つで6.7、ビール3、計9.7€(約1600円)。一般のバルよりやや割高だが、バカ高いわけでもない。
 
 
 
 
 ポピー。

 巨大な犬のオブジェクト。

 グッゲンハイムには、バルも含めて4時間滞在。
街歩き
 
 ビルバオ美術館。

 グレコからセザンヌ、ピカソ、そして現代アートと幅広い展示だった。
 
 彫刻家、エドゥアルド・チリーダはじめ。バスク出身の作家の作品も多くあった。
 
 路面電車で旧市街へ移動。

 まずバスク博物館に向かったが、工事中。

 下左   カテドラル。

 下右   ステンドグラスが美しい。
 
 
 
 
 サン・アントン教会。

 カテドラルと共通券だったので、行ってみた。
 
 祭壇は、写真が掲示してある今まで見たことがないタイプのもの。歴史あるカトリック教会にしては簡素で、モダンな感じがする。
バルめぐり
 18時ごろからバル巡り。前日も行ったヌエバ広場を囲むバル街へ。

 昼食をとったグッゲンハイムの中のバルを1軒目として、この日の2軒目の「ビルバオ」。
 
 店内。まだ早くて、さまざまなピンチョスが並べられているところだった。

 下左   シードル。

 下右   左、パゲットの上にカニカマを乗せ、その上にエビととうがらしをのせてある。右、ホタテとオリーブ、エビ。

 ピンチョス2つで5、シードル2.8、計7.8€(約1300円)。
 
 
 
 
 3軒目は「ソルギンツォロ」。

 
 店内。

 下左   白ワイン。

 下右   左、little eelsのマヨネーズあえの上に白身魚の刺身、その上にイクラ。右、生ハムの上にオムレツ(マッシュルーム、タマネギなど入り)。

 ピンチョス2つで5.3、白ワイン2.4、計7.7€(約1300円)。

 
 
 
 
 4軒目「ビクトル・モンセス」。
 
 店内。

 下左   赤ワイン。

 下右   左、いかの足のからあげ。右、ぎょうさのあんのようなのが入っていた。

  ピンチョス2つで5.8、赤ワイン2、計7.8€(約1300円)。

 路面電車で宿に戻ると20時。