21日目   ア ビ ラ

 

アビラへ
 8時少し前、窓から日の出がきれいに見えた。

 この日は、アビラに日帰りする。アビラへは、プリンチベ・ピオ発の列車で向かう。前日にプリンチベ・ピオ駅も下見にいった。

 下   朝食後、10時前に出発。アトーチャ駅へ。アビラへの切符は、券売機では買えないようで、窓口で買った。窓口では日本のクレカでのタッチ決済ができた。

 発券された切符は、今や見かけなくなってきた横長の切符だ。

 スペインでは、日本のJRみたいに"市内駅"の制度はないようで、この切符でアトーチャ駅の改札は通れなかった。それで。あわててプリンチベ・ピオまでの切符を購入。

 
 
 マドリードのrenfe近郊線の路線図。

 中心部は環状になっているが、よく見ると、山手線のようにぐるぐる回るのではないことがわかる。ある方向から環状線に入り、途中駅止まりになったり、別の方向に抜けていくのだ。乗車するのは山手線などより高難度だ。
 プリンチベ・ピオへ。
 
 プリンチベ・ピオに着いたのは、11時5分発の10分前。

 なんとかサラマンカ行きのMDに乗換えられた。
 
 車内。

 下   15分ほど遅れて、12時50分、アビラ着。
 
アビラ散策
 アビラ駅は天井が高くて、木造だった。

 下   駅舎。2階があるように見えるが、天井が高いだけ。
 
 城門。
 
 城門、城壁に大聖堂がくっついていた。
 大聖堂の正門。

 下左   聖堂内。

 下右   赤い部分が混じっている石材が使われているのが印象的・
 
 
 
 街の真中を通り、反対側へ向かう。

 下   大聖堂とは反対側の城門から外に出た。城壁には、見張りの塔がたくさんあるのがアビラの城壁の特徴。
 
 10分ほど車道を上っていくと「クワトロ・ポステス」と呼ばれる展望台があった。

 下   展望台から見たアビラの城壁。見張りの塔が並んで美しい。
 
 
 
 上   周囲を含めて撮影すると、アビラは小高い丘にあるとわかる。

 左   サンタ・テレサ修道院。

 17世紀にカルメル会の改革を行ったテレザ・デ・ヘススの生家の跡に建てられた修道院。
 
 聖堂内。
 入口から中を覗くようになっていた部屋。テレザの生誕地を再現したものかな。
 
 エンカルナシオン修道院。

 テレザが27年間すごした修道院。
 内部。
 
 プリンチペ・ピオ行きでマドリードに戻る。
夕食
 アトーチャ駅近くの「キャナリー・タパス」で夕食。
 
 店内。
 
 ビールはポテトチップつきだった。
 
 サーロインステーキ。

 サーロインステーキ18.5、ビール5.5、計24€(約4000円)。食後、宿に戻ると21時。