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22日目 考古博、動物園、王宮
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| 考古学博物館 |
朝食後、すぐに考古学博物館に行くつもりだったが、遅れてしまった。9時30分開館に合わせて宿から歩くつもりだったが、出発が遅れたので、歩ける距離だったが、地下鉄で移動した。 写真は本来の玄関だが、今は左手にある坂を下りた地下に玄関がある。 |
地下の入口へ向かう前に、アルタミラの壁画のレプリカを見学。庭に入口があり、博物館のチケットを買わずに入場できる。 |
壁画は天井に描かれているので、見やすくするために床の鏡に¥の画像を見たれるようにしてあった。それでも、何が何やらわかりにくく、かろうじて牛みたいだなってわかった程度。 アルタミラは2013年に訪問したのだが、本物は厳重に閉鎖された中にあり、博物館で見たレプリカは撮影禁止。レプリカをさらに彩色して見やすくしたものが撮影できた。 |
天井に向けて撮影。何となく牛らしいものが描かれている。下 スライド上映されていたものを見る。こちらは彩色されていて見やすかった。 |
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入館。てっきりスペインの考古資料の展示だと思ってたら、メインは古代のエジプト、ギリシャ、ローマの展示がとても多くて予想外だった。 |
また中世、近代のものまで展示されていて、考古学とはいえないような気がした。写真のような古いレジスターまであった。 |
| 動物園 |
続いて動物園へ。最寄のバタン駅は地上にあった。ここから歩いて20分。 |
動物園到着。ここはスペインで唯一、ジャイアントパンダがいる。また、レッサーパンダ、コアラもいるという楽しい動物園だ。ここは、水族館を併設している動物園でもある。 |
ジャイアントパンダ。ガラス越しだが、目の前で見られた。とてもかわいい。 |
美味しそうに竹を食べている。 |
レッサーパンダ。最初は屋根や木の上でお休み中だったが、やがて下の方にきて撮影。 |
近くまでやってきてくれてじっくり見られた。 |
コアラは、一日中のほとんどといっていいくらいよく眠るのだが、しばらく見ている間じゅう、ピクリともしなかった。 |
水族館も行ったが、小さくて、つけたしみたいな感じ。敷地が広いので、戻るのも一苦労。次に行く王宮が16時15分の予約なので、14時に退出。 |
| 王宮 |
地下鉄・オペラで下車して王宮へ。チケット売場には長い列ができていたが、ネット購入しているので、ほとんど並ばずに入場できた。下 広場を歩いて、玄関から入場する。 現在は、国王一家は住んでおらず、儀式に使われるだけだ。 |
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玄関ホール。 |
サロン・デ・コルマス(列柱の間)。シャンデリアが美しかったが、写真では光ってしまいただの電灯にしか見えない。 |
カルロス3世の控室。カルロス3世は、スペイン最盛期の18世紀の王。 控室とはいえ、壁や天井、シャンデリアなどは派手派手。 |
カルロス3世の居室。下左 陶磁器の間。壁に陶磁器が埋め込まれている。天井にも。 下右 陶磁器を拡大。 |
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上 バンケットルーム(宴会場)。左 王家の礼拝堂。 下 廊下を使って現国王・フェリペ5世や王族の写真の展示が行われていて、興味深く見た。 スペインの王政は1931に廃止され共和制になる。1936からの内戦を経て、1938からフランコの独裁。大戦中は枢軸国寄りの中立で、1975にフランコが死去するまで独裁制が続く。フランコが後継に指名したのが、前国王ファン・カルロス1世。王政が復活し、前国王のもとで民主化された。 |
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見学コースの最後の方に、王冠と王杖が展示されていた。 |
王が謁見をする間。これで見学は終わり。2時間近くかかった。 |
最後に別棟の「王室コレクションギャラリー」を見学。ここは2023年6月にできたばかり。王室の所有する絵画、タぺストリーなどが展示されていた。18世紀ごろまでのものが主で自分の興味には合わなかったので、ぶらぶら回った感じ。退出すると18時30分で王宮と合わせ、2時間30分滞在した。 |
| 夕食 |
アトーチャ駅近くで夕食をとろうと地下鉄・オペラへ。10回券を使き切ったので、あとは1回券を買って乗ることにした。カードは前に買った10回券のカードを使いまわす。 1回券を買うのは面倒で、まず行先の駅が何号線かを選ぶ。 |
次に、その号線の駅がずらっと表示されるので下車駅を選ぶのだ。今回の場合は、1号線の「Estacion del Arte」で下車するので、そこを探して購入。 下車駅までの駅数で運賃が違うので、こんなやり方らしい。 |
「Estacion
del Arte」で下車。直訳で"芸術駅"となり、プラドなど美術館の最寄駅なので名付けられた。 |
カフェテリア「プラド」に入店。 |
ここに決めたのは、店頭に手書きの安いメニュー(定食)の看板がたっていたから。前菜とメイン。それにパン、飲物、コーヒーがあるという。前菜がガスパッチョ、メインはシーバスのフリッター、飲物はビールにしよう。 |
店内。 |
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上 最初にパンとビールが運ばれてきたのだが、ビールが小さな普通のコップだったので、思わず、ちっちゃと思った。残念だったが、毎日、ビールやワインを飲んでいるので、"準休肝日"にしよう。左 ガスパッチョ。生野菜にみじん切りが初めから入っていなくて、別になっているのが目新しかった。 |
シーバス(スズキ)のフリッター。 |
デミカップのコーヒーもでた。15.9€(約2700円)。 |
宿に戻る途中、アトーチャ駅のライトアップを見られた。宿に戻ると21時。 |