9日目   フィルストと村の周辺

 

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フィルスト
 朝から晴れてはいるが、山の上のほうは雲がかかっている。朝食後、フィルストに上がるので、ゴンドラ乗場に向かった。
 
 ゴンドラは途中に2駅あるのだが、2つめの駅あたりから霧が覆いはじめ、頂上駅についたときには視界があまりない。
 フィルストからバッハアルプゼーまで片道3kmを往復する計画なのだが、何と閉鎖だった。
 道標もバッハアルプゼー方面は消してある。トレッキングは中止。

 今回、グリンデルワルトで計画していた4つのトレッキングのうち、前日に行ったミューレン以外の3ヶ所は行けなかった。ぜひ、再訪問してリベンジしたい。
 
 下山する前に、クリフウォークという絶壁にとりつけられた遊歩道を歩く。

 歩くのは金属製の網目の入った板の上で、網目の下が見えるので、かなり怖い。
 
 完全に空中に張り出した部分もあるが、怖くても歩いて進むしかない。
 
 最後は空中に張り出したでっぱり。

 本来ならアイガーなどが見えるのだがまったく見えず。

 このあとフィルスト山頂の展望台も行ったが、ほとんど見えず。
グリンデルワルトの村周辺
 ゴンドラで村に戻るとまだ13時前。下は晴れている。

 グリンデルワルトの村の周辺を回るトレッキングコースを歩いてみることにした。まず、中腹に上がる。
 
 中腹の道を歩くと、先ほど乗ったゴンドラの下も通った。

 アイガーもこの瞬間だけだったが、山頂まできれいに見えた。これを見るとグリンデルワルトはアイガーの村なんだなって思う。
 
 アイガーを正面に見ながら、村の中心に下る。
 
 駅や宿のある村の中心を通り、さらに下ると、川に出た。このあたりがアイガーの麓。
 
 4日後の6月16日からランドアートというイベントが行われるようだ。河畔を歩くと、アート作品をあちこちで制作中だった。
 すでに完成していたのも少しあった。
 
 ランドアートのエリアを抜けると、スイスらしい農村の風景が続く。花がたくさん飾られた農家。
 
 牛の放牧もやっている。

 6kmほど歩き、村の中心に戻った。
夕食はまた部屋食
 グリンデルワルト最後の日なので、この日はレストランに行こうと思っていたが、飲物を買いにスーパーに行くと、夕食は部屋食と考えが変わった。

 缶入りの白ワイン。初めて見る。200mlでイタリア製。
 
 左は枝豆とわかめをあえた和風のもの。右はエビフライ。
 
 
 上左   ビール 500ml。

 上右   「フェルトシュロッセン」という銘柄でバーゼル近くに醸造所がある。色違いでいろいろな種類があった。

 左   日清食品のカップ焼きそば。オリジナル味。濃厚なソースで日本の焼きそばとは違う味だが、辛くはなく、甘みを感じる。
 
 見た目は日本の焼きそばと同じ。

 ワイン1.9、ビール 2.2、枝豆わかめ4.9、エビフライ6.9、焼きそば1.9。計17.8CHF(約3200円)。

 

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