10日目   ツェルマットへ

 

ツェルマットへ
 グリンデルワルトともお別れ。天気がすぐれなかった日が多くて残念だったが、また機会があれば再訪問し、歩けなかったコースを歩こう。

 毎日見たアイガーがきれいに見えた。朝食後、10時17分発のインターラーケンオスト行きに乗車。オストには10時54分着、すぐに11時発のICに乗車するので、忙しかった。飛び乗った感じ。
 
 シュピーツに11時22分着。11時36分発のブリーク行きICに乗車。

 シュピーツとフィスプの間はユングフラウ山系をこえるのだが、2000年代になってからレッシュベルクベーストンネルができて、早く移動できるようになったらしい。なんでも34.6kmもあって、青函トンネルより長いという。
長大トンネルを抜けて12時2分にフィスプ着。12時8分発のツェルマット行きに乗車。

 接続が良すぎて、乗換が忙しいし、乗り遅れたり、列車の遅延があると、30分とか1時間とか待たねばならない。
 1時間強かかり、13時14分にツェルマット着。グリンデルワルトから3時間少々かかった。
 
 ツェルマットまでの列車を牽引した機関車だが「マウント富士号」だった。
 
 富士山とマッターホルンは姉妹鉄道30周年らしい。ちょっとわかりにくいが、ここの鉄道と富士急行が姉妹鉄道ということなのだろう。
 
 ツェルマットの駅舎。
 
 ツェルマットの村では写真のような専用の電気自動車が行きかっている。

 自家用車やバスの乗り入れは禁止で、ツェルマットの手前のテーシュで鉄道に乗換えねばならない。そのため、ツェルマットとテーシュの間はシャトル列車が頻発している。
 
 15分ほど歩いて、「ル・プティ・チャームイン」に到着。
 
 14時前だったが、チェックインできて、部屋に入る。涼しいので、冷房がないのはかまわないが、冷蔵庫がないのはつらい。
村を散策
 2時間ほど休憩して、村の散策に出かける。

 まず、日本人橋。橋は普通の橋。かつて、たくさんの日本人がここからマッタ―ホルンを見ていたことから名づけられたらしい。
 
 確かに橋の上からマッターホルンがよく見える。
 マッターホルンは美しい。しばらく見続けた。その間、日本人は1人も見かけず。
 
 メインストリートの南端にあるモーリシャス教会。内部は簡素だったが、カトリック教会。この前がキルヒ広場。ここからもマッターホルンが見える。
 
 マッターホルン博物館。小さな感じだが、地下にかなり大きなミュージアムがある。
 
 マッターホルン登頂や登山家のこと、ツェルマット周辺の農家の生活などの展示。
 
 かつて穀物小屋として使われた高床式の建物。数棟が保存されている。
 
 ネズミ返し。高床式の建物を支える支柱には大きな平らな石が組み込まれていて、ネズミが侵入できないようになっている。
 
 駅前にCOOPのスーパーがあり、最初は飲物だけ買うつもりで入った。

 でも、グリンデルワルトのCOOPでは見かけなかった惣菜や地ビールを見て、部屋食にすることにした。
部屋食
 
 
 上左   ツェルマットビール。

 上右   醸造元はツェルマットで、この地の地ビール。

 左   野菜サラダとチキンティッカマサラ。
 
 
 
 上左   缶ビール 500ml。

 上右   缶のデザインが面白い。醸造元はバーゼルに近いラインフェルデン。

 左   フルーツ。

 ビール 2.85と2、サラダ2.5、マサラ9.95、フルーツ5.5、計22.8CHF(約4050円)。

 

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