14日目  5湖めぐり

 

5湖めぐり
 朝食後、スネガ行きの地下ケーブル乗場に向かった。

 3日前は運転休止だったスネガからロートホルンのゴンドラだが、もし運転されていれば、ロートホルンで展望台に行ったあと、途中駅のブラウヘルトまで下りて、トレッキングをすることにした。ゴンドラが運転休止の場合は、ゴルナグラート鉄道でリッフェルアルプに行きそこからのトレッキング。

 写真は、下の駅で出発前の地下ケーブル。
 
 ゴンドラは、ブラウヘルトまで運転されていて、ブラウヘルト・ロートホルン間は運転停止だった。

 ロートホルンに行くのはあきらめ、ブラウヘルトまで上がって、5湖めぐりトレッキングをすることにした。

 写真はスネガのゴンドラ乗場。
 ゴンドラ内からマッターホルンがきれいに見えた。
 ブラウヘルトからのマッターホルン。

 下   谷をはさんで、前日に行った2つの展望台、ゴルナグラートとパラダイスが見える。ゴルナグラートとパラダイスの間にも谷がある。
 
 
 ロートホルンへのゴンドラ乗場は閉鎖されている。
 
 トレッキング開始。

 正面にモンテローザを見て歩く。モンテローザは4634mで、アルプスで2番目に高く、マッターホルンより高い。モンテローザは1つの峰ではなく、複数の山群をさす。写真の真中の上部はみなモンテローザ。アルプスで1番高いのはモンブラン4810m。
 
 1つ目の湖、ステリゼーに到着。この湖は逆さマッターホルンが見られることでも知られる。さぁ、見られるか、対岸へと歩く。
 
 おっつ、見えた。

 頂上が少しかけてはいるものの逆さマッターホルンが見えた。

 今日の最大の目的を果たし気が楽になった。
 
 ステリゼーの回りでは高山植物も多い。
 
 こんなのも。
 
 2つ目の湖、グリンジゼー。
 
 このあたりも高山植物が多い。
 
 こんなのも。
 
 谷を木の橋で渡る。スネガの側からゴルナグラート鉄道の側に渡った。

 当初は、ガイドブックに記載されていたコースで3つ目の湖のあと、鉄道のリッフェルアルプ駅に向かうつもりだった。でも、コース沿いに"5-seen weg"という表示がいたるところにあり、気が変わった。楽なのはリッフェルアルプに向かうほうで、上りが増えてやや大変になるが。

 seenという案内で、ここでも「湖」としたが、実質は池。
 
 右上のブラウヘルトからのスキー用ゴンドラの下を通る。これだけ下がってきたのかと。でも、左上にはスネガが見え、そこにはまた上がらねばならない。

 写真の上のほうは草原、下のほうは森林でちょうど森林限界のあたり。
 
 3つ目の湖、グリュンゼー。確かに水は緑色をしている。

 ここに来るには、水も流れるようなところを上がらねばならなかった。それに、せっかく下ってきたのに50mほど上がったし。
 
 4つ目の湖、モシェゼ―。美瑛の青い池のような色をしている。流れ込む水の関係かな。それにこの湖は人工湖のような感じだった。
 
 5つ目の湖、ライゼー。3日前にも来たので2回目。今回は前回は行かなかった反対側からやってきた。
 
 ライゼーから斜行エレベータによる"ラ―ゼ―シャトル"に乗って上に上がった。上がったところが地下ケーブルの駅。

 ここでコース終了。800m下って、400m上がる感じ。4時間かかった、
 
 なかなか面白い乗り物で無料だった。

 この後、地下ケーブルで村へ。宿に戻った。
夕食
 夕食はメインストリートに面したホテル兼業の「デルビー」へ。
 
 道路に面したテラス席へ。
 
 ビールはカルディナル5dl。
 
 本日のメニューから、前菜を抜いて注文。

 シュパーゲル(アスパラガス)のスープ。
 
 サラダ。サラダはビュッフェコーナーから自由にとってくる。
 
 「RIZカシミール(カシミールご飯)」。

 インド風の名前だが、スイスで考案されたスイス料理。チキンの煮込みがご飯の上に乗っているが全く辛くない。色素でカレーの色を出しているだけ。日本のお子様カレーみたい。

 ご飯には、マンゴー、パイナップル、小さなぶどうなどが混じっている。炊いた後にまぜたのだろう。
 
 デザート。

 メニューで前菜抜き46、ビール8. 6、計54.6CHF(約9800円)。

 満腹になって宿に戻る。

 

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